47都道府県全部観光する(39/47は長崎県)
今回は、所用(旧友と飲む)のついでに、前泊して長崎ひとり旅をしました。
最初に所用の日程が決まったので、いつもの節約術が使えず、ダイナミックパッケージにしました。
予算や時間に制約がありますが、初めての長崎観光を楽しんできます。
2025/5/12 月曜日 雲仙を観光後、島原に移動
羽田空港を7:25に出発するJALに搭乗するため、自宅を5:20に出発。
東京は雨。予報は雨だっけ?と思いつつ、地元駅に向かいます。
地元駅から羽田空港に移動
5:35発の羽田空港行の京成バスに乗車。
いつも通り、葛西駅で大勢乗客が乗ってきて、ほぼ満席。

空港連絡バスは、6:34に羽田空港第一ターミナルに到着。
渋滞していたわけではないが、ターミナル到着は数分遅れでした。
羽田空港から長崎空港に移動
保安場は混雑も少なく、時間内に通過できました。
搭乗口前で待っていると、流れてきたのは「飛行機の到着遅れのアナウンス」。
早朝便なのに、到着遅れって?

到着遅れは、5分程のはずだったのですが…

羽田を飛び立った後、流れてきたアナウンスは、「到着時間の大幅遅れ」。
理由は羽田での到着遅れと、飛行中の強い向かい風。
予定していたバスに乗れないことだけは確定。
旅程を組み直したいが、空の上では、やれることは殆どなし。
窓の外は雲が広がり、せっかく窓側の席を予約したのに見えるのは雲ばかり。残念。
長崎空港からバスで諫早駅へ
定刻から35分遅れの9:50に長崎空港に到着。
電子機器の使用許可が出たので、バスの時刻表を調べるが、無情にも雲仙行きのバスは1時間に1本。

窓側の席だったが、飛行機から降りれたのは最後の方だったこともあり、飛行機のドアが開いてから空港のバス停までは7分ほど掛かった。
東京は雨だったが、長崎は晴れ。雨の多い長崎で晴れは嬉しい。

10:10発 諫早駅行の路線バスに乗車。9:40発のバスに乗れれば、雲仙行きのバスに乗り継げたが…
諫早駅行きの路線バスは、高速バスや特急バスではないので、36のバス停に停車。
距離は近いと思うが、時刻表より遅れ、諫早駅まで55分間の乗車になった。
運賃は640円。Suicaで支払い。長崎県営バスはSuicaが使えるので便利。
乗り換えの時間を利用してフリー切符の受け取り
諫早駅に到着したのが11:05。
雲仙行きのバスは、11:40に出発する。
この間に事前購入していた「しまばら鉄道 フリー切符2日間券」を、島原鉄道の窓口で受け取らなければならない。
島原鉄道の窓口の場所が分からなくて駅構内をウロウロ。

駅ビル中2階にある、島原鉄道改札口横の駅事務所で、「Shimatetsu Free Pass 2DAYS」を受け取り。
定価4,000円だが、事前購入時にじゃらんのクーポン・ポイントを利用し、少しだけ節約してある。
乗り換えの時間を利用して昼食
島原鉄道のフリー切符を受け取るのに、想定外に時間が掛かってしまった。
雲仙行きのバス発車まで、残り25分。
運よく、駅ビルに「シアトルズ ベスト コーヒー」があった。
JR九州が運営するコーヒーショップ。「JR東のBECK’S Coffee Shop」みたいなもん。

店内に入ると30代~40代前半くらいの方が客層らしく、ジジイはただ一人。
ランチメニューから、「ラウゲンロールサンド 生ハム&クリームチーズ」と「アイスコーヒー」を選択。880円をSuicaで支払い。

美味しかったが、食事の量としては物足りず、もう一品食べたくなる。
追加注文している時間はなく、店を後にした。
諫早駅から雲仙にバス移動
バス停には、出発の5分前に到着。
列の一番前に並んでいたが、順番抜かしをしたい人が複数現れる。
同年代の日本人。あきれるばかり。
11:40定刻通り、雲仙行き 島鉄バスは発車。
島原鉄道はバスも列車も現金しか使えない。小銭の用意がいらない「フリー切符」がメチャクチャ便利。

値段は、2日券で4,000円と高く、元を取るのは大変だが…

景色を楽しみながら走ること34分。
13:13に雲仙に到着。予定していた時間から遅れること1時間6分。
バスも飛行機も時刻表通りに走らない一日ですが、ここ雲仙で遅れを取り戻します。
雲仙地獄
楽しみにしていた雲仙地獄。
最初見た時は、その迫力に感動したのですが…

散策コースを歩いている内に、飽きてきました…
硫黄臭もあまり強くなく、地獄って感じもしないし…。期待値が高過ぎたかな。
日帰り入浴
雲仙新湯温泉館で日帰り入浴します。
時間が無いので、温泉に浸かっていられるのは10分程度。
共同浴場的な入浴施設です。
雲仙地獄のすぐ横にあり、源泉かけ流しの湯は魅力的。

地元の方は無料、私のような外部の方は200円の入浴料が掛かります。
自販機で入浴券を購入、箱に購入した入浴券を入れるシステム。
無人なので、善人だけが入浴できます。
当然、タオルは持参。シャンプーやせっけんはありません。
そもそも、2つある蛇口から出たのは水。
かつては、1つの蛇口は温泉が出ていたと思われるが…
お湯の温度が高いので、長湯できません。
カラスの行水みたいですが、10分で満足できました。
バスで島原に移動
雲仙新湯温泉館を出てすぐのところに足湯がありました。
ちょうど、テレビのロケ中。
女性2人が足湯に浸かりながらトークしているのを横目に、バス停に急ぎます。

14:25 雲仙バス停から、島原駅行きに乗車。
帰宅後に知ったが、雲仙新湯温泉館に一番近い雲仙お山の情報館バス停からも乗れた。
何で、乗り換え案内は、遠いバス停を案内するのだろう。
島原城を観光したいのに
島原城を見学するため、バスを「大手」で下車。

目の前に島原城が見えているが、入口が分からない。
直感で歩いて行ったら、入口とは違う方向に向かっていた。
道案内の看板を出せばよいのに… と地図を確認しない自分を棚に上げて文句を言ってみる。
道に迷っていると、コカ・コーラの自販機で珍しいものを発見。

東京の自販機では殆ど見かけることがない「愛のスコール Skal」。
味は「カルピスソーダ」。
宮崎発祥の飲み物で販売量の9割が西日本で消費されている。
道に迷ったおかげで、「愛のスコール Skal」が飲めた。
無料のドリンクチケットを使って購入。
島原城から城下を眺める、気分は殿様
島原城の入場料は700円。
窓口での支払い方法は現金かPayPay。
PayPayで支払いました。

城の内部は資料館になっている。
島原の歴史などが学べる。
丹念に見て回り島原の歴史を学んだが、多分… 一週間後には殆ど忘れてる。

最上階は展望施設になっている。
島原と言えば、雲仙普賢岳。
手前に見えるのが眉山、後ろに見えるのが平成新山。
江戸時代にあったのは、手前の眉山。
寛政4年(江戸時代)の山体崩壊前は、もっと大きく見えていたのだろう。
殿様になった気分で、暫し城下町と雲仙普賢岳を眺めていた。
夕食は島原名物、貝雑煮
島原城の目の前にある姫松屋本店で、早めの夕食にします。
時刻は16:15。店内には先客が1組だけ。

島原の名物料理、貝雑煮を頂きます。
貝雑煮は、単品、定食(松・竹・梅)と、いくつか選択肢がありましたが、私が選んだのは、貝雑煮定食の竹。
お値段は2,000円と少々高めですが、島原で刺身を食べておきたかったので、こちらを選択。

今日は、晴れて暑いくらいの天気でした。
料理が出てくるまで、瓶ビール(中)で喉を潤します。

思っていた通り、島原の刺身は美味しい。竹にして正解でした。
貝雑煮を食べた感想は、色々な具材を楽しめて良かったと言っておきます。
貝雑煮という名ですが、具材に貝は入っていません。
姫松屋さんの貝雑煮の具材は、
シロナ/かまぼこ3種類/アナゴ/ごぼう/卵焼き/シイタケ/凍豆腐/れんこん/鶏肉/餅/春菊
の計13種類だそう。
シロナは、東京生まれ東京育ちの私には馴染みのない野菜でした。
大阪の伝統的な野菜らしい、東京のスーパーでも売っているのかなぁ?
ビール代と合わせて、2,650円をクレジットカードで支払い。
激込みのバスでホテルに移動します
島原外港方面行きのバス停を探してウロウロ。
来るときに降りた「大手」バス停の向いにあるかと思っていたが、実は同じバス停に上りも下りも止まるというオチ。ムズイ…

待つこと5分。やってきた加津佐海水浴場行きのバスは、帰宅する高校生で超満員。
ホテルは、中道バス停で下車するのだが、アナウンスを聞き逃し、島原港バス停まで乗り過ごす。

やれやれ…
ところで、乗ってきた「島鉄バス」の車内には「長崎自動車」という別の社名が書かれてました。
長崎バス(長崎自動車)が使用してきたバスを使っているからという理由らしい…
乗車した後、フリー乗車券が使えるか不安になってしまいました。
京都泊まるホテルは、島原港ターミナルからも看板が見えるので、歩いて行くことにした。

途中にあった「PROMARTみつい島原店」で、今夜の晩酌用にハイボール缶を2本購入。
PB商品だったので2本で286円とお手頃価格でした。
PayPayで支払い。

ホテルに近づくと、ホテルが見えなくなる不思議。
島原東洋シティーホテルは高台にあって、地図無しで行くのは難易度が高いのだ。
ホテルにチェックイン
島原東洋シティーホテルに到着。
チェックインを済ませて、お部屋へ。

部屋は広くないし、テレビも小さいが、寝るのには十分。
朝食付きシングル・禁煙ルームで5千円台というのも魅力。
シャンプーやボディーソープは部屋に備え付けが無く、アメニティコーナーから必要な個数持っていく必要がある。

今日は早起きをしたので、早めに就寝することにした。
2025/5/13 火曜日 がまだすドームの見学、大三東駅(おおみさき)
晴れて暑くなる予報が出ている。半袖のTシャツ1枚で過ごすことにした。
がまだすドーム、大三東駅を観光後、長崎市内に移動だが、バスや列車の本数が少ないので大変。
夕方から知人と会う約束があるので、遅刻する訳にはいかない。