我が家のガス給湯器は、ガス給湯暖房用熱源機といわれるタイプ。
キッチンや洗面所、バスルームのシャワーにお湯を供給する機能の他、風呂を沸かす(追い焚き機能付き)、ガス浴室暖房乾燥機への高温水の供給という3つの機能があります。
風呂に入ると電気代が掛かる
最初に気付いたのは、Looopでんきが実施した「真冬の節電大作戦」に参加した時。
指定された節電タイムに、節電のためテレビを消し、ネット関連機器の電源を落とし、としていったら、やることが無くなってしまいました。
じゃあ、早いけど風呂に入るかと、お風呂を沸かし、のんびりお風呂タイム。
数日後、電力会社が提供する電気使用量グラフを見ると、節電タイムの消費電力が、ドカンと増えています。「どういうこと?」
更に詳細に見ると、風呂を沸かした時間の消費電力が一番大きく、シャワーや湯船に浸かっている時が二番目。
ガス給湯器の取扱説明書を読む
取扱説明書の仕様の欄に、消費電力(同時使用)で240Wとあります。
同時使用の意味は、キッチンや洗面所・バスルームのシャワーにお湯を供給する、風呂を沸かす(追い焚き機能付き)、ガス浴室暖房乾燥機への高温水の供給を、同時に行ったときの消費電力。
機能別の消費電力は、示されていません。
機能別の消費電力を予測してみた
何とか推測できないかと調べた結果、
シャワーなどにお湯だけ供給する単機能な給湯器:47W
給湯に加え、お風呂を沸かせる(追い焚きあり)給湯器:120W
上記に加え、暖房用温水を供給する給湯器:280W
という製品を見つけます。
単純に計算できないことは分かっていますが、
シャワーを使った時:47W
お風呂を沸かす・追い焚きする時:70W強〜120W
浴室暖房乾燥機を使った時:160W以上
となりそうです。
センサー類で電気を消費することに加え、追い焚きや浴室暖房乾燥機では、水を循環させるためのポンプが動作します。
お風呂に入る時の消費電力が多くなるシーンは
水の循環をするポンプが動作する時に、消費電力が上がるそうです。
つまり、「追い焚き」と「保温」で、消費電力が一番多くなります。
ついで多いのが、お湯張り。
指定された水位まで、お湯を出した後は、お湯を循環させ指定温度まで上げるので。
最後がシャワーですが、こちらは使用時間も関係するので、単純比較が難しい。
水道光熱費を削減する
ネットには、
「お湯張り(自動)で沸かすのと、追い焚きで沸かすのでは、追い焚きのほうがガス代が掛からない。」
と書かれています。
「冬は湯船に残った水の温度が、水道水よりも高いので、ガス代が安くなる」
「5度以上温度差がある時に...」
という理由や条件で、追い焚きのガス代は安いそうですが、電気代を入れたら、どうなるんでしょうね。
筆者らしい水道光熱費の対策をします
お湯張り、追い焚き、両方に有効な方法です。
使うのは、風呂場にある浴室リモコン。
ふろの温度の見直し
ふろの温度設定は、工場出荷時42℃。
37〜39℃が「ぬるい」、40〜43℃が「ふつう」、44℃以上が「あつい」です。
温度設定を1℃下げられないか、季節ごとに変えられないか検討します。
我が家の設定は41℃だったのですが、40℃に変更しました。
次は、風呂の水位設定の見直しです。
工場出荷時の設定は、6(循環アダプターの上20cm)。
我が家の設定は、1(循環アダプターの上10cm)。
設定は1なのですが、湯船が小さいのか循環アダプターの上16cmくらいまで水位があります。あと2cmほど、水位が低くても問題なさそうです。
それにしても、何でこんなに水位が高いのだろう?
もしかして、循環アダプターのフィルターが付いていないせい?
シャワーや台所への給湯温度の設定
工場出荷時の設定は42℃。
我が家の設定は41℃でした。
シャワーの適温は、39〜43℃。
台所では適温が異なり、35〜38℃です。
さて、ここでシャワーの混合栓を確認してみます。
見るのは、温度設定の位置。
何と、39℃と40℃の間にセットされています。
給湯器からは41℃で供給されたのに、水を混ぜて、温度を下げていました。
給湯温度の設定を39℃にセットし直しました。
保温時間をゼロにする
工場出荷時の設定は、4時間。
単身者なので、保温は必要ありませんが、
真冬は、湯船に浸かっているうちにお湯が冷めてしまいます。
寒い思いをしたくないので、季節限定で1時間保温してます。