庚申祠の所在地：東京都江戸川区東小松川２丁目９
小松川境川親水公園の横にある祠に、青面金剛像(庚申塔)が祀られています。
公道には面し誰でも参拝できるようになっていますが、多分、個人持ちの庚申塔です。
道路からやや距離がある場所に、庚申堂があります。
祠の中を見させていただくため、身体を伸ばしとカメラを祠に近づけましたが、この場所は私有地ということだけは忘れないように注意します。
祠の中には、「庚申」と書かれた提灯、綺麗なお花、合掌する青面金剛像の姿が確認できます。
スマートフォンのカメラは、なぜか格子の方にピントが合ってしまい鮮明な写真が撮れません。
持ち物は、三叉戟、法輪、弓と矢と一般的なものでした。
青面金剛は邪鬼を踏みつけています。
ネットの情報によれば、台座部分に三猿が刻まれているそうです。
また、側面に年号があるそうですが、資料によって書かれていることが違います。
「文政三年」と「文政十三年」の２説です。
祠の扉を開け、スマートフォンを側面に突っ込んで撮影すれば済む話ですが、持ち主の許可なしでは無理、諦めました。
近隣には、敷地内に庚申塔があるお宅が２軒あります。
昔は庚申講が盛んだった地区なのでしょうか。
