お得な切符で北陸ひとり旅(初日は富山県)

47都道府県全部観光する(15/47は富山県)

北陸フリーきっぷを使って、北陸三県をひとり旅していきます。

今回の旅は、北陸新幹線 敦賀延伸直前の福井県を中心に3泊4日で観光プランを組み立てました。

2024/3/4 月曜 東京から富山へ

ひとり旅の初日は、富山県を観光します。
1年半前に、たっぷり観光した場所なので、今回、富山は今日1日だけ観光することにしました。

数日前の天気予報では、現地は雨の予報。どうなるのでしょうか。

最初の目的地は、氷見漁港です。
前回の旅行で感動的に美味しかった海鮮丼を食べにいきます。

東京から氷見に移動

自宅を出発したのが、7時。
8:12 東京駅発の「かがやき」に乗るのには少し早めですが、これ重要。

「列車非常停止ボタンが押された」という理由で1駅進んだところで停止。早めに出て良かった…

北陸新幹線
北陸新幹線

今回の旅のお供は、宮部みゆきの「英雄の書」。
旅行中に、小説を読むのも楽しみのうち。

宮部みゆきの「英雄の書」
宮部みゆきの「英雄の書」

富山駅で北陸新幹線を下車。
「あいの風とやま鉄道」に乗り換えます。
一旦、JRの改札外に出るので往路の切符は、お役目終了。
復路用の切符を使い始めます。

あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道

高岡駅でJR氷見線に乗り換えです。

天気は、予報が外れて「曇り時々晴れ」。
もしかすると、雨晴海岸で立山連峰が見えるのでは?と期待したのですが、残念…
途中下車しないことにします。

JR氷見線
JR氷見線

11:40氷見駅に到着。
自宅を出発して、ここまで4時間40分。

氷見漁港までは、徒歩で移動します。
歩くのが早い方なのですが、途中で中年女性に抜かされました。
若しかして、同じ行先か?

氷見漁港市場食堂で海鮮丼

歩くこと20分。12時頃、氷見漁港市場食堂に到着。
魚市場の2階に上がると、先ほど私を抜かしていった中年女性が順番待ちで並んでました。
発券機で順番待ち券を出力。番号は4番でしたが待ち人は、先の女性と私だけ。

氷見漁港市場食堂
氷見漁港市場食堂

待つこと5分。席に案内されました。

前回とは違って、タッチパネルでの注文。
配膳ロボットもあるし、外人の方が従業員で働いていました。

タッチパネルで注文
タッチパネルで注文

今回注文したのは、氷見浜丼定食(やわやわ盛り) 1,880円
この内容で、この値段なら納得の価格です。

この時期は、ぶり丼も選択肢にあるのですが、鰤がどの程度好きか自問自答。
ブリより地魚を選択しました。

注文後、数分で「漁師汁」が出てきます。
コンロで温めて食べる味噌汁。具は、つみれ2つ、魚のあら、ネギという感じ。

漁師汁
漁師汁

この味噌汁が美味い。
前回は、もっと量が多かったような気がするのはナゼだろう

氷見浜丼定食(やわやわ盛り)
氷見浜丼定食(やわやわ盛り)

漁師汁が温まったころに、海鮮丼が提供されました。

前回訪問時は、上に乗った魚の説明がありましたが、今回はなし。
聞かれたら答えるシステムに変わったらしい。

食事を終えて店外に出ると長い列が出来てました。

展望台で氷見の海を眺める

食後は、徒歩で「比見乃江公園」へ。

比見乃江公園にある展望台
比見乃江公園にある展望台

比見乃江公園にある展望台から富山湾を眺めることにしました。
強風などの悪天候時は、展望台は使用できないので薄曇りの天候で良かった。

富山湾 能登方向の眺め
富山湾 能登方向の眺め

立山連峰は、残念ながら見ることができませんでした。

藤子不二雄Aの世界にひたる

氷見と言えば、藤子不二雄A。

公園から氷見駅までの移動は、遠回りをして「藤子不二雄Aの世界にひたる」ことにします。

怪物くん、忍者ハットリくん、笑ゥせーるすまん、プロゴルファー猿などありますが、私が好きだったのは「オバケのQ太郎」。

「オバケのQ太郎」は、藤子F不二雄との共作なので、街中では見られませんが…

忍者ハットリくんの世界

忍者ハットリくん
忍者ハットリくん

主人公の「忍者ハットリくん」

忍者ハットリくん
忍者ハットリくん

ハットリくんの弟、シンゾウ。

忍者ハットリくん
忍者ハットリくん

郵便ポストの上のハットリくんとシンゾウ。

忍者ハットリくん
忍者ハットリくん

ブリに乗った「ハットリくん」

忍者ハットリくん
忍者ハットリくん

他にも「影千代」や「ケムマキ」もいました。
懐かしい~。

街中で見かけるキャラクターは、ハットリくんが圧倒的に多いようです。
藤子不二雄A先生が自分の作品で一番好きなキャラクターだったことに、関係しているのでしょうか。

プロゴルファー猿の世界

プロゴルファー猿ポケットパークにあります。

プロゴルファー猿
プロゴルファー猿

写真を撮影していると、北の橋方面から歩いてきた同年代の男性に遭遇。
この年代の男性が夢中になったマンガだからね…
この男性とは、光禅寺まで行動パターンが一緒でした。

怪物くんの世界

駅前から延びる「怪物くんストリート」にあります。

怪物ランドの王子 怪物くん
怪物ランドの王子 怪物くん
怪物くんのお供 ドラキュラ
怪物くんのお供 ドラキュラ
怪物くんのお供 オオカミ男
怪物くんのお供 オオカミ男
怪物くんのお供 フランケン
怪物くんのお供 フランケン

光禅寺

光禅寺にも、キャラクターたちがいます。

光禅寺
光禅寺

光禅寺は、藤子不二雄A先生の生家。
寺の長男として生まれるも、住職を継がなかったんですね。

高岡に移動

次の目的地は、高岡市にある「高岡おとぎの森公園」です。
このため、氷見駅から高岡方面に移動するのですが、これが大変。

日中の氷見線は、電車の本数が少ないのだ

ローカル線にありがちですが、氷見線も、日中の電車の本数が少なくて移動に苦労します。

12:44の後は14:24。その後は16:07です。
その合間を埋めるようにバスも走っているのですが、時間もお金も掛かる。
今回は急ぐ旅でないので、14:24の電車で高岡へ移動と決めました。

氷見駅
氷見駅

氷見駅に着いたのは、13:25。待ち時間は約1時間。

駅の待合室で、読書をして時間を過ごします。
既に待合室の席は半分ほど埋まっています。

高校生の姿も多く、この時間に帰る?って感じで待っていると、後から後から高校生が…

氷見駅に電車が近づくと「デイドリーム・ビリーバー」の音楽が流れてきました。
何で、「デイドリーム・ビリーバー」?

結局、何での答えも分からず、氷見線は高校生で満員状態で自分は座れず。

くそ寒い中、バスを待つ

高岡駅に到着。

ここからは、バスで「佐野新町」に移動するのだが、バスの本数が少なくて…

高岡駅でバスを待つ
高岡駅でバスを待つ

高岡駅に着いたあたりから、冷たい風が強く吹くようになってきました。
寒さに震えながら、バス停で27分待ち。

加越能バス 佐野新町バス停
加越能バス 佐野新町バス停

加越能バスの運賃は、190円
Suicaが使えないため、現金払い。

バス停から目的地までは、更に徒歩で移動です。

藤子F不二雄の世界にひたる

目的地の「高岡おとぎの森公園」に到着。

不審者に間違えられないように、「ドラえもん広場」へ。

高岡おとぎの森公園
高岡おとぎの森公園

幸い誰も遊んでいません。
写真取り放題!

ドラえもんがいる公園
ドラえもんがいる公園

ドラえもん、のび太、ドラミ、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫
懐かしいキャラクターが出迎えてくれました。

ドラえもんが見つめる先
ドラえもんが見つめる先

この公園は1年半前に行きたかったのに、高岡駅から遠すぎて途中で挫折した場所。

念願が叶って良かった!

新高岡から富山駅に移動

「高岡おとぎの森公園」から最寄り駅の新高岡駅までは、徒歩で移動します。
googleの道案内がなければ、絶対に通らない裏路地を歩いたりすること20分。

新高岡駅からは、北陸新幹線で富山まで移動します。

はくたか570号
はくたか570号

16:22発の「はくたか570号」に乗車。
乗車時間は僅か8分ですが、1号車の自由席に座れました。

北陸フリーきっぷがあったから新幹線を使いましたが、そうでなければ、お金が勿体なくて乗れなかった。

ホテルにチェックイン

富山駅からは、徒歩で7~8分。
今夜の宿は、「ホテルグランテラス富山桜橋通り」

今日は、宴会場でイベントがあるようで「カターレ富山キックオフパーティ」の看板が出てました。

ホテルグランテラス富山桜橋通り
ホテルグランテラス富山桜橋通り

宿泊プランは、禁煙シングル 朝食付き。

ホテルグランテラス富山桜橋通り シングルルーム
ホテルグランテラス富山桜橋通り シングルルーム

1Fには、ウェルカムドリンクのコーナーがあります。

日本酒が2種類と赤ワインと白ワイン。
日本酒は、立山酒造「立山」と若鶴酒造「辛口 玄」。地酒が2種はポイント高い!

ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンク

夕食は、きときと寿司で散財

夕食は、駅ビルの中にある「きときと寿司」。
1年半前も夕食で訪問しているので、富山では、新しい飲食店の開拓無しでした。

きときと寿司 富山駅店
きときと寿司 富山駅店

タッチパネルで注文する回転寿司ですが、寿司職人が握るちゃんとした店です。

最初の注文は、生ビールと「富山5貫盛り」
白エビ、ズワイガニ、バイ貝、ブリ、のどぐろの5貫。

白エビ、ズワイガニ、バイ貝、ブリ、のどぐろ
白エビ、ズワイガニ、バイ貝、ブリ、のどぐろ

ビールの次は日本酒。
自分にしては、日本酒たっぷり目の2合。立山の冷。

立山の冷
立山の冷

どんどん追加注文していきます。

アジとかさごの握り。どちらも地物。

かさごとアジ
かさごとアジ

ブリの三種盛り。

折角なので、鰤を追加注文し、じっくり部位の違いを味わいます。

ブリの三種盛り
ブリの三種盛り

変化球で「げんげの唐揚げ」

かなり、美味い!

げんげの唐揚げ
げんげの唐揚げ

締めは、「辻の身」
全く知らない魚ですが、富山の地魚。

辻の身
辻の身

大満足の14貫とげんげの唐揚げで満腹。
酒も、ビールと地酒でご機嫌になって、本日の支払いは5,544円

2日目は福井。敦賀を散策