江戸川区平井にあるマイナーな神社を巡る旅です。
ハッキリ言って、マニアックな人向けのツアー。神社で何かをお願いしようという方には向かないと思います。
平井2丁目の稲荷社を探して
平井2丁目10-7に稲荷社があるという噂を聞いて、現地を探索。
結論から言うと、稲荷湯という銭湯はありましたが、該当する住所で稲荷社を見つけることはできなかった。
最勝寺(目黄不動)の最勝稲荷神社
最勝寺(目黄不動)の所在地:江戸川区平井1丁目25-32
お寺の境内に稲荷神社があるパターンです。
想像の斜め上を行く感じもするが、お寺の中に神社のパターンは時々ある。神仏分離の時は、どうしていたのだろうか。
仁王門です。良い感じの仁王が睨みを利かせています。
周囲に高い建物が無いので、気持ちいいくらいの風景です。
こちらのお寺さんは、大正2年に本所表町から移転。
開山は、貞観2年(860年)というから驚きです。
山門の右奥にありました。立派なお寺さんの中にある稲荷社だけに綺麗にされています。
まあ、それ以上の情報が分からないというのもあります。
平井6丁目の謎の神社(祠)
謎の神社の所在地:江戸川区平井6丁目64-8
鉄の扉の向こうにある。入れないので、祠の中を覗き見ることもできません。
複数枚撮った写真を拡大表示しながら何か写っていないかと確認したが、祠の中に狛狐はいなかった。
こういう状態なので、個人持ちの神社だと思うが、何一つ分からない。
左隣にアパートと駐車場があるが、そこの地主の屋敷神かも。
笠間稲荷神社
笠間稲荷神社の所在地:江戸川区平井6丁目70
ヨシヤコーポレーションという産廃物運送会社の店頭にある。
この会社の守り神なのだろうか。
googleマップでは、ビックリすることに「笠門稲荷」と誤記になっている。
祠のところに、笠間稲荷のお神札が飾ってある。
平井6丁目の謎の稲荷社
謎の稲荷社の所在地:江戸川区平井6丁目63
笠門稲荷神社の近くにあるが、住所を頼りに探すしかないような細い路地裏に場所にある。
祠の中を覗くと、狛狐が並んでいるので、稲荷神社と判断できた。
キレイにされています。
このお稲荷さんに通じる道は明らかに私道。入り口の感じから「来るものは拒まず」と感じたので参拝させていただいた。
個人持ちというより、地域の方が通りすがりに手を合わせる感じの稲荷神社です。
安養寺の弁天堂
安養寺の所在地:江戸川区平井6丁目53-1
祠にガラスが張られ、その中に弁天様がいるようだ。
遠すぎる上、ガラスが反射して何一つ見えやしない。
弁天通り商店街という、ちょっとした商店街まであるのに参拝客は...めったになさそうだ。
昔は大挙して参拝客が訪れたらしいが。
安養寺には富士塚もあるのですが、「安全のため」という理由で、許可のないものの境内への立ち入りを禁じています。神社が山門の外にあって良かったという感じ。
庚申堂
庚申堂の所在地:江戸川区平井7丁目31-7
荒木稲荷神社に向かう途中で見つけた庚申堂。
古そうな石仏があった。
残念ながら、これも他に情報がないので「へー」とか「ほー」とか言いながら通り過ぎるだけです。
荒木稲荷大明神
荒木稲荷大明神の所在地:江戸川区平井7丁目11-13
この稲荷神社もgoogleマップを頼りにして歩かないと辿り着けない感じの場所にあります。
荒木稲荷大明神は、アパートの横にあった。
中に石碑が建っていて、昭和41年(1966年)の建立であることが分かる。
右隣のアパートは、1980年建設なので、アパートの方が後から出来たことまで分かっている。
年代的には、畑ではなく家や工場が立ち並ぶ時代だったので、商売繁盛か屋敷神のどちらかという感じか?
社殿の傷みが激しいのか、ゴミ袋でカバーがしてあった。
ゴミ袋とはいえ誰かが管理しているのは間違いなさそう。