錦糸町から歩き始めて両国で観光、最後は築地本願寺

築地本願寺に行くついでに、錦糸町から歩き始めて両国で観光してきました。

鎮守稲荷大明神

鎮守稲荷大明神
鎮守稲荷大明神

錦糸町駅に近い場所にある、稲荷神社です。最近建替えられたようで綺麗です。
いつの頃からあるのかは不明ですが、明治の時代は、ここは「本所駅」の駅前でした。
その頃の地図を見ると、この場所には中学校があり校庭が広がっていました。
大正時代に「本所駅」は「錦糸町駅」と名称が変更となります。
総武快速が開業し乗換駅になった頃に、現在の位置へと駅は移転しました。その後、商売繁盛を願って出来た神社ではないでしょうか。

元徳稲荷神社

元徳稲荷神社
元徳稲荷神社

墨田区立川にある神社です。
小さな神社ですが、三之橋を渡って直ぐの場所なので判りやすいと思います。
看板によると、腫物に苦しめられたときに参拝すると良いとのこと。
神社の名称は、「元は徳右衛門邸にあった稲荷神社」から付けたとあります。

野見宿禰神社(のみのすくねじんじゃ)

野見宿禰神社
野見宿禰神社

門が閉まっていて、一般の人は入れないようになっています。
門柱のところに「大日本相撲協会」と書かれていることからも判りますが、相撲に関係する神社です。境内に看板が建っているので、以前は中に入れたかもしれません。
神社の北側に墨田区が建てた説明書きの看板があり、相撲の神様「野見宿禰」が祀られていると書かれています。

すみだ北斎美術館

すみだ北斎美術館
すみだ北斎美術館

野見宿禰神社の隣にあります。
葛飾北斎の絵が見られます。ほとんどがレプリカですが、雰囲気は充分感じることができます。あと、アトリエを復元した妙にリアルな部屋があります。
今日は、先を急ぐので寄りません。

榛稲荷神社

榛稲荷神社
榛稲荷神社

小さな目立たない神社ですが、看板が2つ建っています。
ひとつめは、「葛飾北斎住居跡」
ふたつめは、「榛馬場跡(はんのき ばばあと)」
看板の説明によれば、馬場の傍らに、この神社がありました。葛飾北斎の住居は神社の脇にあったそうです。
「すみだ北斎美術館」にある妙にリアルなアトリエを思い出します。

旧安田庭園

旧安田庭園からスカイツリーを望む
旧安田庭園

東京都指定名勝です。
一歩中に入ると別世界が広がっています。
スカイツリーやビルが周辺にあっても、それも風景の一部として自然に取り込まれている感じがします。

回向院

回向院 山門
回向院 山門

前から気にはなっていたのですが、門を入るのは初めてです。
門の向こうには、妙に近代的な本堂が見えますが、本堂の中に入る勇気がでません。
見たいのは、鼠小僧のお墓なんですが。
何か分からないですが、お寺さんって入り難い感じがしてしょうがない。

回向院 力塚
回向院 力塚

ここは、国技館があった場所。国技館ができる前は、このお寺の境内にあった掛け小屋で年2回興行されていました。この「力塚」は、歴代相撲年寄を供養するため建てられました。

吉良邸跡

吉良邸跡
吉良邸跡

本所松坂町公園という形で整備されています。
写真のような銅像や稲荷神社など、いろいろなものがあります。

飯澄稲荷

飯澄稲荷
飯澄稲荷

吉良邸跡の前にある稲荷神社です。
由緒不明ですが、いつきても綺麗にされているので、どなたか管理されている方がいます。
googleのストリートビューで見ると、以前は、ここの境内に看板が建っていたようです。
それが残っていれば、何か分かったかもしれません。残念です。

江島杉山神社

江島杉山神社
江島杉山神社

江の島弁財天と杉山和一総検校を祀る神社です。
ひっきりなしに参拝客が来られていました。ここは中年の女性が圧倒的に多い印象です。

どこに行っても、男性よりも女性の方が熱心に手を合わせている気がします。気のせいでしょうか。

岩屋入り口
岩屋入り口

江の島の岩屋を模したと言われる。
規模は、ちっちゃいが結構楽しめました。

岩屋の奥にあったもの
岩屋の奥にあったもの

岩屋の奥にあるもの。

ここまでで、1万歩ちょっと。
観光はここまで、築地本願寺に向かって、急ぎ足で歩き始めます。

墨田区の限られたエリアですが、いくつかの神社を巡りました。江戸川区や葛飾区の神社と違い、村の鎮守さまには出会いませんでした。

築地本願寺

築地本願寺 本堂
築地本願寺 本堂

いつきても、この建物の美しさに目を引かれます。
今日は特に空の青さが建物を引き立ててます。
所用を済ませた後、本堂でお参りしていきます。
併設の「Tsumugi」でお茶をしたいところですが、今日は寄り道しないで帰ります。

〆に有楽町の駅まで歩いて、2万歩ちょいの歩き旅でした。