法養寺(ひかり幼稚園)にある庚申塔のような阿弥陀如来像

松江ひかり幼稚園の所在地:東京都江戸川区西一之江3丁目33−12

江戸川区西一之江にある法養寺に庚申塔があるという情報を頼りに、訪問してきました。
法養寺は、摂取山 光照院 法養寺と号する浄土宗のお寺さんです。別名は、こども寺。
寺に隣接するように「ひかり幼稚園」があります。

法養寺
法養寺

平日の昼前に訪問しましたが、園庭で遊ぶ子供たちや、お寺の境内で迎えに来た母親と遊ぶ子供までいて、その楽しそうな姿を見て元気をもらいました。
唯、不審者として通報されないか、妙に不安でしたが。

庚申塔がある場所

法養寺の墓地も含め境内を一回り、噂通り境内には庚申塔はありません。

寺を出て、ひかり幼稚園に向かいます。
ひかり幼稚園入口の右側、外構部分に、2体の石仏があります。

法養寺(ひかり幼稚園)の庚申塔
法養寺(ひかり幼稚園)の庚申塔

地蔵菩薩と阿弥陀如来の2体の内、左側の阿弥陀如来が庚申塔らしいのですが...

阿弥陀如来を観察する

阿弥陀如来の台座に、「庚申講中」の文字が確認できます。(劣化により、庚と中の字が判読し辛いです)
実は手元の資料では、寛延3年の庚申塔があることになっています。
更にその像容は青面金剛像だと言います。どうなっているのでしょうか。

法養寺(ひかり幼稚園)の庚申塔
法養寺(ひかり幼稚園)の庚申塔

阿弥陀如来像には、紀年銘はありません。また、庚申講のために造立したとも書かれていません。

上に載っているのが阿弥陀如来じゃなくて猿田彦大神なら、「庚申講中」だけで十分なのですが、この場合、庚申塔と認定されるのでしょうか。

少し不安だったので、本サイトでは、「庚申塔のような阿弥陀如来像」と表記しておきます。

松江ひかり幼稚園へのアクセス