平井7丁目の庚申堂

庚申堂の所在地:東京都江戸川区平井7丁目31−7

平井7丁目の住宅街の中を歩いて行くと、庚申堂があります。
庚申堂の中には、1基の庚申塔が納められています。
その庚申塔は、参拝者に撫でられ続けた結果、摩滅が進んでいました。

平井7丁目の庚申堂
平井7丁目の庚申堂

庚申塔を観察する

六臂の青面金剛が合掌し、邪鬼を踏みつける構図の庚申塔です。
三猿は、一番下の台座に刻まれていますが、置物の三猿やシーサーまで置かれていました。
良く見ると、第2手の右手に宝輪、左手に三叉戟を持っています。(一般的なものと逆)

平井7丁目の庚申堂
平井7丁目の庚申堂

撫でられ続けてきた結果、青面金剛の顔と邪鬼のお尻がツルツル。

次に、文字が彫られていないか見ていきます。

正面右側に、いくつかの文字を発見。
「奉供養」「二世安樂」
正面左側下部に年号のようなものがありますが、「月」以外は判読できません。(年の部分は欠損、日にちは榊も邪魔をして)

一応、左右の側面にスマートフォンを差し入れて撮影してみましたが、何も刻まれていませんでした。

平井7丁目の庚申塔は、年代不明のものでした。

庚申堂へのアクセス

JR総武線 平井駅から徒歩13分 (1.0km)