群馬といえば温泉。小野上温泉で日帰り入浴。

47都道府県全部観光する(5/47は群馬県)

「全国47都道府県制覇の旅」の5県目は群馬。

群馬といえば、草津に代表される温泉県。

温泉で「のんびりする」だけの日帰り旅行に行くことにしました。

とは言え、Myルールで、使える金額の上限は6千円。
結論から言うと、この金額で、行ける日帰り温泉を探すのが大変でした。

準備作業

日帰り温泉探し

行き先として、ピックアップした日帰り温泉施設は7カ所。
・komorebiテラスばんどうのゆ
・遊神館
・水沼駅温泉センター
・かわば田園温泉 楽楽の湯
・まんてん星の湯
・天空スパ あさま空山望
・小野上温泉 ハタの湯

1カ所ずつ、交通手段、掛かる費用を算出していきます。

自家用車でしか行けない、バス代や電車代が掛かって予算内に収まらないなどの理由から、何と「小野上温泉ハタの湯」しか残りませんでした。

予算さえ許せば、わたらせ渓谷鐵道に乗れる「水沼駅温泉センター」に行きたかった。
(「水沼駅温泉センター」は2023/7/31より休業中。運営会社の経営不振が理由だとか)

2023年8月4日(金曜) 小野上温泉に行ってきた

小野上温泉駅へ

今回使う切符は、「青春18きっぷ」です。
自宅の最寄駅から小野上温泉駅までの片道運賃は2,640円。
往復で5,280円掛かるところが、2,410円という安さ、ありがとう「青春18きっぷ」!

青春18きっぷ
青春18きっぷ

今回の旅は、最寄り駅を8:07発、と少し遅めの出発。
この先の、JR吾妻線の本数が少ないため、「小野上温泉」に2時間半滞在できる出発時間にしました。

8:42 上野を出発、高崎で更に乗り換えて、小野上温泉(おのがみおんせん)駅をめざします。
車中では、いつものように持ってきた小説(今回は、湊かなえの「告白」)を読んで過ごします。

JR吾妻線(小野上温泉駅にて)
JR吾妻線(小野上温泉駅にて)

11:27 小野上温泉駅に到着。移動時間は、3時間20分。座り過ぎでお尻が痛い。

小野上温泉駅 駅舎
小野上温泉駅 駅舎

駅舎は、ログハウス風のちょいと洒落た感じ。無人駅です。

券売機すらありません。代わりにあったのが、「乗車駅証明書発行機」

乗車駅証明書発行機
乗車駅証明書発行機

実は、駅舎のような建物は、無人ではありません。
「小野上地域活性化センター」という看板が出ていて、職員の方1名が働いています。

小野上温泉
小野上温泉

小野上温泉ですが、駅の周辺に、町営の日帰り温泉「ハタの湯」の他、数軒の温泉宿があります。温泉街という雰囲気も温泉街特有の硫黄臭さもありません。

小野上温泉センター ハタの湯

駅からは歩いて、30mって感じの近さ。

小野上温泉センターと書かれた、大きなタンクが見えます。
ここに何リッターの温泉を溜め込んでいるのでしょうか。

小野上温泉センター タンク
小野上温泉センター タンク

小野上温泉は、「美人の湯」とか「草津温泉の上がり湯」とか言われてるそうです。
期待が膨らみます。

小野上温泉センター ハタの湯
小野上温泉センター ハタの湯

入り口を入ると、右側に下足入れ。(100円、帰る時返却される)
尚、脱衣場のロッカーでも100円掛かるので、小銭は100円玉×2用意)

左側に受付があります。
受付で滞在予定時間を申告し、タグを発行してもらいます。(料金は後払い)
今回、私は最大2時間半滞在するのに「2時間」で申告。
実は、理由があります。

早速、男湯に向かいます。

小野上温泉センター 男湯
小野上温泉センター 男湯

ここから先は、写真撮影NGゾーン。

文字で伝えます。

脱衣場のロッカーは100円を入れると閉まるタイプ。開けると100円が戻るので、取り忘れないように。

来場者は、女性の方が多い感じですが、男湯も平日なのに大人気。

内湯は2つ(熱湯と普通)、サウナと水風呂、露天風呂が1つ。

お湯の感じは、温泉ぽい匂いは全く無し、
シャワーも温泉ということで、ボディソープの泡立ちは今ひとつ。
「美人の湯」ということだが、肌を触ると「さら」っていうより「ぬる」。

さて湯上がりのお待ちかね「ビール」。
このために、何時間も掛けて来たと言っても良いくらい。

ちょい飲みセット
ちょい飲みセット

食事処で「ちょい飲みセット(アルコール+小鉢3品)」980円をいただく。

アルコールは、ビール以外も選べるが、喉がカラカラなのでビール一択。
小鉢3品は、ごぼう天、枝豆、白菜の漬物。
ごぼう天が、美味しい。「美味しくて、無限に食べれる〜」

1時間入館延長券
1時間入館延長券

注目は写真左側の「1時間入館延長券」。
500円以上の飲食で発行されるらしい。
この券で、今回は2時間分の料金で2時間半滞在する予定。

ビールを飲んで気分が良くなったので、休憩所で一眠り。

休憩所
休憩所

男湯の近くに用意された畳のスペースでゴロゴロしても良いし、大広間でゴロゴロもあり。

私は写真の畳スペースで爆睡。

帰りの電車は、発車が13:59。
それまでゴロゴロするつもりでしたが、散策に出ることにし13:30に小野上温泉センター ハタの湯を出ます。

料金は2時間利用で410円(入湯税込み)。
激安で、申し訳ないくらいです。

おのがみ温泉 農産物直売所
おのがみ温泉 農産物直売所

温泉センターに隣接して、農産物直売所がありました。(今回はパス)

駐車場を抜けて、小野上温泉公園に向かいます。

吾妻川
吾妻川

遊歩道が整備されていて、公園に沿って、吾妻川の横を歩くことができます。
ただ、河原に降りるのは、難しそう。
訪問したときは、唯一、河原に出られそうなポイントで親子が水遊び中。

古城台方向
古城台方向

古城台と呼ばれる山の方向には、山頂に奇岩が2つ。
左側が、てんぐ岩だと思う。
榛名山もそうだけど、このあたりの山は観てて飽きない。

高崎へ

小野上温泉駅には、電車の出発時間より20分も早く着いてしまいました。

小野上温泉駅
小野上温泉駅

ちょうど、万座鹿沢口方面行きが到着。
単線なので、高崎方面行きは暫く来ないことが実感できました。

ホームには先客がひとり。
行きの電車で、いっしょだった方です。
そう、殆どのお客さんは自家用車で来館しています。

13:59 新前橋行きが来ました。
車内はガラガラですが、女子大学生らしき若い方が数名。

持参した小説を読み始めたのですが、問題発生。
渋川駅到着時に、読了。
それ以降、車内でやることがなくなってしまいました。

新前橋駅で待つこと4分。高崎行きが来ました。
混んでいましたが、運良く座れました。

高崎駅 だるま
高崎駅 だるま

14:50 高崎駅に到着。
「高崎まつり」の宣伝用の達磨がお出迎え。

高崎で遅い昼食

腹が減ったので、ここで遅い昼食。

高崎と言えば、パスタ。駅ビルに入っている「はらっぱ」で昼食にします。

はらっぱ 駅ビルモントレー店
はらっぱ 駅ビルモントレー店

10年くらい前に、来たことがあります。
懐かしさもあって、このお店を選んだのですが...

注文したのは、「赤辛トマト フライガーリック 生麺 大盛り」1,427円。

赤辛トマトフライガーリック 大盛り
赤辛トマトフライガーリック 大盛り

美味しいのですが、とにかく熱い!

理由は分からないけど、いつまでも熱い。熱くて食べられない。
苦行のような状態に。

食べ終わる頃には、馬鹿みたいに汗だく、鼻水もだらだら。
口の中も火傷したようで、痛い。

料理の選択を誤ったようです。「ボンゴレ」にしておけば良かった。

高崎を出たのが15:55で、自宅到着が18:30。
乗車中、にんにく臭い自分の息に卒倒しそうになります。

旅行のまとめ

この旅行で使ったお金

予算6千円に対し、使ったのは5,227円。

品目金額
交通費 青春18きっぷ(1回分)2,410円
小野上温泉センター ハタの湯 入館料410円
アルコールと小鉢3品セット980円
昼食 はらっぱ 赤辛トマト フライガーリック1,427円
合計5,227円
旅行で使ったお金

今回の初めて

初めて、小野上温泉に行きました。
存在すら知らなかったので良い経験になりました。

初めてJR吾妻線に乗車しました。
榛名山が良く見え、ローカル線らしいのんびりした感じが、良かった。

反省点

初めて食べるメニューは、普通盛りで注文すべきでした。
いや、「高崎だからパスタ」の発想もイマイチだった。

上野〜高崎間の電車が苦痛。
ロングシートの車両なのでしょうがないが、お金に余裕があるならグリーン車にすべき。
今回はグリーン車に乗る余裕が無かったが、途中下車で一息入れても良かった(特に帰路)

乗車時間が長いので、小説を2冊持っていけば良かった。
「湊かなえ」の小説は読みやすいので、読書のスピードが上がるんだよな。
少し考えれば、予測できたのに...