船宿あみ弁の所在地:東京都江戸川区江戸川4丁目20−8
江戸川区江戸川4丁目にある船宿あみ弁の前に、庚申塔があります。
「青面金剛」と彫られた文字塔で、左右の側面が道標になっています。
庚申塔を見回しますが、紀年銘は入っていません。
年代不明の庚申塔ですが、江戸期のものとされています。
道標部分を確認する
この場所は、江戸時代は下今井村と呼ばれる地区でした。
今昔マップon the webを見ると、あみ弁の前の道は古くからある集落の中を通る道ということが分かります。
庚申塔の左側面には「左 江戸道」、右側面には「右 行徳道」
道標としての役割を考えると、原位置は、もう少し江戸川寄りと思います。
下今井村の旧家
江戸川区史によると、村の草分け的存在として、大塚氏、塩脇氏、鈴木氏、小島氏の名が記載されています。
このあみ弁が入るビルは、コジママンション、その裏には小島荘もあります。
旧家の屋敷が昔はあったのでしょう。
舟宿あみ弁へのアクセス
都営新宿線 一之江駅から徒歩13分 (1km)