47都道府県全部観光する(40/47は北海道)
前日は、稚内観光後、旭川に移動してきました。
稚内と旭川を2泊3日で観光して、予算6万円以内に収める最後のポイントは食事。
美味しいものを見つける嗅覚を研ぎ澄ませ、ラーメン屋さんとジンギスカン(ビール館)に行きました。
今日は、観光の合間に、美味しくてリーズナブルなものを食べに行きます。
2025/5/28 水曜日 旭山動物園と酒蔵を観光
今日の観光は、旭山動物園と男山酒造(OTOKOYAMA SAKE Park)を予定。
家族連れやカップルで賑わう旭山動物園を「ジジイひとり」で楽しめるかは、行ってみなければ判りません。「ジジイひとり」でも楽しめると言えば、酒蔵見学。
19:55 旭川空港発の飛行機(最終便)で帰宅します。
果たして、旅行代は6万円に収まるのか?
宿泊してたのは「R ホテルズイン北海道旭川」
ゆっくり寝ていて良いのに、5:00に目覚めるのはジジイだから。
早起きしたので、その間にバスの一日乗車券「あさくるパス」をネットで購入しておきます。

バスの一日乗車券「あさくるパス」は、旭川市内のバス(旭山電気軌道と道北バス)が乗り放題で1,200円です。

7:50に「R ホテルズイン北海道旭川」をチェックアウト。
モーニングをやっている喫茶店に向かいます。
朝食は「yoshinori coffee」。予定していたメニューがない!
ホテルの朝食は1,800円します。
朝食は千円以内に収めたいという経済的理由から、モーニングが高評価の「yoshinori coffee旭川駅前店」へ。

ネットの情報では、モーニングメニューとして「究極の卵かけご飯定食」や「モーニングセット洋食」があるはずだったのですが、あったのはスープセットのみ。
googleの口コミを見ていたら、3月末で、食べたかったメニューは終了していたことが判明。
気付くのが遅すぎました…
テーブルに置かれたメニューを見ながら、モバイルでオーダーを入れます。

根菜と旬きゃべつのベジタブルスープ、セルフBLTサンドセット、本日のホットコーヒーで〆て1,532円。

かなりの予算オーバー。
金額と食事量が見合ってないが、美味しかったので、まあ良しとしよう。
支払いはセルフレジで、Suica払い。
旭山動物園行きのバスに乗車
乗り換え案内のアプリでは、バスを「2条緑橋通」から乗車すると出ています。
「人気の観光スポット行きのバスに、途中の停留所から乗ってどうするんだ?」
ということで、始発になる旭川駅前のバス停へ。

予想通りバスの発車10分前には10人ほど、その後も続々と人がやってきて、席が埋まりました。
旭山動物園まで50分近い乗車になるので、途中多少の乗り降りがあるとは言え、席に座りたいところ。
8:40発 旭山動物園行きのバスは、若干遅れてやってきた。

手元の乗り換え案内では、「旭山公園入口」で下車するようにでています。
不思議なことに、一部の乗り換え案内では、終点の「旭山動物園」というバス停が存在しない。
理由は、知らんけど…
ということで、旭山公園入口のひとつ先の「旭山動物園」で下車。
時刻は9:15。時刻表通りの運行なら9:26に「旭山公園入口」なんだが、十分以上早く到着。
旭山動物園はジジイでも、メチャクチャ楽しい
旭山動物園の開園時間は9:30。
バスがメチャクチャ早く着いたので、改札が開くまで列に並びました。
入園券は、事前にネットで購入済み(1,000円)なので、券売機に並ぶ必要はありません。
入園料は1,000円ですが、年間パスポートは1,400円。
安すぎ。上野動物園の年パスの場合は、65歳以上は1,200円(65歳以上の入園料300円)、と4回行って元が取れる計算。

動物と見学者の距離が近くてびっくり。
ガラス一枚向こう側を泳ぐ「白熊」の迫力は、写真じゃ伝わりにくいかも…

シンリンオオカミは、ガラスの天井の上でお昼寝中。
もう一頭も、この近くで昼寝中。
殆どのお客さんは、天井にいるとは思っていないので、存在に気付かず素通りしてました。
夜行性なので、昼間はグータラしていることが多いのかな。

アムールヒョウ。
鳴き声が猛獣って感じで怖い。
下(地上)で見ていた時は、距離もあったのですが、2Fに突然やってきてビックリ。
もう手を伸ばしたら届きそうな距離感。目の前でおしっこをして去っていきました。
失礼なやつ…

日本猿も、ガラスの窓越に間近に見ることができます。
振り向いて欲しかったが、完全に無視された。

旭山動物園、来る前は楽しめるか不安でしたが、「メッチャ楽しい」。
観光シーズン前の平日と言うこともあり、快適に動物を見ることができる程度の混雑度でした。
中国人団体客さえ避けるように行動すればですが…
餌やりの時間に飼育員さんが担当する動物の説明をしてくれるのも良かった。
私は、エゾシカとゴマフアザラシの説明を聴きました。
アイスクリームが美味しい暑さになりました
朝方は涼しかったのですが、昼頃にはTシャツ1枚がちょうど良い暑さになりました。
北海道といえば、アイスでしょう。

無料休憩所という名の食堂でアイスを頂きます。アイスがバカ売れしてました。
行列に並んでいると、順番抜かししてくる同年代の女性に遭遇。
一瞬イラっとしましたが、冷たい視線を送るだけに留めました。えらいな >>> 自分

購入したのは、ミックスアイス500円。観光地価格って感じで、ちょっと高め。
ミックス=北海道ミルク+メロン味。
まあ、美味しかったので、良しとしよう。キャッシュレス対応の券売機だったので、Suicaで支払い。
旭山動物園から移動して、昼食へ
12:40発のバスに乗るつもりだったのですが、なぜか12:10発のバスに飛び乗ることに。
実は12:40発は41番系統、12:10発は47番系統と、旭川駅に行く経路が違う路線。
乗車した47番系統は10条通り経由の路線。乗るつもりだった41番系統は4条通り経由。
私が行きたいのは、4条18丁目バス停!

かなり焦りましたが、12:38に4条18丁目バス停に到着。
悪運が強いのか、4条18丁目から先は、41番系統と同じコースを走る路線でした。
昼食は、バナナマンの番組で紹介された「豚丼」屋さん
旭川駅ではなく、4条18丁目のバス停で降りた理由は、バス停の目の前にある豚丼屋さん。
ここで、昼食にします。
店名は「豚丼 大手門 4条通」

帯広ではなく、旭川で「豚丼」? って思ったでしょ。
私も息子から「豚丼食べたら」ってLineが来た時は、そう思いました。
「豚丼 大手門」は、「バナナマンのせっかくグルメ」で紹介されたお店(本店の方ですが)。
リーズナブルな価格で美味しい名物を食べるという、今日の目的にピッタリ。
ランチ時なので、サービスのソフトドリンク付き。ちょっとお得。

注文した豚丼には、小鉢と味噌汁が付いてきました。
たれは、ウナギのかば焼き風。
テーブルにあった山椒と相性がばっちり。
こちらのお店は男性サラリーマンで大繁盛。
ラーメンやスープなどとセットにして、がっつり食べて行かれる方が多かったです。

私が注文した豚丼のお値段は980円。
大変美味しかったです。この味が東京で食べれたら…
支払いは各種キャッシュレスに対応。
私はキャッシュレス派なのですが、なぜか現金で支払い。理由は自分でも説明できない…
道北バスで移動します
男山酒造の酒蔵見学をするため、バス停へ。
同じ「4条18丁目」のバス停なのに、旭川電気軌道と道北バスのバス停が離れていて、バス停を見付けるのに苦労しました。
13:08発の道北バスの当麻ヘルシーシャトー行きに乗車。
バスが数分遅れで来たので乗車できた。
運が良いが、この時点で計画より1時間早く、進んでいる。暇つぶしを考えておかないと…

永山2条6丁目でバスを降車。
旭川電気軌道のバス同様、降りるときに、運転手さんに1日乗車券を提示。
ここから男山酒造までは、徒歩で移動。
男山酒造、OTOKOYAMA SAKE Park
男山酒造の工場の敷地内に、男山酒造り資料館とOTOKOYAMA SAKE Parkがあります。
酒蔵見学(工場見学)、昔の酒造りの様子(資料館)、お土産コーナーでの試飲が無料で出来る人気の観光スポットです。

OTOKOYAMA SAKE Parkというだけあって、子供が遊べる公園があったりします。
一升瓶を模した巨大オブジェは、滑り台。
小さなお子さんが遊んでいたが、お客さんの大多数は団体旅行による外国人と高齢者。

藤の花が綺麗に咲いていました。
藤棚の下には、人、人、人。
この混雑が普通なのか判りませんが、平日でも大勢の観光客。
旭山動物園より、人口密集度が高い…

最初に男山酒造り資料館を見学。
昔の酒造りを学べたり、近代化された工場の様子を窓越しに見学出来たり。
私は楽しく見学できましたが、外国人(中国の方)は、どうだったのでしょう。
説明は日本語と英語、日本酒に馴染みのない外国人にとって、どこら辺が楽しい?

日本って、色々なお酒(ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウィスキー)があって、工場の見学もできるけど、外国ってどうなんだろう。

男山酒造さんの場合は、酒蔵見学っていうより、工場見学に近い感じ。
見学の後は、お約束の試飲、お土産コーナー。
OTOKOYAMA SAKE Parkと書かれた、近代的な建物へ。
中は、激混み。お土産の物色をしている方で大混雑してました。

まずは、試飲をして自分の好みに合う日本酒があるか確認します。
試飲は、無料と有料の2種類。
どちらも、受付で専用コインを頂く必要があります。
受付で、車の運転が無いか、どうやって来たか等、尋ねられます。
コンプラが徹底されていて、好感度アップ。

無料の試飲用のコイン3枚を頂いて、自販機へ。
1杯目、国芳乃名取酒(純米特別酒)。男山酒造で一番の辛口。
2杯目、蔵元限定 辛口純米酒。蔵元やや辛口のお酒。
3杯目、蔵元限定 甘口純米酒。アルコール度11%の甘口酒。

ごめんなさい、私の好みと異なるので、お土産での購入は無し。
日本語が話せない外国人の方も試飲していたが、あの質問攻めをクリアしてコインを入手したの?
まあ、団体客なのが分かっているから、質問しなくても…というのはある。
旭川駅にバスで戻る
バス停に向かうため信号待ちをしていると、バスがやってきた。
ちょうど信号が変わったので、バス停までダッシュ。
13:55のバスに乗車できた。バスの行先は「1条7丁目」。
このバスは、どこに行くんだろう?

不安なままバスに乗車していたが、無事、旭川駅の近くまで移動できた。
空港連絡バスで旭川空港へ
旭川駅から空港行きのバスは、本数が少ないのだ。
14:36発の次は17:31。
手元の乗り換え案内アプリは、16:30発の電車で美瑛に行きバスで空港に向かえと言う。
旭川駅周辺で、追加で観光(旭川市博物館など)するか、空港で暇つぶしをするか。

バス停で悩んでいると、14:36発の空港行きバスがやってきた。
まだ結論出てないんだけど…
直感で、旭川空港に向かうバスに乗車。(この選択は、失敗だった)

クレジットカードのタッチ決済で、運賃750円を支払い。
乗車時に読み取り機にタッチ、降車時にもタッチして支払いという手順。
いちいち財布からクレジットカードを出す手間は不便さしか感じない。
海外じゃ、このタッチ決済が主流だというが、使い勝手がイマイチと感じるのは、自分だけ?
旭川空港のフードコートでビールを飲みながら充電
空港に到着後向かったのは、フードコート「そらいち」。
17:30に旭川空港に到着する予定だったのに、今は15:20。
2時間も早く到着した分、空港で暇を潰す必要があります。何しよう?

フードコートのカウンター席で充電できることを確認。
ここは、ビールでも飲みながら、スマホの充電をすることにします。
旭川空港で充電できるのは、フードコートのカウンター席と3FのAKJスクエアの2か所。

農珈屋で生ビール(一番搾り)を購入。650円は、Suicaで支払い。
フードコートからの眺めは、滑走路側ではなく駐車場側。
持参した小説は読み終わっているし、スマホは充電中、景色もパッとしないと来たか…

ビールを飲み終えた頃、スマホの充電が60%を超えたので、フードコートを後にした。
時刻は16:05。次は何しよう?
旭川空港からの眺めは
展望デッキから離着陸する飛行機を眺めるのが好きなのですが、あまりにも本数が少なくて無理。
ここで時間を潰すのは難しそうです。

何故か駐機場に、旭川空港に就航していない「FDA(Fuji Dream Airlines)」の機体がありました。
16:25発のJAL羽田行きの離陸を見てから次へ移動。
暇すぎて空港近くの公園へ
もはや、空港内で時間を潰せそうもありません。
展望デッキから見えた、空港近くの公園に行ってみます。

公園の名前は「グリーンポート」。丘の上には、展望シェルターがあります。
天気も良くて、公園でマッタリするにはちょうど良い季節。
ベンチで、ひと眠りしたい気分ですが、ここで寝たら、アルコールも入ってるので、やらかしそう。
寒さで目が覚めたら、満天の星が輝いていたなんてね…

遠くには、大雪山連峰なのか十勝岳連峰なのか山々が見えていました。
夕食は山頭火の塩ラーメン
空港のフードコートにある「山頭火」で夕食にします。
北海道旅行の最後の食事は、旭川ラーメンと決めていたのですが、「山頭火」にするか「梅光軒」にするか悩みました。
旭川ラーメンらしさを求めるなら「梅光軒」。知名度を求めるなら「山頭火」でしょうか?

頂いたのは、山頭火 塩らーめん。1,000円。
券売機で食券を買って、店員さんに渡すスタイル。
キャッシュレス対応の券売機でしたが、小銭を減らしたくて現金払い。
癖になる味で、人気店な理由が分かりました。
ごちそうさまでした。美味しかったです。
自宅用にお土産
自宅用と言うか自分用に「じゃがポックル」を買いました。
旭川空港には複数のお土産屋さんがあって、どこでも「じゃがポックル」が買えます。
どこで買っても一緒なので、どこで買うか凄く迷う…

みなさんは、JAL PLAZAとANA FESTA。どっち派?
JALやANAのクレジットカードとか持っていれば違うのだろうけど。

じゃがポックルのオホーツクの塩とほたて塩味の2つを買って、2,422円。
JAL PLAZAさんで購入。支払いはSuica。
旭川空港から羽田空港へ
旭川空港発の便数が少ないので、保安検査場も休み時間があります。
18:10まで休み。保安検査場がオープンするまで、やることが無いんだよな…

保安検査を通過して、搭乗待合室へ。
ANAの搭乗口付近には窓があって飛行機が観れますが、JALの搭乗口付近は窓がありません。
飛行機が見れない待合室は初めてだ。

1本前のANA(19:30発)は、満席で出発。
私が搭乗したJAL(19:55発)は、ガラガラで出発。
21:37羽田空港着。予定時刻より8分早い到着になりました。
羽田空港からバスで帰宅
羽田空港は北ウイングに到着。
北ウイングからは、バス乗り場(南ウイングの方)が遠くて焦る。
本当、羽田空港はデカい。
バス代は1,100円。券売機(キャッシュレス対応)でSuica払い。
満席になることもある人気路線だが、22:10発の乗車券を無事Get。

22:10発のバスに乗車。
途中のバス停で、トランクに預けた荷物を、受け取り忘れて帰ってしまう方がいた。
気付いて戻って来られたのは良かったが、バスの発車が遅れて迷惑に感じたことはナイショ。
23時帰宅。
さっそく「じゃがポックル」を頂きながら、ひとり反省会。
北海道旅行に掛かった費用(最後に答え合わせ、と反省会)
予算は60,900円でした。
実際に掛かったお金は、総額58,163円。
何に (括弧内はポイント利用前) | いくら使った |
サフィールホテル稚内 | 9,410円 |
Rホテルズイン北海道旭川 (6,000円) | 4,200円 |
JAL 羽田空港 ⇔ 旭川空港 航空券 | 13,940円 |
自宅最寄り駅 ⇔ 羽田空港 バス代 | 2,200円 |
旭川空港 ⇔ 旭川駅 空港連絡バス 往復 | 1,500円 |
旭川駅 ⇔ 稚内駅 JR往復乗車券 | 9,200円 |
稚内定期観光バス (3,600円) | 0円 |
旭川市内バス一日乗車券 | 1,200円 |
旭山動物園 入場料 | 1,000円 |
自由軒 カニコロッケ定食 | 1,380円 |
うろこ亭 タコしゃぶ定食 他 | 3,500円 |
セイコーマート パンやドリンク | 1,038円 |
ミルクコーヒー (180円) | 73円 |
たからや 塩ラーメン | 900円 |
大雪地ビール館 ジンギスカンなど | 3,580円 |
塩ソフトカップ | 380円 |
yoshinori coffee モーニング | 1,532円 |
ぶた丼大手門 豚丼ロース | 980円 |
ミックスアイス | 500円 |
生ビール | 650円 |
山頭火 塩ラーメン | 1,000円 |
合計 | 58,163円 |
お土産代は2,422円。
Myルール上、旅行代金に含めません。
うに丼が高すぎて手が出せなかったのは悔いが残るが、予算内に収めるのも、旅行を続ける秘訣なので、良しとしよう。