善通寺の所在地:東京都江戸川区平井1丁目25−38
平井の善通寺は、浄土真宗本願寺派のお寺さんです。
昭和36年に造られた本堂は、かなり変わったデザインをしていて印象的。どことなく、築地本願寺を模しているように感じるのは...
善通寺には、江戸川区登録有形文化財の阿弥陀如来像庚申塔があります。
![善通寺](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_20210412_114047.jpg)
真光山 明証院 善通寺と号し、康正年間(1455~1457年)の創建といいます。
寺は何度か移転をしていて、
小松川 → 五分一(第4世の頃) → 東小松川(慶長元年:1596年~) → 現在地(大正4年~)
となっています。
庚申塔がある場所
本堂横を墓地の方に向かうと、無縁塔(無量苑)があります。
無縁塔の一番高いところにある阿弥陀如来像が庚申塔です。
東の空を見上げることになるので、その方向に太陽が出ている時間帯を避けるのが宜しいと思います。
![善通寺の無縁塔](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_20210412_114239.jpg)
阿弥陀如来像庚申塔
阿弥陀如来像の右側に「庚申結衆」の文字があります。文字も大きめなので、肉眼で確認できます。
これで、庚申信仰のための石造物と確認できました。
![善通寺の庚申塔](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_20210412_114349.jpg)
阿弥陀如来像の左側に紀年銘が入っていますが、肉眼での確認は難しく、カメラで撮影して確認することになります。
刻まれた文字は「寛文七丁未●」「十一月一日」(●は判別不能)
下部に奉納者らしきものがある(数字と氏名らしい)が、判読は困難。
寛文7年(1667年)の庚申塔です。
善通寺へのアクセス
JR総武線 平井駅から徒歩12分 (1.0km)