どこかにビューーン 秋田でリベンジ旅

47都道府県全部観光する(13/47は秋田県)

前回、「どこかにビューーン」を使って山形旅行をしてきました。
初日に雨が降ったことをきっかけに、グダグダになってしまいました。
そのリベンジのため、予算2万円で「どこかにビューーン」を使った旅行に出ます。

事前準備

どこかにビューーンの申し込み(2023/10/19)

「えきネット」のサイトで、「どこかにビューーン」の申し込みをします。
出発日は2023/11/6(月曜)、帰りは2023/11/7(火曜)。
三連休明けの月曜日にし、混雑を避けました。ホテル代が安いのは11/5(日)ですが。
博物館など多くの公共施設は、月曜日が休み。
休館日というリスクはありますが、予算が限られているので月曜出発にします。

候補駅は、
【燕三条(新潟県)】【かみのやま温泉(山形県)】【七戸十和田(青森県)】【大曲(秋田県)】

山形県は、つい先日行ったばかり。
山形県にならないことを祈りつつ、申込みボタンを押します。

2023/10/19 に申し込みした理由

予算が限られるため、ホテル代の支払いを最小限します。

前回の山形旅行では、ホテル代はゼロ円でしたが、今回は無理。

ポイントを一番持っている「じゃらんネット」で予約することにしました。
更に、「じゃらんネット」のセールも利用できるタイミングを狙って、10月19日を選択。

どこかにビューーン 行き先決定(2023/10/20)

申込みの翌日、行き先が決まりました。
「どこかにビューーン」の行き先は、当日に決まったり、2日後に決まったり
どういうロジックになっているのでしょうか。

で、行き先は、想定外の

「大曲(秋田)」!

今度こそ新潟県だと思っていたのですが、「大曲」!
でも、大曲なら大当たりです。

出発の東京駅9:08、帰りの大曲駅は19:43。時間的にも悪くない。

ホテル予約

早速、じゃらんnetでホテルを検索。
宿泊地の候補は便利さ(*)から、大曲駅 > 秋田駅 > 横手駅の順で検索
(*)便利:移動のしやすさ、駅近なビジネスホテルの有無、飲食店の多さなど

他の県と比較して、秋田は宿泊料が高め。
理由は分からないが、365日ほぼ同価格を設定しているビジネスホテルが多い。

どこのエリアに泊まるか悩んだが、ターミナル駅「大曲駅」のビジネスホテルにした。

「ホテルルートイン大曲駅前」を予約。
シングル禁煙(6,900円)が満室のため、14日前コンフォートシングル禁煙・朝食付き(7,450円)で予約。少し高くなったが、他の選択肢がなかった。
ここは基本365日均一料金の価格設定だが、予約日付近(11/7〜9宿泊)だけ450円高い料金設定があったりするホテル。もしかして大曲でイベントでもある?

じゃらんの「お得な10日間」のクーポンを使って1,000円引き。

クーポンの1000円引きとポイント利用(3,800P)で、2,650円の支払い

こまちシャトルの予約

予約制の乗り合いタクシーを予約。
今回は2日目に小安峡に行きます。
路線バスの本数が少ないため、事前予約が必要な乗り合いタクシーを利用。
Myルールではタクシー不可も、乗り合いタクシーはOK。

行き先は、小安峡。往復で4,000円
かなりの出費ですが、しかたない。

これで、現地で使える金額が確定。

ざっくりだけど、飲食に使えるのが9,000円。
少し贅沢な食事ができそうです。

時刻表調べなど

事前にやっておくことが、いくつかあります。

地方の電車やバスは、極端に本数が少ないので、事前に時刻表を調べるのは必須。

時刻表(横手駅、湯沢駅)
時刻表(横手駅、湯沢駅)

電車の間隔が2時間以上空くような路線は、バスがないかも調べます。

更に、電車やバスの支払い方法の調査も必須。
Suicaが使えるのか、バスの車内で両替が出来るのか……

最後に天気予報のチェック。

今回も! 現地の天気は、雨の予報
残念!

2023/11/6 秋田旅行開始

朝起きると、右目が腫れ上がっていた。顔もパンパンで別人のよう。
旅行の朝だというのに、大ピンチ発生

出かける準備をしながら、ネットを検索。
症状から「抗菌性点眼薬」が有効と判明。
さらに検索し、東京駅で早い時間から開いているドラッグストアを見つけた。

今回はちょっと遅めの出発で良いが...

ドラッグストアに寄るため、少し早めの8時前に自宅を出発。

抗菌剤入り目薬
抗菌剤入り目薬

東京駅構内のドラッグストア(Eki RESQグランスタ東京店)で、抗菌性点眼薬を購入。
平日は、7:00から営業しているので助かった。

秋田新幹線 こまち
秋田新幹線 こまち

こまち11号は、定刻通り9:08に東京駅を出発。
大宮に着く頃には、通路側の席も埋まって満席。
私の隣も、東京駅から仙台駅まで利用者がいました。

降りたのは大曲ではなく角館駅

車内では、いつものように小説を読んで過ごします。
今回持参した小説は2冊。1日目は、「銀翼のイカルス(池井戸 潤)」です。

銀翼のイカロス
銀翼のイカロス

大曲駅まで乗車可能な乗車券なのですが、観光のため、ひとつ手前の角館で下車。
定刻通り12:18に角館駅に到着。

角館駅
角館駅

小さな駅ですが、駅弁が買えるようで、「駅弁」と書かれた幟がでていました。

平日ということもあり、降り立った観光客は、それほど多くありません。

駅からは、徒歩で移動します。

角館で観光(商家巡り、武家屋敷巡り)

到着したのが、お昼時ということで腹ペコです。

まずは、事前に調べていた「食堂いなほ」に向かいます。

昼食は、「食堂いなほ」の創作料理

営業時間は11:00〜15:00の昼営業のみ。
角館の料亭「稲穂」の姉妹店。
手軽な価格で秋田名物を味わえるという情報を聞き、やってきました。

食堂いなほ
食堂いなほ

注文したのは、「がっこ懐石」1,650円。
人気No.1メニューということだが、自分の周りで注文してたのは自分くらい。

外国人の方には、「きりたんぽ鍋」の方が人気があるみたい。
店内は、日本人2/3、外国人(1/3)で、ほぼ満席。

食堂いなほ 「がっこ懐石」
食堂いなほ 「がっこ懐石」

「がっこ懐石」は、9品の小鉢(がっこ料理)に、いぶりがっこの卵とじ丼、お吸い物が付きます。料亭の姉妹店だけあって、見た目から美味しそう。

味の方も、大変美味しかった。
特に美味しかったのは、「トマトの塩麹がっこ」「きりたんぽと白菜がっこのお吸い物」。
「がっこ懐石」にして正解。

昼食後は、外町の商家を見て回ります。
外町は、観光客は殆いません。

あきた角館 西宮家

西宮家は、食堂いなほから徒歩1分。

レストランと和雑貨店、資料館の3つのゾーンがあります。

あきた角館 西宮家
あきた角館 西宮家

無料で資料館に入れるのは分かっていたのですが、周りに観光客がいないので、恐る恐る資料館に入館。

資料室には、西宮家が使ってきた皿などの道具類が展示されています。

表にある説明看板によれば、外町にある武家屋敷なのだが、並んだ道具の類を見ていると商家のようにも感じる。

旧角館製糸工場

登録有形文化財だそうです。

角館製糸工場は、1911年に建てられた工場。
越し屋根や高窓が特徴的な建造物です。

旧角館製糸工場
旧角館製糸工場

安藤醸造本店

味噌・醤油の醸造元。

安藤醸造本店
安藤醸造本店

店舗と無料試食コーナーがある。
味噌には興味があったが、荷物が重くなるので心を鬼にして外から見学するだけにした。

ガイドブックには出てこないが...

外町を散策していると、こんな感じで、蔵だったり古い建物があちらこちらにある。

こちらのお店は、雑貨屋さん(みなさまの店イオヤ)のようであるが、古い建物の上部には「〇商〇○」。
右から読むのだろう。○の中にイの字の屋号もある。

武家屋敷通りへ

流石に武家屋敷通りは、観光客が多くて賑わっていました。

紅葉で、美しい通りは格好の撮影スポット。

紅葉が美しい 武家屋敷通り
紅葉が美しい 武家屋敷通り
武家屋敷 小野田家

入場料無料。
室内には入れず、お庭から見る感じ。

武家屋敷 小野田家
武家屋敷 小野田家
武家屋敷 河原田家

入場料は500円。
室内に上がることが出来ますが、正直...500円は割高。

武家屋敷 河原田家
武家屋敷 河原田家
武家屋敷 岩崎家

入場料は無料。
入れるのは、お庭だけ。お庭から室内を観ることはできます。

武家屋敷 岩崎家
武家屋敷 岩崎家
武家屋敷 青柳家

ガイドブックに良く紹介されている武家屋敷。

入場料は、500円。現金またはPayPayで支払える。

武家屋敷 青柳家
武家屋敷 青柳家

室内を見学したり、広大な敷地に点在する資料館を巡ったり。
入場料の500円を回収できるくらい見どころが満載。

武家屋敷 石黒家

入場料は500円。現金のみ。
JRのポスターにも登場する石黒家は、紅葉が美しかった。

武家屋敷 石黒家
武家屋敷 石黒家

ここの武家屋敷は、他と違い説明員がグループ単位で付いてくれます。

私は、一人旅だったので、後から来た2名のお客さんと一緒に説明を受けました。

武家屋敷 石黒家 亀の欄間
武家屋敷 石黒家 亀の欄間

見どころは、亀の透かし彫りがある欄間。

説明員の方によれば、角館の積雪量は1.4m。
今は、これからのシーズンに備えて、雪よけの準備をしているとのこと。

角館 樺細工伝承館

入場料500円。時間つぶしで入ったが、500円の元が取れたかどうか...

角館 樺細工伝承館
角館 樺細工伝承館

館内には、樺細工の名工が作られた品が展示されていたり、

甲冑や籠があったりと...

大曲駅へ

角館駅から大曲駅までは、JR田沢湖線を利用します。

この路線は、新幹線があるためか、極端に本数が少ない!
16:26発の電車に乗りましたが、1本前の列車は、12:43発と4時間も空いている。
1本後は、18:45発と2時間後。

角館から大曲に行く方法は、他に新幹線か路線バスがある。

JR田沢湖線は、Suicaが使えない。330円の切符を買って乗車。
路線バスで移動するなら520円。
新幹線なら1420円。(特定特急券なら1,090円)

JR田沢湖線
JR田沢湖線

大曲駅には16:46着。乗車時間は20分。
新幹線だと乗車時間は10分。ほとんど時間が変わらないのだ。

この時間の乗客は、自分以外は全員、学校帰りの高校生。

大曲駅の駅舎は綺麗だが、1階に観光情報センター兼待合所があるくらいで何もない。

ホテルにチェックイン

今夜の宿は、ホテル ルートイン大曲駅前。
駅から近くて便利です。

ホテル ルートイン大曲駅前
ホテル ルートイン大曲駅前

やや水回りの設備が古いが、使うのには全く問題なし。
遮音性が良いようで、隣室の音や廊下での話し声も聞こえてこないので快適だ。

ルートイン大曲駅前 コンフォートシングル
ルートイン大曲駅前 コンフォートシングル

シングルルームが満室だったので、コンフォートルーム(快適な部屋)にしたが、価格差ほどのメリットは感じなかった。
コンフォートルームは、有料サービスのVODのうち一般映画が無料で見られる特典がある。
持参してきた小説を読み切りたかったので、映画を観る機会はなかった。

夕食はらーめん屋

小雨がパラツキ始めたので、ホテルから最も近いラーメン屋さんに。

「麺屋にぼすけ 大曲駅前店」
「にぼすけ」は、秋田県内に4店舗を展開するラーメン店。

麺屋にぼすけ 大曲駅前店
麺屋にぼすけ 大曲駅前店

店内は、部活帰りの男子高校生で満席。
かなりの時間、外で待たされました。
雨が小雨て助かったが、土砂降りだったらコンビニ弁当にしてたかも...

煮干しラーメン専門店と看板に出ていたので、煮干中華そば(中太麺)780円を選択。
チャーシューは2種類使われている。

煮干中華そば(中太麺)
煮干中華そば(中太麺)

スープまで飲み干してごちそうさま。「大変美味しかったです」
医者からは塩分控えめにと注意されているのに...

店内にいた高校生たちは、全員「油そば」。
学生には、色々サービスがつくらしい。

ラーメンを食べながら、店主と高校生たちの会話を聞いていた。
黙々と食事をするんじゃなくて、ワイワイした感じで、何かホッとする。
高校生の悩みは、電車の本数が少ないことだった。

食べ終わって店外に出ると、女子高生が入店待ちしてた。

コンビニでビールを買って、ホテルに戻る

駅前のNewDaysで、アルコール飲料を購入。
ホテルの部屋で、小説を読みながら過ごすことにした。

「銀翼のイカロス」を読了。

テレビから、「今夜未明から朝にかけて大雨。明日の日中は暴風雨に注意」と流れてきた。

目の腫れば、少し引いた感じがするが、相変わらず「死んだ魚の眼」

2023/11/7 秋田旅行2日目

激しい雨音で目覚めたのが、午前3時ころ。
窓の外を見ると、雨が窓を打ち付けている。予報通りということか?
今回の旅行もツキが無さそうだ...

ホテルで朝食

6時に起床。目の腫れは、だいぶ収まったが、まだ違和感がある。

窓の外を眺めると、少し雨脚が弱くなったように見える。

10F(最上階)の窓から景色を確認。

山形の時ほど景色は良くないが、悪くはない。

6:55朝食会場に移動。

ルートイン大曲駅前 朝食
ルートイン大曲駅前 朝食

朝食はバイキング。会場は狭く、お客さんは多いが回転率が良いので問題は出ていない。

お味や雰囲気は、「可もなく不可もなし」という感想。

白飯と、ご飯のお供で、もう一杯食べられそうな気がしたが、この後の予定を考えて「ごちそうさま」をした。

ホテルのチェックアウトは8:45頃。駅に向かう。
雨は小雨になり、傘なしでも大丈夫な感じに...運が向いてきたかも

湯沢駅へ

大曲駅発9:12のJR奥羽本線に乗車。
例によってSuicaが使えないので切符を購入。680円也。

本日の旅の友(小説)は、「分身(東野圭吾著)」。

9:51湯沢駅に到着。乗車時間は29分。
工事の関係で、通常は新庄行きの列車が、湯沢止まりだったが、私には影響なし。

JR奥羽本線
JR奥羽本線

湯沢駅を降りると、タクシーが待っていました。
予約していた乗合タクシー「こまちシャトル」。

乗合タクシー
乗合タクシー

乗合タクシーなのに、予約客は私だけ。
まるで、貸し切りで乗る観光タクシーのよう。
タクシー会社や運転手さんに迷惑がかかるので、詳細は書きませんが、これ大正解。
観光タクシーなら4時間10,000円/台(4名まで)。乗合タクシーなら4,000円/人。

小安峡で観光

湯沢駅から小安峡に向かう車内で、タクシーの運転手さんが観光案内をしてくれました。

このあたりの積雪量は2.4m。
雪かきや屋根に積もった雪降ろしと処分費が大変なんだそう。

屋根に上がるためのハシゴ付きの住宅が多数ありました。

こちあたりは仏壇や漆器作りが盛んな町とか、稲庭うどんの工場が...という話を聞きながら40分ほど走行し、小安峡に到着。

帰りも同じ運転手さんなので、駐車場で待機されてるとのこと。
時間も気にしなくて良いと言われました。

小安峡に着く直前で降り出した雨は、降ったり止んだり。
小雨がパラパラという感じで、不快ではありません。

小安峡
小安峡

小安峡の上流を眺めると、2本の滝があるようです。
タクシーの運転手さんによれば、冬場は凍結するのでライトアップして観光名所にするのだとか...

小安峡
小安峡

本日のメインイベント、小安峡 大噴湯へ。
とにかく凄いの一言。
箱根の大涌谷や万座温泉も凄いと思ったが、そんなレベルじゃない。

小安峡
小安峡

最後に河原湯橋の上から、小安峡の遊歩道を眺めます。

小安峡
小安峡

紅や黄色く染まった葉に、湯けむりが重なり美しい光景が見られました。

悪天候だったけど、来て良かった。

湯沢と言えば「稲庭うどん」。ランチは「たむら屋」の予定でしたが...

小安峡にある「稲庭うどん たむら屋」さんで昼食の予定でした。
googleでは11:00開店と出ていたのですが、行ってみると準備中の看板が出ています。

稲庭うどん「たむら屋」
稲庭うどん「たむら屋」

店の前で開店を待つか、タクシーで駅に戻って食事にするか...
小雨が降る中で待つより、先に進む選択をします。

昼食は、稲庭町の「八代目佐藤養助商店」で稲庭うどん

乗合タクシーの最短ルート上ではないのですが、稲庭うどんの人気店「八代目佐藤養助商店 総本店」で昼食をとることができました。

八代目佐藤養助商店 総本店
八代目佐藤養助商店 総本店

タクシーの運転手さんによれば、休日は駐車場の空き待ちで車の列が出来るほどの人気店だとか。
平日なので待たずに入れましたが、7割ほど席が埋まっていました。

比内地鶏ご飯セット
比内地鶏ご飯セット

豊富なメニューの中から選んだのは、比内地鶏ご飯・せいろセット(冷) 1,350円。
比内地鶏ご飯が美味しかった。

うどんは...
タクシーの運転手さん曰く、
「メーカー間の味の違いはない」
「3年も修行すれば、稲庭うどんを作れるようになる」
「地元民だが稲庭うどんは、たまに食べる程度」
「稲庭町には、大小30社ほどの稲庭うどんのメーカーがある」
「食事もできるのは、八代目佐藤養助商店と寛文五年堂」

八代目佐藤養助商店 総本店の中には、レストランの他、売店と工場見学のコーナーがあります。折角なので工場を見学。

稲庭うどん 工場見学
稲庭うどん 工場見学

帰りは、寄り道してプチ観光

最初は、名水百選に選ばれた「力水」に立ち寄り。
もちろん、飲んでみました。

名水百選 「力水」
名水百選 「力水」

ほんの少し渋みを感じたくらいで、味らしい味はありません。
地元の方は、この水を使ってお茶を飲むのだとか...

寄り道2つめは、愛宕町の一里塚にある、大ケヤキ。

タクシーの運転手さんは、樹齢700年と説明してくださいましたが、観光案内所で頂いたパンフレットには、樹齢400年とあります。

そんな違いは些細なことと思えるほど、立派な幹周りに圧倒されます。
本当に良いものを見られました。運転手さん、ありがとう。

湯沢駅に戻って横手に移動。乗り換え時間が...

湯沢駅に戻ったのが、12:35頃。
列車の案内板には、14:40発の列車が表示されています。2時間待ち...

奥羽本線 湯沢駅
奥羽本線 湯沢駅

タクシーの運転手さんに頂いた時刻表で調べてみると、12:31発の列車が行ったばかりと判明。残念。
事前に調べてあった、別ルートで旅を続けることにしました。

その前に、運転手さんオススメの、「菅 義偉 前総理」の胸像を見学。
アンチコメントになりそうなので、感想は省略。

菅 義偉 前総理の胸像
菅 義偉 前総理の胸像

次の目的地、横手にはバスで移動します。

駅から1〜2分のところにある、湯沢駅前角 バス停に移動。
羽後交通の平鹿総合病院行きバスは、13:20発。

湯沢駅前角 バス停
湯沢駅前角 バス停

小雨が降る中、バス停で30分ほど待っていました。
バスは、2分ほど遅れて到着。
バスは前乗り/前降り。後部のドアは開きません。

乗客は私だけ。

横手駅まで行くバスなのですが、「中野団地入口」で途中下車します。
料金は、630円。d払いで料金を支払い。
560円分のdポイントを持っていたので、実質支払額は70円。

横手やきそばの有名店に行くため、バスに乗るこのルートを使いました。

横手で有名な焼きそば屋さんへ

バス停からは、徒歩1〜2分。
住宅街の中に「元祖 神谷焼きそば屋」はあります。

元祖 神谷焼きそば屋
元祖 神谷焼きそば屋

横手やきそばを考案したのが、こちらのお店の初代店主。
横手やきそば本来の味を守るお店として、ガイドブックに紹介されるお店です。
現店主がお年寄りなので、横手やきそばが考案されたのは何十年前という感じ...

先客は1組。
これならば、食後に、のんびりしてても怒られないでしょう。

肉野菜たまご(並)
肉野菜たまご(並)

注文したのは、「肉野菜たまご」の並盛。750円也。

最初は、そのままの味を楽しみ。次は、半熟の卵を崩して...
更に、後半は卓上にあった調味料で味変して、横手やきそばを堪能。

卓上にあった調味料
卓上にあった調味料

卓上の調味料で、試したのは「七味にんにく」「にんにく胡椒」の2つ。
秋田の名物なのでしょうか、お土産屋さんで売られているのを見かけました。

バスの時間まで、店内でのんびりして時間調整。

横手駅に向かう

中野団地入口バス停でバス待ち。
バスは14:36発の予定でしたが、5分遅れでやってきました。

このバス路線は平日は1時間に1本ですが、休日は極端に本数が少ないので注意が必要です。

中野団地入口バス停
中野団地入口バス停

やってきたバスは、大型バスではなくコミュニティバスのような小型サイズ。
乗客は、私を含め3名。

こちらのバスは、d払いだけでなく、PayPayも使えるようです。
10分程の乗車で、横手駅東口に到着。d払いで260円でした。

横手駅
横手駅

横手駅に着いたあたりから、雨脚が強くなってきました。

次の目的地に、早足で向かいます。

日帰り温泉

横手駅から徒歩で2〜3分。
日帰り入浴施設の「ゆうゆうプラザ」にやってきました。

ゆうゆうプラザ
ゆうゆうプラザ

入り口の自販機で入場料1,100円を支払い。(現金のみ)

こちらは横手温泉という天然温泉。
ナトリウム塩化物泉という泉質です。pHが8(弱アルカリ性)。
酸性の温泉に見られるような、硫黄臭さはありません。

内湯と露天風呂を堪能後、休憩所でのんびり。
ゴロゴロするにはちょうど良い場所ですが、小説を読むには、ちょっと暗い。

大曲に戻って夕食なので、移動します

横手駅を17:04発の電車に乗るため、16:35頃、ゆうゆうプラザを出発。

外は横殴りの土砂降り。
傘が全く役に立たず、ズブ濡れになって横手駅に到着。

大曲までの乗車券(330円)を購入。

電車のホームにも、雨が吹き込んでくるので、ホーム上の待合室に避難。
電車到着まで、小説を読んで過ごします。
電車の出発時間が近づくと、高校生たちでホームが溢れかえってきました。

居酒屋で一人宴会。

大曲駅に到着すると、あの台風並みの暴風雨が嘘のように穏やかな天候に。

行ってみたかった居酒屋さん「北野水産 大曲駅前店」に向かいます。(日曜月曜は休)

北野水産 大曲駅前店
北野水産 大曲駅前店

1杯目は、あくらビール(Mサイズ) 800円。
驚くほど美味しいビールで、Lサイズにしなかったことを後悔。

お通しは、小鉢3品。どれも美味しい。
この時点で、この店にして良かったと感じられるはず。
会計後のレシートを見ると、お通し代は550円。

お通し
お通し

ブールに合うつまみ1品目。
「がっこチーズカナッペ」600円。
これが、ばかウマで大当たり。

がっこチーズカナッペ
がっこチーズカナッペ

2品目は、ビールにも日本酒にも合う「なだら王 玉川の鮭燻製生ハム」
650円。

なだら王 玉川の鮭燻製生ハム
なだら王 玉川の鮭燻製生ハム

2杯目のお酒は、日本酒「飲み比べセット」
日本酒は普段飲まないのですが、折角なので秋田の地酒を頂きます。
「天の戸」「刈穂」「八重寿」のセットで1,200円。

「天の戸」「刈穂」「八重寿」
「天の戸」「刈穂」「八重寿」

比内地鶏串(塩)2本で1,300円をつまみに、日本酒を堪能。

〆は、十割そば(600円)です。
これが、めちゃくちゃ美味しいからビックリ。

十割そば
十割そば

長野や山形で食べた、行列店の蕎麦より美味しい。
本当に十割そばなのと疑うほどの、のどごしの良さ。

お会計は、5,700円。
思っていたより高く付いたのは、お通し代を失念していたことと、比内地鶏串を2本食べたからでしょう。

帰路へ

大曲駅で新幹線待ち。ホームには誰もいません。
もしかして、大曲から乗るのは私だけ?

大曲駅19:43発の「こまち48号」は、秋田駅を10分遅れで出発。
大曲駅を出た時点では、8分遅れ。
仙台駅では4分遅れと、徐々に遅れを取り戻していきました。

23:55帰宅。

すごく楽しい旅行でした。
山形のグダグダ旅行は、秋田でリベンジ出来ました。

秋田旅行まとめ

秋田旅行で掛かった費用

この旅行の予算は、2万円(20,145円)。
実際に掛かったのは、22,875円。2,730円オーバーでした。

何に使ったいくら
交通費 最寄り駅から東京駅(往復)460円
交通費 新幹線代(どこかにビューーン) 0円
ホテル代 ホテルルートイン大曲駅前2,650円
交通費 角館→大曲(JR普通列車)330円
交通費 大曲駅→湯沢駅 JR680円
交通費 湯沢駅↔物産館(往復)4,000円
交通費 湯沢駅角→中野団地入口 バス630円
上記 ポイント利用分△560円
交通費 中野団地入口→横手駅東口 バス260円
交通費 横手駅→大曲 JR330円
横手駅 ゆうゆうプラザ入浴料1,100円
角館 河原田家 入館料500円
角館 青柳家 入館料500円
角館 石黒家 入館料500円
角館 角館樺細工伝承館 入館料500円
ドリンク(自販機) 合計360円
1日目昼食 食堂いなほ1,650円
1日目夕食 麺屋にぼすけ780円
お酒代405円
2日目昼食 八代目 佐藤養助商店1,350円
2日目昼食(2回目) 元祖神谷焼きそば屋750円
2日目夕食 北野水産5,700円
総合計22,875円
秋田旅行 旅行代明細

予算オーバーの理由は2つ。
飲食費を予算内で抑えられなかったこと、
見学料の見込みが甘かったことですが、悔いはありません。
予算を超過しましたが、47都道府県全部観光する計画には大きな影響はありません。

「どこかにビューーん」のお得度を計算。

行きは、最寄り駅→角館(得だね10%off)、帰りは大曲→最寄り駅(得だね10%)を使い
(最寄り駅→角館)+(大曲→最寄り駅)=30,540円。

どこかにビューーンで、掛かった費用(ポイント込み)=6,460円。

お得度、△24,080円。79%off。

秋田旅行での初めて

実は秋田旅行は30年ぶり。
前回の記憶は、ほぼ無いものの、田沢湖観光と「きりたんぽ」を食べたのだけ覚えてます。

・角館と小安峡を観光したのは、初めて
・横手やきそばは、初めて食べました。しかも横手にある元祖で
・稲庭町で、稲庭うどんを食べるという体験ができました
・北野水産さんでや食堂いなほで、秋田の料理を堪能できました。
・d払いも初経験

秋田旅行での反省点は

旅行上手になるため、毎回、旅行の反省をするようにしています。
グダグダになった山形旅行での反省は、生かせたのでしょうか。

反省点の1つめ

「角館で、ガイドブックに載っていない有料施設に立ち寄ったこと」。
そういう場所は、「行かなくても良かったかも」と感じることに気付きました。

次回の旅行に活かすようにします。

2つめの反省は、予算管理方法。

今回の旅行では、現金払い、クレジットカード、Suica、d払い、PayPay、ポイント利用と様々な支払い方法を使いました。これだと旅行中の残高管理が難い。

次回までに改善方法を考えておくことにします。