47都道府県全部観光する(34/47は広島県、35/47は愛媛県)
1日目は宮島を観光。厳島神社も良かったが、千畳閣も感動的。
広島名物のお好み焼きと牡蠣料理を堪能して、大満足の1日目が終了。
予算が厳しい49,500円の旅。観光と食事に使えるのは、1日あたり6,000円。
1日目は6,600円と既にオーバー。この調子じゃあ、やばいよ。
2024/12/3 火曜 平和公園に行った後、尾道を散策して松山へ
今日は平和記念資料館の入場予約を、7:30の回にしています。
身支度の時間も考えて、5時に目覚ましをセット。
目覚ましは鳴ったのですが、起きたのは5時半…
朝食は前日コンビニで買っておいたパン
本日の朝食は、前日にLAWSONで買っておいた総菜パン2つ。
寝坊した分、パパっと食べて身支度をします。
牛肉入りカレーパンで身体をシャキッとさせて、焼きそばパンでお腹を満たす作戦だったのですが、満腹にならず作戦失敗。
ホテルをチェックアウト
宿泊していた「パークサイドホテル広島 平和公園前」を6:45にチェックアウト。
外に出ると、暗くて、びっくり。
ネットで調べると、広島の日の出時間は7:00でした。
東京は6:34、東京の感覚でいたので驚くのは当然。
平和公園へ
原爆ドーム
ホテルから4~5分で、原爆ドームに到着。
夜明け前に、観光しているのは自分だけと思っていたら、数人の観光客。
夜明け前の静寂さの中、朝焼けし始めた空に浮かぶ原爆ドームを見上げて、言葉を失っていました。
平和の鐘(Bell of Peace)
平和の鐘は立ち入り禁止になっていた。
早朝だからか?
原爆の子像
空が赤く染まり、原爆の子像が「平和な未来へ」私たちが今すべきことを問いかけてくるようです。
ケースの中には、平和への願いが込められた無数の折り鶴。
原爆死没者慰霊碑
原爆死没者慰霊碑は、テレビでよく見る場所。
写真を撮る前に、暫し黙とう。
ここに刻まれた言葉「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」は重い。
平和記念資料館
7:30からの入場を予約。
7:20から観光客が並び始めたので、私も。
この時間を予約していたのは、ほとんど欧米系の外国人でした。
見学時間は1時間ちょっと。8:35頃には見学者の長蛇の列が出来てました。
平和記念資料館見学後、原爆ドームの写真とともに家族にLine。
「一生に一度は、原爆ドームと平和記念資料館に行くべき」と一言添えて。
G7広島サミット記念館
行く予定は無かったのですが、時間があるので「G7広島サミット記念館」へ。
展示スペースは小さく、パネル展示が多いのですが…
正直、期待してなかったのですが、係の方が色々説明してくださるので、楽しい時を過ごせました。
面白いかどうかは、説明員の技量次第と言うことを実感。
「折り鶴の再生紙から作られたしおり」を頂いて、G7広島サミット記念館を後にしました。
滞在時間5分程ですが、立ち寄って良かったです。
広島駅に移動
路面電車の「原爆ドーム前」から乗車。
目の前で、広島駅行きが行ってしまったが、3分程で次の広島駅行きがやってきた。
220円、Suicaで支払い。
朝の混雑もあったが、時刻表通り9:10広島駅に到着。
新幹線は28分後なので、余裕の到着。
腹が減ってしょうがないので、甘いホットドリンクを自販機で購入。140円。
8号車の端っこの列に並んでいたら、ホームにいた車掌から、最後尾にドアがないと言われ移動。
700系じゃないからね…
500系新幹線で三原まで移動、尾道へ
9:38発 岡山行こだま号で三原まで移動します。
この時間のこだま号は500系。
乗り鉄ではなくても、500系はあこがれの車両。
時刻表で500系が走る時間を調べた上で、旅程を組みました。
今回は自由席にしましたが、車内はガラガラ。席は選び放題でした。
広島~三原区間の新幹線自由席料金は990円。
ジパングで3割引きになって、690円。
アトラクション代としても高くはない。
三原で予定外の途中下車
三原駅の新幹線ホームから外を眺めると、お堀や石垣が見えます。
在来線が来るまで27分待ちなので、途中下車してみることにしました。
なぜか、乗車券が自動改札機でエラーになるので、有人改札で途中下車の印を押してもらいます。
ホームのすぐ横にあったのは、三原城跡。
城跡の上に、三原駅のホームがあって、何だか面白い。
上からお堀と石垣を見ましたが、下から見た方がお城らしさを感じられそう。
三原駅に戻り、在来線のホームで電車を待っていたのですが、定刻になっても電車が来ません。
定刻より5分過ぎたあたりで、やっと列車が遅れてると放送が流れました。
イライラしても、しょうがないので読書Time。昨日から読み始めた「鳥人計画(東野圭吾)」
結局13分遅れで、電車が来ましたが、これじゃあ新幹線でワープした意味ない…
やってきた山陽本線は、糸崎行き。
行きたい尾道駅は2駅先なのに、1駅だけ進んで乗り換えという不便さ…
車内放送では待機している列車がいるとは言ってなかったが…
糸崎駅で隣のホームに待機していた列車に乗り換え。
13分遅れは9分遅れまで回復して尾道駅に到着。
尾道駅の駅舎やその周辺は、綺麗に整備されていて、想像と全然違いました。
私のイメージは、「尾道=昭和レトロ」だったので。
観光客の姿は疎ら。
倉敷くらいの混雑を予想してたので拍子抜けするくらい。
でも、これくらいの方が観光にはちょうど良いと思います。
尾道を散策
ロープウェイで行くはずが…
駅の改札を出て、直ぐのところに看板が…
「千光寺ロープウェイ 運休のお知らせ」って、どういうこと?
あっ、それで観光客が少ないのか…
はい、はい、歩けばいいんでしょ。
尾道商店街を散策
尾道に到着したのが、10:54。
もう、お腹がペコペコ。
山登りする前に、昼食でエネルギーチャージすることにします。
目ざす飲食店は、尾道商店街を抜けたところにあるので、商店街を散策しながら行きます。
尾道商工会議所の建物は、現在は「尾道商工会議所記念館」として無料で見学可能。
大正12年の建築だそうです。
「大和湯」は、古い銭湯ですが、現在は「小籠包酒場 大和湯」として営業中。
本日(火曜日)は定休日でした。
尾道ラーメン「丸ぼし」で昼食
11:08、尾道ラーメン「丸ぼし」に到着。
もう行列が出来ています。
20分程並んで入店。
呼ばれたら店内に入って、自販機で食券を購入するシステム。
尾道ラーメン820円にしました。店内の自販機は現金のみ対応。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
食べ終わって店外に出ると、長い行列。
15人待ち。これだと1時間以上並ぶのかな?
長い長い階段を昇る
千光寺に向かいます。
尾道は坂の街とか言うそうですが、階段の街じゃないか…
足がガクガクするとか、息が切れるとか、弱音は吐きません。
ひたすら階段を昇っていると、涼しい顔をした若い男性が階段を降りてきました。
できるだけ涼しげな顔をして、すれ違ったつもりですが、相手にはどう見えたのでしょう?
そろそろ休憩したいって思うあたりに、ベンチらしきものがありました。
ここの住民は、毎日この階段を上り下りしているのでしょうか。
年寄りには無理だろうとか、考えながら階段を1歩1歩。
ついに、見晴らしの良い場所に出ました。
ゴールは、もう直ぐのはず…
「千光寺」に到着。
ここは、なぜか人がいっぱい。
今日は、下から歩いて上ってくるのは少数派、車でやってくる方が多そうです。
多くの参拝者は荷物も持たず身軽、私は3日分の着替えでパンパンのリュック姿。
ここまで来て、ご利益がなかったら… と思ったが
千光寺のご利益は「恋の悩み」と「悪運の解消」だそう。
「恋の悩み」… ないなぁ。
山頂まで登ったところに、売店がありました。
今日は晴れ、最高気温は17℃。階段を昇ってきたこともあって、暑いくらい。
「瀬戸内みかんソフトクリーム」の看板に、目が釘付け。
まだ広島なんだけど、みかん、いっちゃう?
瀬戸内みかんソフトクリーム、400円。
コード払いも出来たが、現金で支払い。
美味しい、メチャクチャ美味しい。買って正解。
まさか、12月に屋外でアイスを食べたくなるとは…
折角なので、山頂にある展望台で、瀬戸内の景色を眺めていきましょう。
展望台は、階段とスロープの2択。もちろんスロープを選択。
千光寺ロープウェイ山頂駅にも、運休のお知らせが出ていました。
こちらの看板は、車で山頂まで来た観光客用か?
メチャクチャ悔しいので、乗るつもりだったロープウェイをパチリ。
メンテナンス工事してないやん…
帰りは、「文学のこみち」を歩いていくことにします。
途中に大きな岩と岩の間を抜けるようなところもあり、なかなか楽しい。
まるで、某テーマパークにある「トム〇ー〇島」みたい。
下り坂だから、楽しく感じるんだろうなぁ。
「岩割の松」を見るため、横道に逸れて、また急坂を昇ったり…
尾道のガイドブックに良く出てくるフォトスポットで写真を撮ったり…
上の写真にある三重塔は、近づいてみると、意外と不格好。
理由は、元々五重塔だったものを、江戸時代に三重塔に改築したから。
「天寧寺 三重塔」は室町時代の建立。重要文化財になっています。
猫の細道
文学のこみちから外れ、猫の細道を進んでいきます。
所々で、猫ちゃんを見かけますが、私は猫が大の苦手。
福石猫神社に立ち寄り。
境内に猫が1匹。
だから、猫苦手なんだってば… ということで早々に退散。
ハッキリ言って、猫が怖い。
猫も、絵なら怖くありません。
猫も、石なら怖くありません。
猫の細道は、まだ続きますが、どこから猫が出てくるか分からない恐怖に耐えられず、艮小道(うしとら こみち)へ抜けました。
艮小道(うしとら こみち)の先には、千光寺ロープウェイ山麓駅。
もう悔しさは感じませんが、「運休」の看板を見て引き返す方も。
心中お察しいたします…
ここまで歩いてきて思いましたが、
千光寺ロープウェイ山麓駅→艮小道→猫の細道→文学の小道のルートで上った方が楽そう。
まあ、今回は良い運動になったということで…
時間があるので海沿いを散策
予定していたよりも1時間早く、尾道の観光が終了。
今治までのバスは行ったばっかり、尾道の海岸沿いをプラプラしてみます。
ベンチがあったり、遊歩道が整備されていたりで結構楽しめます。
写真は撮らなかったですが、向島行きの小型フェリーがやってきて、車や人の乗せていく様子は、島の生活が垣間見れて面白かった。
海岸から見上げると千光寺が小さく見えました。
あそこまで登ったんだという達成感を感じたところで、尾道の散策は終了。
バスの時間までタップリありますが、雰囲気のある路地裏を抜けて尾道駅に向かいます。
バスの乗車券を購入
尾道駅前のバス乗車券売り場で、乗り継ぎ乗車券を購入します。
お客さんが来ないからでしょうか、何やら活気のないバス乗車券売り場でした。
尾道から今治駅までのバス乗車券を購入。2,300円、現金しか使えません。
乗り継ぎ乗車券という2枚つづりの乗車券。個別に支払うより70円安くなります。
因島大橋で、路線バスから「しまなみライナー」に乗り換えます。
バスの発車時刻は、14:40。45分待ちです…
バス待ちの間にカンキツスタンド オレンジへ
バス停の前に「カンキツスタンド オレンジ」がありました。
喫茶店代わりに利用しようか…まだ、愛媛じゃないけど。
店内でお店のお姉さんと話して選んだのは「不知火」を使ったオレンジジュース。
種類が多すぎて、自分じゃ選びきれない。
甘さの中にも酸味が強め。飲み終わった後、酸味で汗が吹き出しました。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
舌代、650円。Suicaで支払い。お値段は、ちょっと高め。
尾道から松山に移動
出発時間は14:40ですが、14:30に土生港行きの路線バスがやってきました。
乗客は10名ほど。地元民と観光客が半々という感じで尾道駅を出発。
路線バスは、一般道を走行後、高速道路へ。
因島大橋BSで、しまなみライナーに乗り換えですが、待ち時間が34分もあります。
因島大橋BSは、大浜PAの端にあるので、ここで暇をつぶすことに。
大浜PAに近づいた時です。
二人組の強盗が、サービスエリアの売店から全力で走りだし、黒いワゴン車へ。
それを笑顔で見送る女性従業員…
そうです。二人組の強盗は若い警察官の迫真の演技。
店内に入ると広報の方やら関係者がぞろぞろ、事件が起きたばかりなのに警察官の事情聴取も始まってました。
いや~、良い暇つぶしになりました。
定刻より1~2分遅れで、しまなみライナーがやってみました。
因島大橋BSで4人乗車。先客は10名ほど。
この先、通行止めがあり、4~5分遅延すると車内アナウンスがありました。
しまなみ海道の景色を楽しんでいるうちに、今治駅に到着。
時刻表では16:29着でしたが、2分遅れの16:31着。
今治駅ではSuicaが使えないのは知っていましたが、自動改札機もありません。
東京で事前購入していた乗車券にスタンプを押してもらい入場。
16:48発の松山行は、数分遅れでやってきました。
交通費を節約するため、普通列車に乗車。到着予定時間は17:54。
特急にすれば30分早く着くのですが、早く着いてもすることがなければ無駄。
間違えてホテルと反対側に出てしまいました。
駅舎は、妙に綺麗ですが駅前は何にもない…
ホテルにチェックイン
今夜の宿は、「ホテル松山ヒルズ JR松山駅前」。
JR駅から徒歩3分と近いのですが、JRの駅周辺には飲食店が少なく、意外と不便。
その分、安く泊まれるのが利点。
部屋のドアを開けてビックリ。何と室内の照明が点いている。
メインの照明のOFF/ONはリモコン操作だけ? メインスイッチが見つけられません。
簡易な夕食が食べられたり、ウェルカムドリンクバーがあったりと、古さや立地の悪さをカバーするサービスが用意されています。
今日の出費が予算を超えていたら、ホテルで簡易な夕食にしようと考えてましたが、ホテルの外に食事に出ることにしました。
夕食は立花食堂で「おまかせ夕食」
google mapで「鍋焼きうどん」を検索して出てきたのが、こちら。
外観も店内も、絶めしロードに出てきそうな食堂。
ホテルからは徒歩13分。少し遠いですが、夜の松山を散策するのも良いものです。
ドアを開けて店内へ。
お客さんは誰もいなくて、店主の高齢女性がひとりで食事中。
実家の玄関を開けたような感覚。
鍋焼きうどんを食べる気満々で来たのに、「おまかせ夕食」を注文してました。
「こういうのが良いんだよ」って心の中で呟きながら頂きました。
ごちそうさまでした。
舌代は800円。もちろん「Cash Only」のお店です。
コンビニに寄って
ホテルに戻る途中でコンビニに立ち寄り。
アルコール飲料2缶とつまみを買っていきます。628円をd払い。
ホテルに戻り、2Fの食事会場へ。
簡易な夕食は、ごはんとレトルトパックの牛丼や中華丼の具が用意されてました。
先着順ということでしたが、19時の段階で5~6食分残っていました。
ウェルカムドリンクバーで用意されてたのは、機械からハイボールが注がれるものだけ。
私も一杯頂きましたが、普通に美味しかったです。
これだったら、牛丼の具をつまみに、ドリンクバーのハイボールでも良かったなぁ。
次回は、そうしよう。
明日は、松山城と道後温泉を観光します
道後温泉で朝風呂後、宇和島たい飯。松山城の観光を予定。
帰路は、人生初のLCCに乗って成田空港です。