庚申塔の所在地:東京都江戸川区下篠崎町3ー8
篠崎街道を、六斎地蔵尊から40m南に進んだ場所に、赤い鳥居と赤いフェンスに囲まれた場所があります。赤いフェンスの中には、石祠とお地蔵さんが鎮座しています。
実は、このお地蔵さんが庚申塔になっています。
地蔵菩薩がある場所
下の写真で説明すると、鳥居の向こう側を左右に走っているのが篠崎街道。
六斎地蔵尊から歩いてくると、写真の右方向から左方向に進んで行くことになります。
フェンスの中は、ブロック塀で仕切られ、左側に石祠、右側に地蔵菩薩が置かれています。
地蔵菩薩の庚申塔を拝見
刻まれた文字は「奉造立庚申供養」「宝永六己丑八月廿一日」(「廿一」は「廿二」にも見える)
日にちの部分は、是非、ご自身の目で確認してみてください。
宝永6年(1709年)の庚申塔です。
石祠を拝見
御祭神を示すものもなく、詳細が全く分かりません。
赤い鳥居に赤いフェンスから連想するのは、お稲荷さん。
但し、石祠の前に蝋燭立てが2つあるので、仏式のようです。
下篠崎町会のホームページで、水神様の例祭が7月に行われていることを知った。
この石祠は水神なのだろうか。例祭では水難事故防止の祈願が行われるそうだ。
庚申塔へのアクセス
都営新宿線 篠崎駅から徒歩16分 (1.2km)
都営新宿線 篠崎駅から瑞江駅(一之江駅)行きバス。新町商店街入口下車、徒歩1分