立石(東京都葛飾区)と奥戸の神社を散策してきました。
奥戸橋
奥戸橋を渡って立石に入ります。人は階段で橋の上まで登りますが、車道は妙に急勾配です。電動アシスト付き自転車に乗ったヤンママが軽々と登っていきましたが、普通の自転車はきつそうです。
大きくカーブを描く中川。
橋の上からの眺めも気持ち良い。
立石熊野神社 (葛飾区立石8丁目)
立石熊野神社の所在地:葛飾区立石8丁目44−31
橋を渡って少し行った右側に立石熊野神社はありました。
かなり立派な神社です。そして、立石熊野神社のホームページが超クール。ドローンによる上空から撮影された動画が見どころです。
神社の門を入って直ぐ横に遊具のある公園。子供たちが遊んでいました。
神社の奥には、神社が経営する幼稚園。こちらも園児たちが楽しそうに園庭で遊んでいました。
牛です。みんなに撫でられて顔が「ピカピカ」です。
葛飾区内で最も古い神社だそうです。その歴史は千年以上と言うから驚きです。
都内で唯一の安倍晴明公ゆかりの神社だそうです。正直「安倍晴明」のこと知りませんでした。平安時代の最も有名な陰陽師だそうです。
この神社の敷地は上空から見ると五角形。古来から陰陽道の結界で守られていました。
右側の狛犬は毬を手にした「玉取り」。運気がよく転がるという「家運隆盛」の願い。
左側の狛犬は子犬をあやす「子取り」。「子孫繁栄」の願い。
境内にある「浅間社」
「浅間社」に登ってきました。「一山講」って書かれてます。
こちらの浅間社は、「富士山信仰」「浅間山信仰」どっちなのかな。
立石様 (葛飾区立石8丁目)
立石様の所在地:葛飾区立石8丁目37-17
熊野神社で遊んでいた子供たちが、「立石様に行こうぜ」といって一斉に自転車で移動し始めました。
「立石様」も児童公園が併設された、というか児童公園がメインの場所にありました。
妙に低い「一の鳥居」。私が屈まずギリギリ通れる高さです。
「二の鳥居」
屈むというより、ひざまづく感じなら下をくぐれそうな鳥居。その先に「立石様」があります。子供たちの手前、ひざまづけないので、横に回ります。
ちょっぴり頭を出しているのが、「立石様」
巨石が埋まっているらしいが、どんだけ大きいのかは、ここからは判らない。
立石の説明が書かれた看板が横にあります。
実は立石様には別の名前があります。それは、立石稲荷神社。
ということで、当サイトでも神社一覧の中に含めることにしました。
とげぬき地蔵
中川の近くにあった「とげぬき地蔵」。とげぬき地蔵保存会ののぼりが建っていたので気が付きました。
こんなところに何でという思いで横目に見ながら通過。
明治のころの地図を見ていると、このあたりから立石熊野神社の参道があった様子。
つまり、このあたりの川沿いに旧道があり、旧道沿いにお地蔵さん、参道、立石様が並んでいました。
奥戸天祖神社 (葛飾区奥戸2丁目)
奥戸天祖神社の所在地:葛飾区奥戸2丁目35−16
奥戸に戻って、奥戸天祖神社に寄っていきます。
東の門から入場。正面に見えるのは、奥戸天祖神社の拝殿ではなくて本殿です。
狛犬は子犬を踏みつける「子孫繁栄」祈願
左側も同じく、狛犬が子犬を踏みつける「子孫繁栄」祈願
奥戸村の鎮守さまだったようですが、それだけだと、ここまで立派な社殿は建てられない気がします。遠方からも参拝客が来るのでしょう。
このしめ縄が有名。大しめ縄。
毬を踏みつける狛犬。「家運隆盛」
子犬を踏みつける狛犬。「子孫繁栄」
力石。裏表合わせて13個並んでいます。
勝負に勝った人の名前が入っていますが、実際に、ここの境内で力比べが行われたのでしょうか。
江戸川区や葛飾区の神社で良く力石を見かけます。神社での人気イベントだったんだろうな。
正面の鳥居。こっちから入った方が気分が盛り上がったな。
鳥居をくぐると拝殿が右斜め前に現れる。
荘厳さを感じるには、絶対こっち。次回、奥戸天祖神社に参拝する時はここから入ろう。