47都道府県全部観光する(12/47は山形県)
47都道府県全部観光する旅は、予算の関係でポイントを使いまくって山形へ。
えきねっとの「どこかにビューーン」を使って山形旅行に出ます。
往復の新幹線は、JREポイント払いで、ゼロ円。
更にホテルも、クーポンとポイントを使って、ゼロ円にしました。
本来、山形の旅行で予定していた金額は、1泊2日で30,100円。
今年使えるレジャー費の残高からは、25,389円が限界。
Myルールから計算すると、13,600円が山形旅行の上限になります。
熟考の末、山形旅行で使う金額は13,600円を目標に、19,000円をMAXとしました。
現地交通費が掛かること、今年(2023年)最後の1泊旅行なので、超甘いルールに。
事前準備
「どこかにビューーン」の抽選に参加
旅行の出発日を10/15から1泊と決め、21日前の9/24に申し込み。
行き先の候補が、
【いわて沼宮内駅】、【赤湯駅】、【新潟駅】、【雫石駅】
の時に抽選に参加。
申し込みをした当日に、行き先決定の通知がきました。
【新潟】に行く気満々で申し込みをしていたのですが、決定した行き先は【赤湯駅】。
赤湯駅って「どこ?」。「山形駅より手前?後?」「何があるの?」。
ほぼ、パニック!
次に思ったのは、帰りの時間。
赤湯駅21:07発の最終列車が指定されてます。
出発時間まで、赤湯駅で何をすれば良いのだ?
山形県は行ったことがない場所。土地勘ゼロというか「山形と秋田の区別も曖昧」
妙にハードルが高い場所が、行き先になりました。
宿泊先の決定
1人旅だと温泉旅館に泊まりにくい事情と交通の便から、赤湯温泉よりも山形駅前のビジネスホテルの方が良いと判断。
「じゃらん」で宿泊先を探しました。
今回「じゃらん」から予約を行ったのは、セールをしていた上、クーポンや期間限定ポイントなどがあったため。
朝食が美味しそうな、駅近なビジネスホテルを予約。
全額、ポイントで賄ったので支払いはなし。
使った通常ポイントも少なく、かなりお得に予約できました。
綿密な計画を立てるも、出発直前の雨予報に
古刹(立石寺と本山慈恩寺)、山形駅周辺の観光と決め、時刻表などを調べ始めます。
Myルールで、公共の乗り物だけで旅をする、お約束。
今回乗車予定の電車は、JR奥羽本線、JR仙山線、JR左沢線。
時刻表から、本山慈恩寺に行くJR左沢線が「電車の本数が極めて少なく」最難関と判明。
綿密な計画を立て終えたのは、出発の1週間前。
ところが出発の前日に天気予報を確認すると、明日は雨。それも本降りらしい。
急遽、行き先と工程を組み替えます。
「綿密な計画」は崩壊し、「適当な計画」に変更。
それが、全ての始まりだった。
2023/10/15 日曜日 1日目 雨なので米沢を観光する
自宅を出発
7時過ぎに自宅を出発。
朝食は、前日に買っておいたパンで済ませたが、「駅弁」でも良かったかも。
東京駅で、8時8分発の「つばさ127号」に乗車。
気温が低く、ホームで待つ間は震えるほど。昨日とは7℃以上低温。
「つばさ127号」は、乗車率6〜7割という感じでしょうか。
東京の雨は土砂降り。電車の窓ガラスに雨が当たり大きな音を立ててました。
列車が福島に着く頃に、雨音がしなくなります。
福島から山形に向かって進んでいくと、霧がでてきて、幻想的な風景に。
途中駅の米沢で下車する
新幹線の乗車券は赤湯駅までですが、その手前の米沢駅で下車。
最初の予定は、赤湯で下車後、山寺まで各駅停車で向かう計画でした。
山寺のような場所で本降りの雨は大変と判断。
赤湯の手前、米沢で新幹線を降りる作戦に変更。
このときは、良い決断だと思っていました。
米沢で観光する(上杉神社へ)
歩く気満々だったのですが、米沢駅の雨の降り具合を見て思いました。
「歩くとズブ濡れになる、バスで移動しよう」
米沢駅から、右回りの循環バスに乗車。
バスは、平日なのに観光客で満員。
市立病院などに立ち寄ったあと、「上杉神社前」のバス停に到着。
suicaが使えるので、210円をsuica払い。
乗客の殆どが、このバス停で下車。
かなりの時間を掛けて、乗客はバスから降りてきました。
多くの観光客は、バス停前のお土産屋さん(閉店中)で雨宿りしながら、雨具の用意。
自分も、お気に入りの折りたたみ傘を取り出します。
最初に行ったのは、「米沢市上杉博物館」
上杉神社が先か、上杉博物館が先か?一瞬だけ迷いました。
結論は、「上杉博物館が先」
入場料700円を払って、入館。
企画展の内容で、料金が変わるシステムです。
この博物館は、上杉氏ゆかりの城下町・米沢の歴史を学ぶことができるそうです。
雨の日にぴったりの観光スポットです。
ここの展示物の目玉は、国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」。
団体客がいたため、この展示エリアは、妙に混んでいてよく見えません。
結局、団体客が去った後、もう一度展示エリアに戻って、じっくり見直しました。
そうこうしていたので、見学時間は1時間超え。
博物館を出る時に、大事件が発生。
「傘がない!」
博物館の傘立てに置いていた傘が盗まれました。
どうやら犯人は、折りたたみ傘を狙って盗ったようです。
外は、傘がなければズブ濡れになるような雨。
頭に血が昇ってくるのが、分かります。
受付の方にコンビニの場所を聞き、ズブ濡れになってビニール傘を買いに。
500円くらいだろうと思ってレジに出すと、850円と言われた。
ビニール傘も高くなったもんだ...
上杉神社
徒歩で上杉神社へ。
先に上杉神社に来て、厄払いしておけばよかった...
神社は想像していたのと、大分違いました。
雨ということもあって、参拝客も殆いません。
傘があるので、屋外で写真を撮るのも大変。
元々雨の日は好きではないが、“大嫌い”になりそうです。
所要時間3分。
気を取り直して、ランチタイム(米沢らーめん)
事前に調べてあった「お堀端さっぽろ」に徒歩移動。
道を間違えて、店の周りを1周してしまいました。雨降りなのに...
車が通る表通りにあるかと勘違いしたのが原因 → 自分のミス。
店内には先客が2組。
日曜の昼時ですが、混んでいません。
これなら一人客でも、堂々と4人掛けのテーブルで食事ができます。
注文したのは、ラーメンセット900円。
らーめんとライス、豚のから揚げ、漬物のセット。
店の名前は「さっぽろ」ですが、手打ち縮れ麺の「米沢らーめん」
麺の色が黒みを帯びていてびっくりしましたが、米沢らーめんの特徴だそうです。
このお店のラーメンは、麺が多め。
セットにすると食べきれるかなと心配になるくらいです。
縮れ麺に美味しさを感じます。
スープが絡んでというのではなく、麺自体が美味い。
評判通りの美味しさで大満足。
豚のから揚げは、初めて食べましたが、ソースを掛けると、かなり美味い。
ちなみにソースは、ピリ辛。これが、白飯に合うんだ。
漬物も美味い。
ただ、医者から塩分控えめにするよう指導されているので、ラーメンセットの塩分がすごく気になります。
東光の酒蔵を見学
まだ雨が降っていますが、すこし小降りになってきました。
徒歩で、東光の酒蔵に移動します。
まだ、「傘を盗られた」ことを引きずっているので、歩いて気分転換という意味も。
受付で入場料350円を支払い。
酒蔵の見学が、有料だったのは初めて。きっと良い経験が出来るのだろう...
酒樽や酒作りの道具などを15分ほど見学して、売店へ。
「酒蔵見学って全国色々あるけど、そこでしか見れないものって無い」というのが結論
売店には有料試飲コーナーがあります。
自販機でコインを買って、酒の販売機に投入するタイプです。
普段、日本酒を飲まないので、銘柄を見てもピンとくるものがありません。
試飲するか、かなり迷ったが、傘代という余計な出費をしているので、止めた。
試飲代は300〜400円。
諦めるほどの金額ではないことは分かってるが、まだ「引きずっている」感じです。
東光の酒蔵を出て、米沢駅まで歩くことにした。
せっかくなので、米沢駅の周辺を散策してみることにします。
米沢駅から山形駅へ移動
米沢駅の周辺は、駅前に数店の飲食店があるだけ。
宿泊先を山形駅にして正解でした。
米沢駅で47分待ちで奥羽本線の普通列車に乗車。
米沢駅が始発駅なので、47分待ちと言っても車内で座って待てるので楽。
待ち時間用に持参した小説「贖罪(湊かなえ)」を読んで過ごします。
米沢駅は、Suicaが使えない駅。
正確には、新幹線を利用する時だけ使える不思議なシステムになっています。
新幹線に乗ると、山形まで乗車時間は33分、料金は2,150円
普通列車なら、山形まで47分、料金は860円です。
途中の赤湯駅で車内から街の様子を覗います。
ここで乗り降りしないで正解。
どう考えても、時間を潰すことができなそう。
15:15山形駅に到着。かなり都会で安心しました。
予定では、山形県立博物館に行くはずだったのですが、何か体調が変。
山形県立博物館は明日行くことにして、徒歩でホテルに向かいます。
この判断が失敗の元...
今夜のホテル、夕食
今夜の宿は、山形国際ホテル
ホテルの検索条件で、駅から5分以内に絞ったハズなのですが、徒歩6〜7分。
サバを読んで5分以内にしないと、旅行予約サイトの結果に出てこないからね...
山形国際ホテルは、ビジネスホテルですが、宴会場などを備えています。
フロントでチェックインの手続きをしたときに、アクシデントが。
申込時に支払い済なのですが、ホテルの宿泊代を請求されました。
その額は、ちょうどポイントで払った金額。
若い方だったので間違いもあるでしょう。私が怒ったわけでもありません。
”支払い済のはずなので、確認するよう言っただけ”。
その瞬間、両脇にいたベテランスタッフの顔つきが急変。
フロント係が見つめた先の画面には、どんな表示があったのだろう?
今回のお部屋は最上階(12F)の禁煙シングルルーム。
フロア全体が、禁煙なのが良かった。
窓からの眺めも良く、とても得した気分です。
というか、「山形市の美しさ」に魅了されました。
昼間のゴタゴタや、気温の低さや疲れからか、体調が悪化。
2時間ほどホテルの部屋で休んでから、夕食に出かけることにしました。
居酒屋に行く予定だったが、体調不良
夜は居酒屋に行くつもりで色々調べていたのですが、
一番行きたかった居酒屋さんは日曜日は休み(日曜休みの居酒屋さん多い)
2番めのお店は、道に迷ってたどり着けず(道を1本間違えてた)
結局、体調不良もあって、居酒屋は断念。
さっぱりしたものと冷たいビールが飲みたいと、食事処を探して山形の街をウロウロ。
駅弁でも良いかなと思って駅ビルに行くと駅弁は完売。ツイてない。
結局、これっていう店が見つからず、コンビニに。
山形駅が都会で良かった。
おにぎり2つ、ビールと日本酒(出羽桜)を購入。
居酒屋で山形らしいものを食べて豪遊するつもりが、コンビニ飯(892円)になりました。
出羽桜は、多分初めて。かなり甘いお酒でした。
菊水とか甘い日本酒は、ちょっと苦手。
コンビニで売っている日本酒は、甘いのが多い気がする。
山形のおにぎりは美味いのか?
東京で買うおにぎりと何も変わらず。さすがに期待し過ぎか...
夜は、ホテルで
日本酒を、ちびちびやりながら読書。
22時頃には、持参した小説「贖罪(しょくざい)」を読み終えたので、早めに就寝。
が、ホテルの廊下で大声を出す酔っ払いのせいで何度も目を覚まします。
ホテルのせいではありません。大声をだす奴が悪いんです。
一番頭にきたのが、夜中の1時頃、大声だしてた2人組。
それまでの2回は若者の声でしたが、今度は中高年。
きっと、こいつらは明日になったら、ホテルで何を話したか覚えてないのだろうな。
本当にツイてない一日だった。
2023/10/16 月曜日 2日目 山形そばの名店と立石寺
朝食が美味しいホテル。
山形国際ホテルは朝食で選んだので、楽しみにしてました。
朝食会場には6:45ころ到着。混んでなくてよかった。
口コミ通り美味しい朝食で大満足。
一番美味しかったのは、芋煮。
何でお代わりしなかったんだろうって後悔。
ホテルの朝食とは思えないほど手の込んだ料理もあった。
朝食代から考えたら、かなりお得。もっと食べたかったが、流石に腹パン。
締めにカレー。カレーも美味しかった。
腹パンで食べきれるか心配したが、全然問題なし。カレーは別腹。
チェックアウト、山寺駅へ
ホテルのチェックアウト時に、昨日買ったビニール傘を処分してもらうようスタッフにお願いしました。
フロントには、男性(中年)と女性(若い)の2人。
男性(中年)の方が経験豊富そうと依頼しましたが、隣の女性から対応の指示がでてました。
見た目で判断しちゃ駄目だな...
これからは傘のことを忘れて、昨日続いた悪夢の連鎖を止めよう。
山形駅からは、仙山線です。
山形駅も山寺駅もSuica対応の駅。改札は、Suicaを使って入場しました。
9:08発 仙台行きの列車は、観光客と地元客が半々という感じ。
立っている方はいませんが、席はかなり埋まった状態で出発。
山寺駅で、Suica読み取り機にタッチすると引き落とし額は242円。
切符(240円)より2円高いことにびっくり。
月曜日ですが、かなりの数の観光客が降りました。
降りた観光客の半分は、中国語など東アジア圏の言語の国からやってきた方。
欧米系の観光客はいないのが、他の観光地と違うところです。
山寺(立石寺)
立石寺は、別名「山寺」。
山形旅行のメインイベントと言っても良いでしょう。
あの松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠った場所。
駅から数分歩くと、山寺(立石寺)の入り口に辿り着きます。
写真の撮影スポットなのですが、中国系の観光客は、写真を撮り終えた後、その場で談笑がデフォルト。邪魔でしょうがないのですが、中国語を話せない私には、為すすべなし。
楽に参拝できるのは、根本中堂まで。
根本中堂で、「昨日までのツキのない人生が終わる」よう手を合わせます。
賽銭箱に10円玉を投入。
根本中堂を過ぎると、上りの階段が待っています。
入山料は300円。現金払いだけ。
山門(登山口)で支払い。
歩き始めて気付きます。
眼の前に、リュックを背負った若い女性。
息の切れたジジイを置いていくように軽快に登っていきます。
負けるもんか!
この階段は千段以上。
金比羅山(香川県)とどっちがきついと考えながら、奥の院をめざします。
息が切れたので、弥陀洞でちょっと休憩。
若い女性が息も切らさず歩いているのを見て無理をしました。
いつの間にか、山門に到着。
「若いやつには負けん」のいち念で、観光パンフレットに乗る地点に到着。
暑いので、半袖のTシャツ一枚になります。
昨日の寒さが嘘のよう。
狭い通路を上がって、五大塔へ。
風が吹き抜けて気持ち良い場所だった。
気分が悪いのは、写真を取り終えた後も、移動しない外国人たち。
絶対に後ろに行列ができているのを知っているのに、おしゃべりを続ける無神経。
何をしたいのだろう。オーバーツーリズムなのか。
五大塔から歩いて奥の院に。
奥の院で参拝後、
軽快なスピードで下山。
俺は誰と張り合ってるのか...
山寺駅でランチ。蕎麦の名店へ
行くのは蕎麦屋しかないって最初から決めてました。
美味しいと評判のお店をリストアップしてあります。
「瀧不動生蕎麦」「山形蕎麦の焔藏 山寺店」「そば処信敬坊」「美登屋」。
現在の時刻は10:30。どの店も開店時間は11:00です。
4つから選択したのは、「瀧不動生蕎麦」。
10:40に店に到着。まだ暖簾が出てません。
行列はなく、一番乗りしたようです。
暖簾が出てませんが、お店の関係者の方が声を掛けてくれました。
「店を開けられるか聞いてきてあげる」
程なくして、店の奥から女性が顔お出し、店内で待つよう促されます。
こちらも時間前に店内に入れてくれたことのお礼をし、開店時間を待ちます。
そういう心使いが、すごく嬉しい。
注文したのは、寒ざらしそばの「板そば」(新そば)。1,600円也。
田舎そばの板そばは1,260円。ちょっと贅沢しちゃいました。
お店の方に聞くと、板そばは1.5人分だそう。
実物が出てきて気が付きましたが、この量は、東京では二人前。
とにかく、山形は盛りが良いという印象。
味は、「めちゃ美味しい」。
最後に、暖簾の出たお店の前で記念撮影。「ごちそうさまでした」
瀧不動
瀧不動生蕎麦のお隣に「山寺 瀧不動」があります。
読み方は、「たきふどう」で良いのだろうか。
お不動さんの神社版?
看板には「山寺 瀧不動」と書かれているので、お寺さんの神社?
山寺芭蕉記念館
昼食の後は、徒歩で山寺芭蕉記念館に移動。
入館料は400円。現金で支払います。
立石寺の賑わいとは正反対に、客は自分だけ。
じっくり展示品を見ることができました。
山寺芭蕉記念館からは、山寺がよく見えます。
山形駅に戻る
山寺駅で43分待って、電車に乗りました。
行きの時はSuicaでしたが、帰りは紙の切符を使用。
240円で乗車できました。
(冷静になって考えると、モバイルSuicaで乗車ポイント貰ったほうが得でした)
山形駅に戻ってきたのは、13時半。
山形駅周辺の観光スポットを徒歩で巡る
何と言っても、帰りの新幹線は、最終列車です。
時間がたっぷりあるので、徒歩で移動します。
最初の目的地は、霞城公園。
霞城公園では、国指定史跡「山形城跡」と県立博物館を見学予定です。
山形城跡
霞城公園に到着。
山形城の痕跡を求めて公園内をウロウロします。
二の丸東大手門は内部が公開されてました。
山形城に関する資料が展示されてました。
山形県立博物館
ここで、国宝の土偶(縄文の女神)や恐竜の化石(ヤマガタダイカイギュウ)を見る予定。
建物の撮影後、自分の愚かさに気が付きました。
訪問したのは、月曜日。
博物館がやっていないので、終了です。
見学時間を30〜40分と踏んでいたのが、ゼロになったのが痛い。
山形県郷土館(文翔館)
こちらの施設は、第一・第三月曜日が休館日。
今日は、第三月曜日。ツイてないというのか...
外観の写真だけ撮って、退散。
ここでの見学時間もゼロになってしまいました。
国の重要文化財に指定されているのは「山形県旧県庁舎」「山形県旧県会議事堂」の2つ
山形県旧県庁舎
山形県旧県会議事堂
水の町家 七日町御殿堰
小洒落た商店が並ぶ一角に御殿堰(昔の農業用堰)がありました。
正直、何と感想を言ったら良いのか...
山形まるごと館「紅の蔵」
飲食店とお土産物屋さんが入っている古い蔵です。
訪問の目的は、お土産物屋さんで出来る日本酒の試飲(有料)
レジで試飲用のコップを頂き、機械に100円を投入すると試飲できる仕掛け。
試飲1杯目は、「鯉川 特別純米」
山形県内にしか流通してないというので。
かなりの辛口で美味しかった。
2杯目は、この店でしか買えないという「紅の蔵」。
すごく美味しくて、飲みやすい。
「紅の蔵」を買って帰ろうか、すごく悩みました。
山形駅で長時間の時間調整
山形駅に戻ったのは、15:23。
電車の時間までは、5〜6時間もあります。
2〜3時間待ちは覚悟していたのですが、休館というのが痛かった。
読書をして、時間を潰します。
2日目の小説は「私が彼を殺した(東野圭吾)」です。
連絡通路のベンチで読書していたのですが、寒さに耐えられず待合室に移動。
昼間は暖かったのですが、夕方は気温がぐんと下がって、かなり寒い。
赤湯駅に暖かい待合室がないとキツイなぁ。
予定は、電車代の節約と時間潰しのために、赤湯まで各駅停車で移動。
その後、新幹線に乗るつもりでした。
山形駅で夕食
駅ビルの中に酒蔵澤正宗がやっている「割烹 澤正宗」があります。
最後の締めは、山形っぽい料理で〆ることにしました。
分かるだろうかこの気持ち。
「ツイてない時は、そんなもんさ。」
「本日、ライスメニュー終了しました」
麺類ならできますって言われたが、それだったら向かいの蕎麦屋に行くよ。
一品料理ならできるというので、「ビール」を注文。
ビールを飲みながら待っていると、注文した「だしかけ冷奴」が到着。
次に到着したのは、山形牛芋煮。
朝食で頂いた芋煮がすごく美味しかったので、芋煮を注文したが...
山形国際ホテルの芋煮の方が全然美味しかった。
今夜のメインディッシュなのに、少々がっかり。
山形駅から新幹線で帰る
結局、山形駅から最終の新幹線に乗って帰ることにしました。
山形新幹線は全席指定席なのですが、山形〜赤湯間の乗車に使ったのは「特定特急券」。
指定席特急券より安く乗れます。
特定特急券と乗車券の合計額は1,350円。
指定席特急券と乗車券の合計額は1,880円。
530円の節約になります。
みどりの窓口で確認すると、赤湯から先の自席は、予約が入っていないそう。
これなら、山形から乗車でも煩わしくなさそうです。
今回は紙の切符と、モバイルSuicaの切符の組み合わせで乗車。
東京駅では、自動改札機は通れません。
駅の係員に言って、Suicaの情報を書き換えてもらい改札を通過します。
東京駅到着が23:28。自宅到着は24:10でした。
山形旅行の総括
山形旅行に掛かった費用
予算は13,200円〜19,000円の範囲でしたが、実績は11,244円。
予算の下限より下回ったのは、
・月曜日で入館できなかった施設があったこと
・体調不良で予定していた豪華な夕食にしなかったこと
尚、予定外の出費になったビニール傘代は、旅行費用に入れませんでした。
何に使った | いくら使った |
最寄り駅から東京駅までの交通費(往復) | 460円 |
東京から赤湯駅までの交通費 全額JREポイント | 0円 |
ホテル代 山形国際ホテル ポイント払い | 0円 |
交通費 米沢駅→山形駅 | 860円 |
交通費 山形駅→山寺駅(Suica) | 242円 |
交通費 山寺駅→山形駅(紙の切符) | 240円 |
交通費 山形駅→赤湯駅(新幹線 特定特急券) | 1,350円 |
交通費 米沢 循環バス | 210円 |
米沢市上杉博物館 入館料 | 700円 |
東光の酒蔵 見学料 | 350円 |
山寺(立石寺) 拝観料 | 300円 |
山寺芭蕉記念館 見学料 | 400円 |
1日目 昼食 お堀端さっぽろ | 900円 |
1日目 夕食 セブン-イレブン | 892円 |
2日目 昼食 瀧不動生蕎麦 | 1,600円 |
2日目 夕食 酒蔵 澤正宗 | 2,130円 |
2日目 試飲 紅の蔵 | 200円 |
ドリンク代(自販機) | 390円 |
お賽銭 | 20円 |
総額 | 11,244円 |
「どこかにビューーン」のお得度を計算
少々複雑なので、自宅最寄り駅から山形駅往復として計算します。
「どこかにビューーン」の場合は、実際に掛かった費用+使用ポイントで計算
JREポイントを6,000円分
(最寄り駅↔東京駅)460円
(米沢→山形)860円
(山形→赤湯)新幹線1,350円
合計8,670円。
「どこかにビューーン」を使わない場合
(最寄り駅→上野駅→山形駅)は、トクだ値(10%off)で往復19,840円。
56% offで11,170円安くなった勘定です。
11月出発だと、トクだ値(30%off)もあるので往復で15,440円になるかも。
但し、ダイナミックパッケージのホテル+列車セットプランでは
(東京↔山形)+ホテル代で20,400円、(最寄り駅↔東京)460円と合わせ20,860円。
「どこかにビューーン」が使えない時は、JTBのダイナミックパッケージが最強。
山形旅行での、初○○は
・山形県に来たのが、生まれて初めて。
・だしかけ冷奴と芋煮、米沢らーめんを始めて食べました。
・特定特急券で始めて乗車しました。
この旅の反省点は
反省点は有り過ぎて...
「どこかにビューーン」を使うなら、
・ホテルが最安値の日ではなく火曜日出発すべきでした。
・赤湯駅を中心に計画しなければ、もっと大胆なプランができたと思う。
リベンジすべく、プランを!