掃除機のエコ・ボタンはダテじゃなかった。

我が家の掃除機は、東芝のトルネオ ミニ(VC-C6)。

トルネオ ミニ(VC-C6)
トルネオ ミニ(VC-C6)

いままで、掃除機は「強」のボタンを押して使ってきました。

すみっこのゴミまで取れてる感があって、気持ち良かったのですが、消費電力が大きいのが悩み。

Looopでんきがマイページで提供している電力使用量グラフでも、掃除機を使った日と、使ってない日の差が明確。

Looopでんきが実施した「真冬の節電大作戦」に参加していたある日のことです。

掃除機のエコ・ボタンを使ってみた

節電意識が高かったタイミングということもあり、掃除機のエコモード・ボタンを押して、掃除をしました。

ecoモードを活用しよう
ecoモードを活用しよう

するとどうでしょう、電力使用量グラフの消費電力量が大きく変化しています。

大幅に減ったことが、グラフで読み取れます。
ビジュアル化されたことで、腹にストンと落ちました。
これからは「エコモード・ボタン」しか使わないと決意した瞬間です。

実際、どれくらい節電になるのか

素人が、比較試験を行うのは難しいので、メーカーの公表値を使います。

消費電力を比較
「強」で掃除:850W
「ecoモード」で掃除:120W~500W

消費電力量
「強」で掃除した場合に比べ、「ecoモード」は約38%削減

トルネオ ミニの「ecoモード」は
ゴミの量により、自動的に回転数をコントロールする仕掛け。
床からノズルが浮くと、出力を抑える機能がある。

トルネオ ミニ(VC-C6)は、2016年の販売ですが、最新機種(VC-CF30)も同じ性能。
省エネ性に関しては、6年間進歩なしか。

VC-C6に搭載されているか不明ですが、「ダストカップ内のゴミのたまり具合でパワー調整」という機能も → ダストカップのゴミは小まめに捨てた方が良さそう

「強」ボタンは、いつ使うのが正解か

「強」で掃除するのは、毛足の長い絨毯の清掃。

我が家には、毛足の長い絨毯どころか、マットの類もないので、「強」の出番はありません。

もっと節電する方法はないのか

アイドルタイムを作らないように掃除する

ネットで良く見るネタですが、
延長コードを使って、最初から最後まで、掃除機のスイッチを切らずに掃除する」
というのがあります。

理論的には分かるのですが、やるのはNG

掃除機の取扱説明書に、「延長コードは使わないでください」と記載があります。

例えば、日立の掃除機は、掃除の途中でヘッドを一定時間動かさないと、アイドリング・ストップに移行すものもあります。
普通の掃除機を使っている私は、ゴミを吸っていない時間(アイドルタイム)を作らないようにします。

なので、
床の上にできるだけモノを置かない
掃除機をかけ始める前に邪魔なものは移動しておく

ポイント
掃除機のスイッチを入れたら、ゴミを吸っていない時間を作らない。

ゴミを吸わない時間があるなら、スイッチを切るほうがマシ

使わない時はコンセントを抜く

掃除機には、待機電力があります。

東芝のVC-C6で、1W。

プラグが、コンセントに刺さっているだけで消費する電力です。
どう考えても、何のメリットもない消費電力(お金)。
それが年間で1円だとしても、私の大嫌いな無駄金。排除します。

掃除を中断して、別の家事をすることって意外とあると思います。
その時は、コンセントからプラグを抜く習慣を付けましょう。