葛飾区細田3丁目にある「細田神社」に参拝しました。
ここ細田は、昔、「曲金新田」と呼ばれる地域でした。江戸時代に「細田村」と改名したそうです。「新田」というくらいなので田んぼだらけだったのかと思いましたが、茄子が特産品で養鶏も盛んだったそうです。
細田神社で参拝
鳥居を抜けて境内はお祭りをするのにちょうど良い広さがあります。
今でも町の鎮守さまという感じです。
社殿は木々に囲まれ良い感じを出しています。
ここの神社に祀られているのは、「宇賀之御魂命」。稲荷神社ということです。
豊作を祈って、村の方たちが参拝されてたんでしょう。いまは、すっかり住宅街になってしまいましたが。
拝殿は木彫りの細工がされていて竜と狛犬が描かれています。
この神社も賽銭泥棒がでるらしく、防犯カメラで撮られた犯人の写真が賽銭箱に張られています。
狛犬は狐のように細身の体をしています。
いたずら防止なのか、貴重なものなのか、全身フェンスで覆われています。
宮司さんが常駐している雰囲気はないのですが、境内にはおみくじが結ばれていました。初詣の時期に、おみくじが売られているのでしょうか。
絵馬もありました。
帰宅後調べてみるとホームページがある神社だったので、どこかに宮司さんがいらしたのかもしれません。
おまけは、キャベツとバス停
鳥居の横に看板があったので、神社の由緒が書かれているのかと思いましたが、JA(葛飾農業協同組合)が設置した「キャベツ(中野甘藍)」の説明文でした。
この品種が生まれたのが、明治時代の細田村。村内の農家に栽培が広がった後、全国でも生産されるようになりました。夏にキャベツが食べられるのは、この品種ができたからと言っても過言じゃないと思います。
近くのバス停は「稲荷神社」という表記です。
車がバンバン通りますが、車道側に飛び出した細い歩道部分でバスを待たないといけません。
ゴミだらけだし、何とかしてほしいなぁ。