京都から東京。寄道して徳島~香川~岡山を観光(2日目は鳴門の渦潮)

47都道府県全部観光する(19/47は徳島県)

徳島観光の1日目は大塚国際美術館でした。2日目も引き続き徳島観光をしていきます。

徳島観光2日目は、鳴門の渦潮を見に行きます。

前日の天気予報は、最悪の雨と強風。
果たして、渦潮は見られるのか…

2024/3/25 月曜日 鳴門の渦潮を堪能

朝起きると予報通り雨。
ネットで調べても、鳴門市の昼頃の天気は雨と強風と前日の予報と変わらず。
船は出港できるのかと不安になります。

そんな中、亀浦港の波の高さ、風速を予報するサイトを見つけました。
波の高さ40cm、風速3m…
雨だけど、ダメもとで鳴門公園に行ってみる決断をしました。

ホテルの朝食

ホテルファーストシーズンの朝食は、バイキングではなく定食方式。
前日のチェックイン時に、「和食」を選択しておきました。

ホテルファーストシーズンの朝食
ホテルファーストシーズンの朝食

脂がのった肉厚の鮭、ふっくらと焼きあがっていて特に美味しかった。
ごはん1杯目は鮭やおかずで、2杯目は卵かけご飯ご飯で。
派手さはないですが、美味しい朝食で一日をスタートできました。

鳴門公園へバスで移動

鳴門公園行のバスは、鳴門駅を9:37発なのですが、大幅に遅延して10時頃到着。
満席のため、座ることができません。

鳴門駅前バス停
鳴門駅前バス停

今日の予定は、千畳敷展望台→渦の道→昼食→観潮船です。

鳴門公園までのバス代は、320円。
徳島バスは現金のみの取り扱い。小銭を用意していない乗客が多いと下車待ちになって…
ということを昨日学んだので、バスは前の方に乗車、ピッタリの小銭を握りしめて。

徳島バス 鳴門公園バス停
徳島バス 鳴門公園バス停

万札を出そうとする乗客、走行中に両替しようとする人…
運転手さんも大変だわ。

千畳敷展望台

渦潮が発生する時間まで少しあるので、先に千畳敷展望台へ。

千畳敷展望台
千畳敷展望台

昨日より、更に霧がすごい。

「霧のサンフランシスコ」って、こんな感じなんだろうか。

渦の道

渦潮の見頃時間が掲示されています。

都合を合わせやすい時間帯に大潮になる日を選んで、今日ここに来ました。
船が出なかったとしても、「渦の道」から見えるなら…

渦潮の見頃時間
渦潮の見頃時間

「転倒にご注意ください」と出ている通り、滑ります。
私は、渦の道の帰り、視覚障碍者用のブロックの上で足を滑らせました。

四国新幹線が通るはずだった
四国新幹線が通るはずだった

大鳴門橋の下。トンネルがあるのが分かるだろうか。
車道の下を電車(四国新幹線)を通す計画があったそうだ。
四国新幹線の計画が進むと、渦の道は残念だがなくなるだろう。

渦の道
渦の道

渦の道の入場は、観潮船とのセット券を選択。
2,030円。セット券は窓口のみの対応です。
支払い方法は複数(クレカや現金)あったが、何を焦ったか一番損な「現金払い」を選択。

ガラス張りの床
ガラス張りの床

ガラス張りの床の上に立って、渦を眺めてみる。
脚が震えるほどの迫力に圧倒されます。
周りに誰もいなかったら、このガラスの上に寝そべりたい!

渦の道から渦潮を眺める
渦の道から渦潮を眺める

上から見ると、渦なのか白波なのか、判別できません。
観潮船で、真近まで行きたい!

昼食は1軒目で振られ、潮風さんへ

昼食は、事前に調べていた「うづ乃家」へ。
ところが、予約でいっぱい。まだ、早い時間なのに…
昨日に引き続いて、食べたいものが食べられないのか?

うづ乃家
うづ乃家

これも何かの縁です、「潮風」さんへ。

一階で注文・支払いをして2階の食事処に上がるシステム。

潮風
潮風

今回注文したのは、「鯛とスダチ鰤の漬け丼」
汁物が付いて、1,700円。

食事をしていると、8人の団体客がやってきました。
「うづ乃家」が入れなかったから、このお店と大声で話す団体。
お店の人の前で、失礼じゃないか…。

鯛とスダチ鰤の漬け丼
鯛とスダチ鰤の漬け丼

このお店、
鯛も鰤も単体では美味しいが、どんぶりの味としては今ひとつ。
掛けてるタレにもう一工夫あれば。と厳しい評価をしておきます。

鳴門観光港へ移動

鳴門公園から鳴門観光港に移動します。

12:20出港の「うずしお観潮船」に、どうしても乗りたい事情があります。
バスの本数が少ないため、食事中から時間が気になって気になって。

徳島バス 鳴門観光港バス停
徳島バス 鳴門観光港バス停

ネットで検索した時に、鳴門公園発のバスの時刻表が見つけ難いのです。
行きのバスを降りた時に時刻表の写真を撮っておくことをお勧めします。

11:45発 鳴門郵便局行の路線バスは、予定時刻より5分遅れで鳴門観光港に到着。

うずしお観潮船に乗船

うずしお観潮船の乗船券売り場は長蛇の列。
乗船待ちの列も出来ていました。

筆者は、渦の道でセット券を購入済みだったので、すぐに乗船待ちの列へ。

うずしお観潮船のりば
うずしお観潮船のりば

乗船待ちをしていると、嫌な放送が。
「濃霧のため、出港しても渦潮に近づけないことがあります。ご承諾いただける方のみ乗船…」

うずしお観潮船「わんだーなると」
うずしお観潮船「わんだーなると」

こんなに乗せるの?ってくらいのお客さんを乗せて出港。

「わんだーなると」船内
「わんだーなると」船内

雨と風が弱まりましたが、霧が濃くなりだしました。

鳴門の渦潮
鳴門の渦潮

渦に近づくことができました。
念願の渦潮が見れて、本当に幸せ。

下船後、バスを待っていると
「濃霧のため、次の便は欠航」とアナウンスが流れてきました。

悪天候の1日だったが、渦潮を見られる運の良さがあった。

鳴門駅で時間を潰す

13:55 バスで鳴門駅まで戻ってきた。
事前に予約していた特急うずしお22号16:00に鳴門駅を出るとちょうど良いのだ。
予定より2時間も前に、鳴門駅に到着。さて、どうしよう。

14:00鳴門駅発の普通列車に飛び乗ってうずしお18号の自由席という手もあったが、
話せる指定席券売機を使って、うずしお20号の指定席に変更した。

鳴門駅の駅員は改札業務だけで、切符の販売は自販機対応というシステム。
話せる指定席券売機でオペレータと話しながら操作したのは初めて。良い経験になった。

鳴門駅
鳴門駅

うずしお20号にしたので、鳴門駅を15:00に出発することになった。

発車まで50分以上あるので、時間を潰さなければならない。
バス停のところに足湯があったので、「足湯につかりながら小説でも読もう」と考えたが残念!
月曜日は足湯はお休み。鍵が掛かっていて中にも入れず。

鳴門駅前の足湯
鳴門駅前の足湯

喫茶店でもないかと、周辺をうろうろ。

公園に蒸気機関車(C11)が展示してあった。
なぜ、こんなところに?

蒸気機関車(C11)
蒸気機関車(C11)

駅周辺をグルグル歩き回ったが、喫茶店は見つけられず。
後で調べると、駅周辺の路地を入ったところに喫茶店があったらしい。

鳴門の商店街
鳴門の商店街

月曜だからなのか、シャッターの閉まっているお店ばかり。

徳島県(鳴門)を離れ、香川県(宇多津)に移動

鳴門駅を15:00に発車する鳴門線の普通列車に乗車。
1両編成で、車内では悪ガキ2人が携帯ゲーム機からピコピコ音を出しながら大騒ぎ。
なぜか、列車(気動車)が発車したら静かになった。

鳴門線の普通列車
鳴門線の普通列車

乗換駅の池谷(いけのたに)駅で、上下線がすれ違い。
単線ならでは光景を、陸橋の上から眺めます。
「鉄オタ」の若者が大慌てでカメラを構えていましたが、上手に写真を撮れたのでしょうか。

池谷(いけのたに)駅で上下線すれ違い
池谷(いけのたに)駅で上下線すれ違い

池谷(いけのたに)駅は、特急の乗換駅なのに無人駅です。
待ち時間の間に、途中下車します。

池谷駅(いけのたに)
池谷駅(いけのたに)

池谷駅は、無人駅ですが券売機もありません。
こうなると、小さな駅舎が何のためにあるのか分かりません。
折角なので、駅のトイレで用を足して、ホームに戻りました。

うずしお20号が到着。
自由席は既に満席で、池谷駅からは自由席に座れない状態。
指定席を購入しておいて正解。

うずしお20号
うずしお20号

車内では、小説「変身(東野 圭吾)」を読んで過ごします。
この後、ホテルに本を忘れて、中途半端に読了することになるのは…今は知る由もなし

小説「変身(東野 圭吾)」
小説「変身(東野 圭吾)」

16:30 高松駅に到着。
うずしお22号だったら乗り換えなしで宇田津駅なのですが、うずしお20号は高松止まり。
となりのホームの普通列車に乗り換えて宇田津駅に行きます。
自分的には、途中まで(22号宇多津まで→20号高松止まり)しか行かないのに特急料金変わらず。
不満ですが仕方ない。

高松駅で乗り換え
高松駅で乗り換え

普通列車が発車するまでの時間、悩みました。
高松で夕飯を食べるのもありだな…
結局、宇多津駅でご飯にしましたが…

17:24宇多津駅に到着。
想像していたより、立派な駅にびっくり。
街も駅前にマンションがあったりして、結構な都会でした。

宇多津駅
宇多津駅

駅の中にあるコンビニで、今夜の晩酌にするドリンクを購入。

今夜の宿は、ホテルアネシス瀬戸大橋

宇多津駅前にあって、便利なホテルです。
ホテルに着いた時、バスから団体客…
それだけでも大変なのに、サッカー合宿の子供たちもいます。

ウェルカムドリンクを貰っているときに、団体客の高齢男性から一発目の洗礼。

「うお~、最悪!」

ホテルアネシス瀬戸大橋
ホテルアネシス瀬戸大橋

チェックイン時に、フロントの方から「部屋をアップグレードした」と告げられました。
どんな部屋なのかと思ったら、狭い空間にベットが2つのエコノミーツイン。

コンパクトシングルルームからエコノミーツインのパターンはちっとも嬉しくない。

エコノミーツイン
エコノミーツイン

危惧していた通り、周辺の部屋からドタンバタンと煩いこと…
神経質な人なら寝られないかも。
私ですか? 問題ありません。爆睡しました。

夕飯は

「食堂おくどさん」に行くつもりだったのですが、雨と胃の疲労感で予定を変更。
「食堂おくどさん」は香川県内に複数店舗を展開する海鮮食堂。

食堂おくどさん
食堂おくどさん

「食堂おくどさん」は、明日、時間が出来たらと思ったのが大間違い。
翌日、行ってみたら臨時休業。

夕食場所に選んだのは、讃岐うどん「塩がま屋」さん。
讃岐うどんのローカルチェーンです。

讃岐うどん「塩がま屋」
讃岐うどん「塩がま屋」

胃の疲労感で、うどん屋さんにしたのに、注文は「骨付鳥定食」1,490円。
ぶっかけうどん、骨付鳥(一口サイズにカット)、おにぎり、小鉢のセット。

骨付鳥定食
骨付鳥定食

うどんも骨付鳥も美味しいのに、おにぎりが...
翌日、讃岐うどんの人気店に行ったが、その店も、おにぎり美味しくない。

理由は分かっている。塩気が全くない「おにぎり」なのだ。

食文化の違いなのか?
セブンのおにぎりの方が絶対美味しい。

明日の天気は大荒れの後、晴れの予報

旅行3日目は、丸亀城と四国水族館を観光します。
明日も雨。3日連続雨とはツイてない。