平井にある逆井庚申塚の庚申塔

逆井庚申塚の所在地:東京都江戸川区平井2丁目1あたりの路傍

京葉道路(国道14号線)の中川新橋交差点近くの路傍に庚申堂があります。
「逆井庚申塚」という石柱が建っていることや、目の前の道が「逆井庚申塚通り」という名称であることからも、地元のランドマークになっていることが伺えます。

逆井庚申塚
逆井庚申塚

庚申塔があるのは、旧 逆井村という集落で、西井堀(用水路)と交差するあたりです。
西井堀があった場所は、道路になり「逆井庚申塚通り」という名になりました。

新編武蔵風土記稿によれば、逆井村は民戸38、東西5町、南北56町の村でした。村内には寶泉院というお寺さんがありましたが、明治の頃には無くなってしまったようです。

庚申塔を観察させていただく

いつ行っても、綺麗な花が飾られています。

庚申塔は修理痕があって、決して良いコンディションとは言えない状態です。
青面金剛像であることが分かる程度の状態で、特に肩から下の像容がハッキリしません。

逆井庚申塚の庚申塔
逆井庚申塚の庚申塔

何もかも分からないので手元の資料に頼ることにします。
2つの資料で、元禄5年(1692年)の庚申塔であると記載がありました。
紀年銘は、左端に書かれていたらしい...(当日撮影した写真を分析した結果、「元」の字、「禄」の字の右半分だけ残し、欠損してます)
ネットの情報によると、「元禄五壬申天」と記載があったらしいです。

三猿があるとの記載もあります。(若しかして台石に三猿が描かれているのでしょうか、屈みこんで見ておけば良かった...)

青面金剛像の左隣にある謎の石造物

下部が大きく欠損した石造物のようですが、何なのかサッパリ分かりません。

逆井庚申塚の謎の石造物
逆井庚申塚の謎の石造物

お堂の中には、塔婆も収められていました。
塔婆には「庚申堂周辺交通安全」といった文字が見られます。今の時代は、いわゆる庚申信仰で手を合わせるというよりも、お地蔵さんに手を合わせるのと同じ感覚で参拝されるようです。

逆井庚申塚へのアクセス

JR総武線 平井駅から徒歩14分 (1.2km)