光福寺の所在地:東京都江戸川区松島1丁目9−24
江戸川区松島にある光福寺は、緑豊かなお寺さんです。
見どころは庚申塔だけではありません。山門に施された虎の彫り物は一見の価値ありです。
素晴らしい雰囲気のお寺さんなので、庚申塔をみるだけでなく、お寺の雰囲気を楽しんでいくのが良いと思います。
山門では、是非、上を見上げてください。
「長松山」の額のところに、色彩豊かな木彫りの絵が迎えてくれます。
竹林で遊ぶ、2頭の虎の子供という感じでしょうか。
光福寺は、新義真言宗のお寺で、長松山 延命院 光福寺と号し、天文元年(1532年)に開山したといいます。「五分一不動尊」または「いちょう寺」という通称で呼ばれているそうです。
訪問した4月は、本堂に続く参道に牡丹の花やサツキの花が咲いていました。
庚申塔は、参道の左側、石造物が並び、休憩用のベンチがある近くにあります。
庚申塔を拝見する
六臂の青面金剛が邪鬼を踏みつけています。
第1手は、ショケラと宝剣。
邪鬼の下に三猿の良くある構図でした。
右側面の文字を確認します。
判読できるのは「造立青面金剛」(正確には「奉造立青面金剛」だそうです)
左側面を確認します。
「延亨三丙寅天九月廿七日」
延亨3年(1746年)の庚申塔でした。
光福寺へのアクセス
JR総武線 新小岩駅から徒歩21分 (1.6km)