江戸川区東葛西にある桑川神社横の庚申塔

桑川神社の所在地:東京都江戸川区東葛西1丁目23−19

江戸川区東葛西にある桑川神社は、旧桑川村の鎮守で昔は大六天といっていました。
桑川神社の横に祠があり、庚申塔が1基あります。今回は、この庚申塔を拝見させていただきます。

桑川神社
桑川神社

庚申塔は、やや分かり辛い場所にあります。
参道を進んでしまうと、その存在に気が付けません。
外構に沿って、右側横に進みます。

庚申塔を拝見する

コンクリートブロックの丈夫な祠の中に青面金剛の庚申塔があります。
神社に祀られているので、注連縄が祠に張られていました。

桑川神社の庚申塔
桑川神社の庚申塔

六臂の青面金剛がショケラと宝剣を持っています。
第2手と第3手の持ち物は、法輪、三叉戟、弓と矢。
青面金剛の上部には日月、足元に二鶏が描かれています。

桑川神社横の庚申塔
桑川神社横の庚申塔

青面金剛は、邪鬼を踏みつけています。
邪鬼の下に三猿が描かれ、台石に「村講中」の文字があります。

桑川神社横の庚申塔
桑川神社横の庚申塔

板面及び側面に文字が刻まれていないため、紀年銘がどこにもありません。
ネットで調べると、台石に紀年銘が入っているそうです。

手元の資料によれば、寛政5年(1793年)の庚申塔だそうです。

桑川神社へのアクセス

東京メトロ東西線 葛西駅から徒歩13分 (1km)