47都道府県全部観光する(31/47は島根県、32/47は鳥取県)
山陰旅行は、人生初。
65年も生きてきて、通過したこともない県を観光します。
これまで行かなかったのは、魅力がないからではなく、東京からだと遠過ぎるから。
「遠過ぎる」を少し緩和する、京都出発、東京戻りの山陰ひとり旅です。
現地で使える金額は1日あたり7,500円。私の旅では、かなり余裕のある予算になっています。
その分、美味しい料理とお酒を楽しむことにします。
2024/9/24 火曜日 京都から出雲大社、松江
滞在先から京都駅へ
最寄りのバス停から京都バスに乗車。京都駅をめざします。
バスは3分遅れの8:40に京都駅に到着。
ここ京都駅から先に掛かる費用を旅行代としてカウントしていきます。
新幹線の発車時刻まで30分あります。
朝食が、まだなので新幹線内で食べる軽食を探して京都駅をウロウロ。
軽食は新幹線改札内のグランドキヨスクにしました。
サンドウィッチの品揃えが豊富だったので迷いましたが、定番の商品を購入。
ミックスサンドとドリンクで488円。
京都駅から新幹線で岡山へ
9:11発ひかり631号に乗車。新大阪まで13分の乗車ですが指定席にしています。
新大阪までの13分間で、朝食を済ませます。
関西ほうじ茶は、初めて飲みましたが普通のほうじ茶と何が違うのでしょうか。
9:24新大阪駅に到着。
9:34発こだま845号に乗り換えです。
新大阪駅に止まっていた「こだま号」は見慣れない車両でした。
700系7000番台という車両らしいのですが、座席は2列✕2。
D席が窓側の席でした。
相生駅で隣のホームに500系の「こだま号」が停車していました。
鉄オタじゃないのですが、500系だけは心躍ります。
引退前に乗車したい...
10:43岡山駅に到着。
特急やくもに乗り換えです。
岡山で駅弁を購入
特急やくも9号の発車時刻は11:13。
30分の時間を利用して、駅弁を購入します。
私は新幹線改札内の駅弁屋さんで購入。弁当の種類が多くかなり悩みました。
在来線ホームにも駅弁屋さんがありましたが、扱いが3種類と少ない上「特急やくも弁当」以外は準備中の表示。
私が購入したのは、特急やくも弁当。1,480円。
正式名称は「特急やくも山陰への旅路弁当」ですが、長過ぎなのか売り場では略称で。
特急やくもで岡山から出雲市へ
「特急やくも」の入線待ちの間にドリンクを購入したり、在来線の写真を撮ったりしながら過ごしましたが、30分の待ち時間は長い...
特急やくも9号に乗車。
11:13岡山発、出雲市到着は14:18。
乗車した4号車は満席でした。
最新車両ということもあり非常に乗り心地が良く快適です。
岡山駅から暫くは進行方向左側の景色が良いが、途中から右側の景色が良くなります。
特に宍道湖の横を通る時の景色は必見、指定席はD席を取るべき。
出雲大社へはバスで移動
14:18出雲市駅に到着。
出雲大社行きのバスは、2分後の14:20発。バス停まで急ぎます。
バスの乗客は地元の方8割、観光客2割という感じ。
平日ですがバスの本数が少ないこともあり、出雲市駅を満席で発車。
14:52 出雲大社正門で下車。510円Suicaで支払い。
京都の宿泊先を出たのが7:50だったので、移動時間は7時間。京都からでも遠かった…
出雲大社に参拝
来ている観光客は日本人7割、外国人3割という感じ。
ひとり旅も、ちらほら。他の観光地より比率が多いのは縁結びの神様だから?
参道は松林に囲まれていますが、歴史とか重厚さとかパワースポット感は全く...
拝殿で、1回目の参拝。
何をお願いしたかは、ナ・イ・ショ。
続いて、八足門から本殿に向かって参拝。
本日、2つめのお願い事をしました。
最後に神楽殿。
ここの大しめ縄が有名。これを見に来たと言っても良いくらい。
ここにも賽銭箱があって...
もうお願い事が無いので参拝しなかったが、それで良かったのか...
そもそも、神楽殿に神様はいるの?
大しめ縄の前では、外国人観光客の方が長々と記念撮影をされていて、長い時間順番待ちをしました。譲り合うとか、他の方に気を配るのは日本人だけと実感。
一畑電車 出雲大社前駅
参拝が終わったので、一畑電車 出雲大社前駅に移動します。
出雲大社からだと徒歩10分くらいだろうか。
一畑電車の出雲大社前駅は歴史を感じさせる、素敵な駅舎でした。
昭和5年(1930年)の建造。高野山駅(和歌山県)と同じ時期に出来た駅舎です。
出雲大社前駅も国の登録文化財になっています。
ステンドグラスが使われていたり、高い天井が特徴的な建物。
更に、丸みを帯びた券売所も、まだ現役。(今は記念入場券を売っていますが)
レトロな券売所だけではありません。
乗車券の自販機もあります。
右側は現金専用、左側はキャッシュレス対応の券売機。
私は左側の券売機で、d払いを選択。
dポイントの使用が自動的にされたため、運賃820円ですが816円の支払いに。
出雲大社前駅には「日本最古級の電車」が展示されていました。
「最古」と言い切らず「最古級」とは...
日本最古級のデハニ50形の車内にも入ってみます。
旧大社駅に行ってみたら...
一畑電車は1時間に1本の運転間隔。
次の列車まで40分程あるので、旧大社駅に行ってみることに。
旧大社駅は、日本に3つしかない重要文化財の駅舎。
出雲大社前駅から歩くこと15分。
15分、汗をかきかき辿り着けば、工事中!
外も中も観ることができません。
事前の調査不足と言えば、そうなのですが...
一畑電車出雲大社前駅の観光案内には、そんなことは一言も...
一畑電車で松江しんじ湖温泉駅へ
16:20出雲大社前駅を出発。車内は地元の学生が半分、観光客半分という感じ。
16:31川端駅到着。川端駅で松江しんじ湖温泉駅行きに乗り換え。
川端駅は地元の中高校生で混雑していて、乗り換えが大変。
出雲大社前〜川端駅が最新車両だった分、川端駅〜松江しんじ湖温泉駅の列車のギャップが大きい。
松江しんじ湖温泉駅の駅舎は、ガラス張りの最新の駅舎でした。
松江しんじ湖温泉駅からホテルまでは、徒歩15分ほど。
宍道湖の景色を眺めながら、ホテルに向かいます。
宍道湖の感動的な夕日
宍道湖は夕日がキレイなことでも有名。
夕日を観るために、少し遠回りして宍道湖大橋に寄っていきます。
外国人観光客も夕日を目当てに、宍道湖大橋にやってきました。
酒蔵、読み方が分からない
ホテルに向かう途中にあった酒蔵。
「國暉酒造」、読み方すら分かりません。
帰宅後調べると、「こっき しゅぞう」。
ホテル周辺の飲み屋さんで、國暉を飲めるかと思っていたら...
そんなに簡単じゃなかった!
ルートインホテル松江にチェックイン
今夜の宿は、ルートインホテル松江。
松江城や飲み屋街に近いという理由で選んだホテルです。
「ルートイン」は、サービスレベルが分かっているので、安心して泊まれます。
思っていたより、少々狭い部屋でしたが問題ありません。
寝るだけだし、風呂は天然温泉の大浴場だし。
ホテルに荷物を置いて、外出。
居酒屋にしようか?、小料理屋にしようか?...
居酒屋 漁師?
居酒屋「漁師」の前で悩むこと3分。
まさに、お店に入ろうかという時に考え直します。
「ひとり居酒屋」は経験済み。経験するなら「ひとり小料理屋」だろう。
夕食は小料理なかはら
事前にgoogleの口コミを調べてました。
☆4つ以上の評価でホテルから近い小料理屋さん。
勇気を出して店内へ。
先客は3名、80代の元気な男性3名。その横に2名分の予約席。自分の右隣に1名分の予約。
まずはビール。
人生初の「ひとり小料理店」。
孤独のグルメの主人公になったつもりで、料理を注文していきます。
訳知り顔で注文したのは、お造り1人前、鯖煮、ポテトサラダにビール。
鯖煮が美味い。
お造りも上品な感じで美味しそうに見える。
厚切りの刺身より、一切れのサイズが、こんな感じの刺身の方が好き。
ポテトサラダは、ビールに合って進む進む...。
続いての注文は、おでん(4点)と日本酒「七冠馬」。
おでんは薄味なのが、松江おでんの特徴なのか...
おでんに「七冠馬」を当てたのは大正解。料理に合う美味しい日本酒でした。
舌代は4,400円。
もっと飲めたし食べれたが、この程度にしておくのが正解。
帰るころには、予約客の3名にプラスして、観光客の2名で満席でした。
「小料理なかはら」は、小さなお店ですが、行って正解の小料理屋さんでした。
2024/9/25 水曜日 2日目スタート、松江と境港を観光
2日目は松江城、足立美術館、境港と忙しく動き回ります。
忙し過ぎて、昼食を食べてる暇もない…