47都道府県全部観光する（16/47は福井県）
昨日の天気予報では、夕方から本降り。
雨は15時くらいから降り始めるという。
当初の予定は「世界一美しいスタバでモーニングコーヒー」だったが、計画変更。
朝一で富山から敦賀に移動し、雨が降る前に敦賀の街を散策することにしました。
2024/3/5 火曜日 敦賀を観光する
北陸ひとり旅の２日目の朝は、くもり。
曇りですが、エレベータホールから立山連峰が望めるほど視界良好。
朝食バイキング会場がロビー階と同じというビジネスホテルが多い中、「ホテル グランテラス富山桜橋通り」は最上階。
景色を眺めながら朝食を楽しむことにした。
料理の種類も多く美味しい。
更に、富山の料理コーナーもあって、ホタルイカの沖漬けも味わうことができました。
ウェルカムドリンクもあったし、このホテルにして本当に良かった。
富山から敦賀に移動
ホテルを8:45頃チェックアウト。鍵の返却だけなのでスムーズに終了。
徒歩で富山駅に向かいます。
9:09富山駅発の北陸新幹線「つるぎ」に乗車。金沢で、特急「しらさぎ」に乗り換えます。
富山駅で北陸新幹線を待つ間も、立山連峰が見えていました。
これが昨日だったら…
「つるぎ」も「しらさぎ」も端っこの車両に乗車したので、自由席でも窓際の席が確保できました。
福井駅が近づいたころから雨が降り出し、敦賀では本降り。
予報は、当たらず…
北陸新幹線 金沢〜敦賀間 開業のポスターが、敦賀駅にもありました。
開業まで11日。
駅では、鉄オタらしき人たちが写真を撮っていました。
新幹線開業前なので、改札はひとつだけ。開業後は西口となるようです。
駅の小ささにびっくり。仮とはいえ北陸新幹線の終着駅。
トイレは大・小が各ひとつ。
男子トイレなのに長蛇の列ができてました。
昼食は、ボリューム満点の浜焼き鯖御膳
敦賀は、初めて。どんな街なのか、すごく楽しみです。
最初の目的地は、地魚料理の「まるさん屋」
1階が物産店、2階が食事処になります。
「まるさん屋」は、口コミの評価が高い人気店。
お店に着いたのは11:20頃でしたが、テーブル席は満席。
カウンター席が空いていたので、待ち時間ゼロで着席できました。
これも、ひとり旅の恩恵でしょうか。
注文したのは、「浜焼き鯖御膳(2,310円)」。
これが食べたくて、「まるさん屋」に来ました。
料理の注文は、タブレットでするシステム。ご飯の量も選択できます。
私は「普通盛り」を選択しましたが、後で後悔することに．．．
とにかく鯖がでかい！
食べ切れるか心配になるほどのボリュームです。
塩、醤油、レモンなどをお好みで掛けて食べます。
私の舌には、醤油が一番美味しく感じました。
鯖が大きいので、腹パンなのに、白飯が足らない状況になります。
食事の後半は、ご飯のお代わりをするか悩みながら、鯖をいただくことに．．．
食事を終えて店外に出ると、店の前に行列。7～8人が待っていました。
次の目的地(氣比神宮)まで歩く
駅を起点として、敦賀の観光スポットを循環するバスが走っているのですが、平日は1時間に1本しかありません。
使い物にならないので、氣比神宮まで歩くことにしました。
敦賀駅から氣比神宮までの商店街はアーケード付き。
完全に濡れずに行くのは無理ですが、雨なので助かります。
宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999の世界
この商店街には、
「敦賀が日本有数の鉄道と港の街」だったことを記念し、
「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメントが多数あります。
モニュメントを探しながら歩けば、氣比神宮までの歩きも苦になりません。
アニメの原作に近いものもあれば、芸術的すぎて別物になっているものまで．．．
時には知らないキャラクターも。
おかしいな～。アニメを観ていたハズなんだけど．．．
この商店街の残念なところは、BGMで「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌を流してないところ。ビートルズの曲が流れてた．．．
まるさん屋の向かい側には、「メーテル」像。
氣比神宮(けひ じんぐう)
氣比神宮(けひ じんぐう)は、北陸道総鎮守という由緒ある神社です。
最初に迎えてくれる鳥居は重要文化財。
日本三大木造大鳥居です。他の２つは春日神社(奈良)と厳島神社(広島)。
氣比神宮の敷地は、想像してたほど広くなく拍子抜け。
大鳥居を抜けて５分後には、元の場所に戻れるくらいでした。
境内には、松尾芭蕉の像もあります。
松尾芭蕉が中秋の名月を求めてこの地を訪れて詠んだ句が台座に刻まれてました。
「月清し遊行のもてる砂の上」
参拝を終えて、バス停へ。
赤レンガ倉庫に行くバスは、40分後。
ここから先は、アーケードはありませんが、歩く決断をしました。
歩き始めると、雨が止みました。なんて運の良さ。
氣比神宮でお参りした結果がもう出ました。
敦賀赤レンガ倉庫
昔は石油の貯蓄する倉庫でしたが、今は商業施設になっています。
レストランと物販店、ジオラマがあり、建物は国の登録有形文化財です。
赤レンガ倉庫に着いたあたりで、再び、雨がポツポツ。
ジオラマは有料で、入場料400円です。
入場券自動券売機は、現金のみの扱い。
手売りがないので、割引サービスは無さそうです。
室内の観光施設なので、雨の日にはピッタリ。
ジオラマは、昔の敦賀の街を再現していますが、鉄道が縦横無尽に走るところも再現なのか？
見学を終えて、外に出ると、雨は本降りになってました。
バスの時刻表を確認すると、次のバスは55分後。
絶望的な状況なので、氣比の松原に行くことを断念。
歩くには遠く、この雨の中、松原で1時間過ごすのも無理。残念！
旧敦賀駅駅舎（敦賀鉄道資料館）
赤レンガ倉庫の近くに、旧敦賀駅の駅舎が移築されています。
現在は、敦賀鉄道資料館となっていて、入場料は無料。
見学の所要時間は、15分程度。
展示の仕方を、もう少し改善すれば良いのに…
敦賀港
折角なので、敦賀港を眺めておきます。
港を一望できる場所があれば良いのですが…
雨のせいか、愚痴が多くなってきました。
速足でアーケードのある商店街に戻ります。
敦賀駅から福井駅へ
敦賀駅に戻ったのが、14:30。
時刻表からは、14:40発の普通列車か15:03発の特急サンダーバードの２択。
到着時間を確認した結果、普通列車の方が数分早く福井に到着します。
早さを取るか、快適さを取るかの選択ですが、今回は、普通列車を選択。
電車の中では、持参した小説「英雄の書(宮部みゆき)」を読んで過ごします。
本日の宿。ホテルエコノ福井駅前
駅から徒歩1分未満。
殆ど雨にぬれずに入れるのが魅力のホテルです。
フロントは2Fにあります。
フロント係の愛想は決して良くないですが、私は気にならない人なので問題なし。
「安くて、駅に近い」のが、このホテルを選んだ理由なので。
夕食は、ホテル1Fの居酒屋「頂き枡」
雨降りだったこともあり、ホテルの近所で店を探しました。
ホテルの1Fにある居酒屋さん、口コミの評価も高いので、ここに決定。
「頂き枡」は、越前若狭の料理や地酒を提供する居酒屋さんです。
「ひとり客歓迎」というのも嬉しい。更に「ひとり客」でも個室に案内されます。
これは、楽しい夜になりそうです。
最初の一杯は、ハイボール。
19時まではハッピーアワーで80円！
店内どこにも書いてないけど、口コミで知って注文。
がんがん注文していきます。
お店の看板メニューの天ぷらから、４つ選択
れんこん、とうもろこし、大根おでん、とろろ昆布の半熟卵
永平寺胡麻豆腐とへしこ(炙り)。
大根おでん、とろろ昆布の半熟卵は、上から天つゆをかけて頂きます。
とろろ昆布と合って、メチャクチャ美味い。
昆布は、北陸の料理でよく使われるそうです。
機会があれば食べたいと思っていたので、この店にして本当に良かった。
追加オーダーは、「若狭フグのてっさ」と「地酒呑み比べセット」
本当に美味しかった。
まだまだ飲めたし食べれましたが、満腹になるまで食べないのが粋というもの。
まあ、昨日の反省も含めですが…
舌代は、4,950円。
本日のまとめ
朝から晩まで、美味しいものを食べまくった日になりました。
いつも旅行から帰ると1～2kg体重が増えているけど、記録を更新しそう。
ひとり旅ならではの楽しみも出来たし、充実した一日でした。
これで天気が良ければ言うこと無しですが…
