47都道府県全部観光する(23/47は新潟県)
新潟ひとり旅の2日目は、村上・新発田を観光しました。
3日目は、朱鷺(トキ)を見るため「長岡市トキと自然の学習館 トキみ~て」に行きます。
「長岡市トキと自然の学習館 トキみ~て」ですが、
公共交通機関だけで移動するには、とんでもなく不便な場所にあります。
2024/5/9 (水) トキを見に行きます
電車の本数が少ないため、朝の1本を逃すと昼まで電車がありません。
駅から施設まで2.6kmの歩き、土砂降りの雨なら中止にしてました。
朝起きると、天気予報が外れて雨。
本当にがっかりです。
ホテルの朝食
朝が早いため、朝食は軽めに煮します。
一番混雑する6:30に朝食会場に。
美味しいのでもっと食べたいのですが時間がありません。
10分で朝食を済ませて、チェックアウトの準備を始めます。
7:20ホテルを出発。新潟駅に向かいます。
新潟駅から桐原駅へ移動
新潟駅で桐原駅までの切符を購入します。
桐原駅がある越後線は、Suicaに非対応の路線。紙の切符が必要です。
新潟駅で7:43発の電車に乗車。
吉田駅で乗り換えて、桐原駅に向かいます。
高校生や大学生(新潟大学ほか)が乗車していた区間は、滅茶苦茶混雑してましたが、吉田を過ぎるとガラガラ。
9:00 桐原駅に到着。予報通り雨は上がっていました。
列車の本数が極めて少ないので、「もう引き返せない」と妙に緊張します。
越後線の列車は2両編成ですが、ワンマン運転。
運転手に切符を渡して降りる方式。当然駅は無人。
ここからは公共交通機関ありません
桐原駅から「長岡市トキと自然の学習館 トキみ~て」までは徒歩移動。
バスもタクシーもなし。
2.6km自分の脚で歩く以外、移動手段がありません。
桐原駅を出発して5分もしないうちに雨がポツポツ。
やがて風が強くなり本降りに。今日も雨男だった...
「トキみ〜て」までは、周辺に田んぼが広がる道をひたすら歩きます。
ちょうど田植えの季節。
田植えが終わったばかりですが、カエルの鳴き声が聞こえていました。
「トキみ~て」で念願の朱鷺(トキ)と対面
駅を出て38分。
「長岡市トキと自然の学習館 トキみ~て」に到着。
観覧棟の入場料は100円でした。
先客は1組いましたが、じっくりトキの観察ができました。
佐渡まで行かなくても、トキが見られるのが最大のメリット。
観察しやすい場所にいたトキは、全部で6羽。
「つがい」のトキにはヒナがいて子育ての真っ最中。
雨で朱鷺もビチョ濡れになっていました。
30分ほどの滞在中に朱鷺の鳴き声も聞けたので大満足。
観覧棟のあと学習館に寄って、帰路につきました。
40分の歩き後、無人駅で電車待ち
「トキみ〜て」を出る頃に雨が上がりました。
雨は上がったものの、自分の上には黒い雲。海の方は晴れてるのに...
桐原駅と知らなければ、それが駅舎だと気付かないサイズ感。
4人で満員になる小さな待合室とトイレだけの駅舎です。
駅の待合室内に「乗車駅証明書発行機」があります。
ここで証明書を発券して列車が来るのを待ちます。
電車の待ち時間は40分。
持参した小説「卒業(東野圭吾)」は、もうすぐ読了しそうです。
電車で寺泊駅へ
11:33桐原駅を出発。一駅隣りの寺泊駅で下車します。
運賃は150円。乗車駅証明書とともに運転手席にある運賃箱に投入。
寺泊駅の改札にも駅員がいるので変な感じです。
乗り換え時間が3分しかないので、坂井町行きのバスにダッシュ。
乗客は私と地元の方1人。
バスで魚の市場通りへ
越後交通の路線バスで、魚の市場通りまで乗車。
11:55到着。ようやく青空が広がってきました。
運賃300円を現金払い。Suicaが使えれば良いのに...
魚の市場通りだけ、観光客で賑わっています。
車で来られた方ばかりで、路線バスは自分だけ。
外国人観光客もいましたが、圧倒的に日本人観光客、平均年齢高めという印象。
魚の市場通りに来た目的は、昼食を食べるため。
昼食は海鮮丼
複数ある飲食店から選んだのは「角上魚類」。
関東などで鮮魚店をチェーン展開している有名なお店。
関東では人気がある鮮魚店なので、かなり期待して入店。
飲食店の方は「汐の華」という店名。
「海鮮丼」2,497円をオーダー。
味噌汁は、めちゃくちゃ美味しかったです。
海鮮丼の方は、期待し過ぎてたかも...
バスで長岡、さらに電車で一駅移動します
昼食後は、観光のため長岡に移動します。
12:45 「魚の市場通り」から越後交通の路線バスに乗車。
バスは1時間に1本程度ありますが、時間を潰す場所が限られるのがネック。
日本海もじっくり見たかったが、そのためには結構な距離を歩かないと...
バスの車窓から日本海をチラッと眺めて満足しました。
バスは、13:06新潟行き列車との接続待ちで、寺泊駅に7〜8分停車。
その間、運転者さんはエンジンを切って外に。
乗客が自分ひとりなので、のんびりとした時間が過ぎていきます。
14:00長岡駅に到着。運賃930円を現金払い。
長岡駅から一駅隣りの宮内駅に向かいます。
電車は入線してましたが、発車まで20分待ち。
読書をして過ごしていたら、いつの間にか宮内駅に到着していました。
あぶなく乗り過ごすところでした。
この時間帯は1時間に1本だから、乗り過ごしたら大変。
長岡駅や宮内駅ではSuicaが使えます。
運賃は、Suicaだとちょっと安くなって147円。
旧機那サフラン酒製造本舗を見学
宮内駅から徒歩で移動して、旧機那サフラン酒製造本舗へ。
ここで、どうしても見たいものがありました。
それは、鏝絵蔵(こてえくら)。
コテ絵と呼ばれるコテと漆喰で描かれた絵。
蔵の窓の部分に描かれたコテ絵が実に見事。
なまこ壁とのコントラストもあって、芸術的なのだ。
これを描いたのは、腕の良い地元の左官。色使いが左官の域を超えている。
吉乃川酒ミュージアム醸蔵で試飲
立ち寄る予定はなかったが、つい足が向いてしまい吉乃川酒ミュージアム醸蔵に入館。
試飲できる銘柄をみるだけのつもりだったのに、店員さんに勧められて...
自販機のボタンをポチってしまった。
試飲したのは、ここでしか飲めない限定酒「山田錦大吟醸無濾過原酒」。
ワイングラス80ccで1,000円。
凄く美味しいお酒でした。
量り売りをしているとのことでしたが、いくら呑兵衛でも...
この味を覚えたら、他が飲めなくなりそう。
勢いで高い日本酒に手を出しそうでしたが、冷静な判断して売店を出ました。
夕食は、新潟ラーメン「青島食堂」
宮内駅前にあった青島食堂。新潟ラーメンの醤油系で有名なお店。
16時前入店で、夕飯には早過ぎですが問題ありません。
自分が入店したときは、6割の席が埋まってましたが、出るときは自分だけ。
注文したのは、青島らーめん。
美味しいラーメンでした。ごちそうさま。
特にチャーシューが美味い。
チャーシュー麺にしなかったことを反省する。
厨房では女性一人が働いていた。
自分が店を出るときに何度も、お礼を言われたのが印象的でした。
絶対「また、食べに行きます」。
長岡で時間を潰す
長岡駅に戻ってきたのが15:54。
新幹線の時間まで3時間半もあります。
長岡駅前で花火関連のモニュメントみたり、長岡駅周辺を散策したり...
40分ほど歩き回ったが、流石に歩き疲れた...
長岡駅にも、みんな大好き「ぽんしゅ館」があるのですが、
試飲会場は、すでに居酒屋状態になっていて入りにくい。
持参した小説は2冊とも読み終わったので、駅ビルの書店で小説を追加購入。
改札口前のNewDaysの前に椅子があったので、読書して時間を潰すことにした。
買ってきた小説は「コンビニ人間(村田 沙耶香)」。
コンビニの前で、「コンビニ人間」を読んでいる変なオジサンになった。
東京に帰ります
持っている新幹線の乗車券は、「どこかにビューーン!」で手に入れた新潟駅発とき340号。
乗車券は新潟駅からですが、長岡駅から乗車します。
3列シートの窓側A席。
混雑しているのかと思いましたが、結構空席がありました。
新潟は観光客に人気ないのか、乗客はビジネスマンばかり。
自分へのお土産
長岡駅のNewDaysで「バスセンターのカレー」を購入。648円。
お店で食べるより高いのが気に入らないが、もう一回食べたかったので...
新潟ひとり旅に掛かった費用
新潟ひとり旅の予算は31,100円でした。
実際に掛かった費用は27,378円。
何に使った (ポイント利用前) | いくら |
スーパーホテル新潟 (10,800円) | 9,400円 |
自宅最寄り駅~東京駅 往復運賃 | 460円 |
えちごワンデーパス 1枚 | 1,570円 |
特急いなほ 自由席券 | 520円 |
JR 新潟→桐原、桐原→寺泊 | 1,140円 |
バス代 寺泊→魚の市場通り | 300円 |
バス代 魚の市場通り→長岡駅 | 930円 |
JR 長岡 ~ 宮内 | 294円 |
万代そば カレーライス | 550円 |
佐渡回転寿司 弁慶(2,552円) | 2,524円 |
汐の華 海鮮丼 | 2,497円 |
青島ラーメン | 900円 |
一鰭 塩引き鮭御膳(1,600円) | 1,145円 |
長岡小嶋屋 へぎそば他 | 1,980円 |
ぽんしゅ館 試飲代 | 500円 |
吉乃川 試飲代 | 1,000円 |
ミネラルウォータ | 348円 |
イヨボヤ会館 入館料 | 500円 |
清水園 入館料 | 700円 |
トキみ~て 入場料 | 100円 |
お賽銭 | 20円 |
合計 | 27,378円 |
予算より大きく減った原因は、新潟市内の観光費用。
連休明けで、どこも休館日。
入場料が発生しなかったが、嬉しくない…