さよなら固定電話。固定電話を止める手続きは面倒だった

「固定電話を止める」。そう決意したキッカケは、Looopでんきが実施した「真冬の節電大作戦」でした。

指定された節電タイムに、通信プロバイダーが提供するホームゲートウェイやwifiルーターの電源をオフにして、節電をしました。

ホームゲートウェイの電源を落としてしまうと、固定電話も使えなくなります。

固定電話

ネットが使えない不便さがあるものの、電話に関しては、まったく問題ないことに気が付きます。

思い出せば、この1年、掛かってきた電話は、しつこい営業の電話、間違いFAX、選挙の投票先を尋ねるアンケートだけ。

固定電話を止めれば、年間6,600円の節約になります。

「固定電話を解約する。でも面倒くさそうだな」

登録している電話番号を変更する

最初にやったのが、金融機関やクレジット会社など固定電話の番号が登録されている相手のリスト化。

次にやったのが、電話番号変更の手続き。

簡単にできるところから、かなり面倒くさいところまで、色々ありました。
数が多い上、登録情報の変更方法が不明なものも多数

リストに纏めておきます。

状況
住信SBIネット銀行ネットで手続きが完了。SMS認証。
新生銀行ネットで手続きが完了。
PayPay銀行ネットで手続きが完了。
みずほ銀行ネットでの手続きも可能だが面倒くさい。
ATMでは、電話番号変更不可。
窓口で手続きも、時間がかかる。
ゆうちょ銀行ネットでの手続きも可能だが面倒くさい。
ATMで、簡単に手続きができる。
SBI証券ネットで手続きが完了。
楽天カードネットで手続きが完了。
セゾンカードネットで手続きが完了。
VIEWカードネットで手続きが完了。
ファミマTカードネットで手続きが完了。
東京ガス電話番号の登録なし。
大阪ガス携帯の番号を登録済み。
ネットで手続が完了できそうだが詳細不明
東京都水道局届け出不要
Looopでんき携帯の番号を登録済み。
ネットで手続きが完了できそうだ。
エルピオでんき携帯の番号を登録済み。
ネットで手続きが完了できそうだ。
au変更方法が不明なので放置。
(固定電話の解約先)
IIJネットで手続きが完了。
amazonネットで手続きが完了。
楽天市場ネットで手続きが完了。
ヨドバシカメラネットで手続きが完了。
ビックカメラネットで手続きが完了。
○○霊園専用はがきで手続き
お寺さん(お墓がある)変更方法が不明なので放置。
club Panasonic
(家電製品を登録)
ネットで手続きが完了。
リンナイ
(ガス機器の利用者登録)
コールセンターに電話して手続き。
登録証を確認→携帯電話で登録されてた
Tポイント関連認証用電話番号の変更は
ネットと新電話番号での認証
電話番号の変更

一番びっくりしたのは、楽天カードに登録された携帯の番号。

身に覚えのない知らない電話番号が登録されていた。

予想通り、数が多い、IDやパスワードを忘れてるなど、面倒くさかった

実は、まだ、あるのだ。

息子が使っている金融機関にも、変更の届けがいるのだが、離れた場所に住んでいる&息子は面倒なことをしない主義。息子に手続きさせるのは無理と諦めました。

お歳暮やお中元を贈るのに使っているデパート。使うことがなくなった、買い物サイトなど利用頻度が低いところは、必要に応じて変更することにした。

知人、親戚への連絡

知人や親戚からの連絡は、「Line」の一択。

ここ何年も、固定電話に着信はありません。

連絡無しで変更しても、問題なさそうと思ったのですが、義理の親が、いつの間にかLineを止めてました。

さて、どうしよう。
久々に、手紙を書くことにしました。

一応、息子にも固定電話を止めることを伝えます。

驚いたことに、私の携帯電話の番号を聞かれました。
いくら、Line一択だとは言え、5年も知らずにいたなんて...

auで解約手続きをする

auのサイトにログインして、固定電話の解約手続き方法を探します。

ネットで手続が出来そうで、実は出来ないことが分かるまで1時間。

ホームページに記載された電話番号に電話。

固定電話、最後の仕事は「自らの解約」
固定電話、最後の仕事は「自らの解約」

混み合っているというアナウンスがして、待つこと30分。やっと、コールセンターに繋がります。フリーダイヤルでなければ、早々に諦めていたでしょう。

担当者に、ネットのオプションで付けている固定電話を解約したい旨を伝えます。

驚くことに、解約手続きをする部署に転送すると言います。
私の掛けたのは、何をするための電話番号だったのでしょうか。

転送が始まると、30分間聞かされた、あのメロディーが流れ始めます。
今度は1〜2分程で、解約手続きの担当者が出てくれましたが、どれだけ待たされるか分からないのは、本当に辛いです。

「今日を持って解約になること」
「料金は日割り計算になること」
「”現在使われていません”とアナウンスが流れること」
「再契約をしても、同じ電話番号は使えないこと」
を説明されて、解約手続きができました。

ネット契約は残るため、固定電話解約後の連絡先の電話番号を聞かれて、終了。

担当者に繋がってからは、スムーズに手続きが進みましたが、繋がるまでが大変。

私が電話したのは、混雑予想カレンダーでは「比較的混雑していない日」でした。

固定電話を止めるのは、忍耐が必要

今回、経験したことを纏めると、

「とにかく、時間がかかる」の一言。

連絡先が多いこともありますが、

「電話しか受け付けない」、
「実店舗の窓口で手続きする」
というパターンは、手続きに30分以上掛かる覚悟が必要です。

私は、こんな場合でも「良い経験が出来た。記事のネタにできるな」と思うようにしているので、「待たされて切れる」「途中で諦める」ことはありません。

ただ、顔や態度には表しませんが、かなり「イライラ」します。
『良い経験をするためには、忍耐も必要』ということでしょうか。

携帯電話だけになった
携帯電話だけになった

固定電話を解約して最初に変わったのは、auホームゲートウェイのランプ。
電話のランプ色が、赤色になりました。