高知ひとり旅。予算48,300円で、どこまで出来る? ~ 2日目 牧野植物園を観光、ひろめ市場で呑む ~

47都道府県全部観光する(33/47は高知県)

昨日は、MY遊バスで桂浜を観光。桂浜水族館は評判通り面白かった。
高知城では出会いもあって、少しだけドキドキ。
夜は居酒屋さんで高知名物と高知のお酒を堪能してきました。

今日は竹林寺と牧野植物園を観光後、ひろめ市場で呑んだくれる予定。
昨日も飲んだが、ここは呑兵衛の天国「高知」。
限られた予算ですが、美味しいものと美味しいお酒を堪能します。

2024/10/22 火曜日 牧野植物園を観光後、ひろめ市場

朝起きて、部屋のカーテンを開けると、どんよりした曇り空。
天気予報は昨日と変わらず、午後から雨になっていました。

高知コンフォートホテルの朝食バイキング

6:50に朝食会場に。

思っていたより、朝食メニューは…  以下、自粛。

部屋の素晴らしさとのギャップが大きくて… だから、自粛だって…

高知コンフォートホテルの朝食バイキング
高知コンフォートホテルの朝食バイキング

茶色いおかずが多いですが、どれも美味しい。
ただ、チープな感じだけが残念… 言ったらアカン。

7時を過ぎた時点で、多くのお客さんがやってきて長蛇の列。
ホテルの規模に食事会場のキャパが合ってない。

観光客が7割、ビジネス客が3割という感じ。

他のビジネスホテルと違いを感じるのは、ビジネス客の少なさ。
ビジネス客ならさっと食べて席を立つが、観光客ではそうならない。

バスで牧野植物園に移動

8:30 ホテルをチェックアウト。
徒歩で高知駅に向かいます。

昨日同様、高知駅北口のバスターミナルで、MY遊バス乗車券(五台山券)900円を購入。

1便目なので混むとは思って早めに来たが、既に8名ほどベンチでバス待ちしていた。

MY遊バス
MY遊バス 高知駅バス停

9:00 高知駅を出発。
途中の「はりまや橋」バス停で大勢乗ってきて満員に。

MY遊バス 牧野植物園正門バス停
MY遊バス 牧野植物園正門バス停

MY遊バスは、時刻表より3分遅れの9:30に牧野植物園正門バス停に到着。
10名ほど、このバス停で下車。

牧野植物園は、想像の100倍おもしろい

牧野植物園の滞在は90分を予定。
植物に興味は無いが、私は牧野植物園で楽しめるのだろうか…

入場時にMY遊バスのチケットを提示、団体料金(630円)で入場する。
自販機での購入だが、係員の方が割引チケットを確認し機械を操作、支払い方法の選択から自分で操作することになる。私はSuicaを選択。

牧野植物園
牧野植物園

困ったことに、同じタイミングで海外からの団体観光客がやってきた。
バス4台で欧米系の団体客が来たため、エントランスホールは大混雑。

牧野植物園 エントランスホール
牧野植物園 エントランスホール

団体客をやり過ごすため、しばらくエントランスホールで時間を潰すことにした。
添乗員の説明を盗み聴きすると、滞在時間は50分でした。
わざわざ日本に来て植物園なの? 説明書きは日本語だけど大丈夫?
 と心配してもしょうがないか…

草の名前しか英語表記されてない
草の名前しか英語表記されてない

上の写真のように、園内の草や木には説明書きがついているが、英語は草の名前の部分のみ。
外国人観光客の様子を見ていると、
公園を散歩するような感じで園内を歩く人、ベンチで休憩する人、ミニシアターに行く人など。
ミニシアターでは係員の方が、英語版の映像を放映をされていました。

ふむふむ広場の「香りのコーナー」
ふむふむ広場の「香りのコーナー」

ふむふむ広場の「香りのコーナー」では、葉をちぎって匂いを嗅ぐことができます。
面白いので、いろいろ匂いを嗅ぎまくりました。

晩年の牧野富太郎
晩年の牧野富太郎

牧野富太郎記念館「展示館」で、展示物を観たり、ミニシアターで英語版の映像を観たり。
草木には興味なくても、面白く、時間を使って見学しました。

牧野植物園 温室
牧野植物園 温室

温室にも行ってみました。
本物のジャングル行った気にさせられます。

カカオの花
カカオの花

温室では、カカオの花が印象に残りました。いつでも見れるものでないので運が良かった。
木の幹に花が咲いています。枝じゃないんだ…。

スイレンの花
スイレンの花

50周年記念庭園では、スイレンの花が咲いてました。
当初、観光先として「モネの庭」に行こうと計画してたことを思い出しました。

10月中旬だけと夏のよう
10月中旬だけと夏のよう

10月の中旬過ぎだというのに、きれいな蝶もいました。
ミカドアゲハに似ているような、違うような…「アサギマダラ」でした。

遍路道に板根
遍路道に板根

四国と言えば、お遍路さん。
驚いたことに、植物園の中に遍路道があります。
そういえば、お遍路さんの格好をした方が、牧野植物園を観光してました。

ツブラジイの板根
ツブラジイの板根

遍路道を下って、ツブラジイの板根を観に行きます。
「ツブラジイって知らないなあ」と思ったが、一般名は「シイノキ」。
歴史のある神社などに植えられていることがあるので、板根を目にしたことがあるのでは?

遍路道
遍路道

遍路道は、とにかく歩きにくい。登山道の方がマシ。
お遍路さんは、こんな悪路を1日中歩いているのだろうか?

休憩タイム
休憩タイム

気が付くと、竹林寺に行く時間が無くなっていた。
休憩スペースで緑を眺めながら水分補給。この後、どうするか考える…

時間が無くて竹林寺をパス、ひろめ市場へ

高知駅行きのMY遊バスは、11:59発。
それを逃すと、平日は13:59までバスがない。
13:59のバスだと、空港行きの連絡バスに乗れない可能性もある。

竹林寺を取るか、ひろめ市場を取るか… 3秒ほど悩んだ。

呑兵衛が出した結果は、

竹林寺の参拝を諦め、ひろめ市場に向かうことにした。

「たっすいがは、いかん」

竹林寺バス停の前にあったキリンビールの看板。
「たっすいがは、いかん」

キリンビールの看板。「たっすいがは、いかん」
キリンビールの看板。「たっすいがは、いかん」

「たっすいがは、いかん」って、どういう意味?

ひろめ市場にもあったキリンの広告「たっすいがは、いかん」。
調べてみましょう。

その意味は
「弱々しい、そんな元気ないようじゃ駄目だ!」という意味で使われる高知の方言だそう。

ひろめ市場で「たっすいが」...
ひろめ市場で「たっすいが」…

「たっすいがは、いかん」、心に響かないのだけど…
みんなは、どう思った?

ひろめ市場で昼呑み

ひろめ市場に着いたのは、12:30頃。もう空きテーブルが無いほど混雑しています。
「まずは、席を確保」。相席でしたが、問題なし。

ひろめで安兵衛
ひろめで安兵衛

「ひろめで安兵衛」で、お得セット(980円)を注文。現金払い。
中生と餃子1人前のセット。単品で頼むよりお得。

お店の方に座っている場所を訊かれるので、テーブル番号を伝えるとスムーズ。

番号札を置いて餃子の到着待ち
番号札を置いて餃子の到着待ち

お店でビールと番号札を受け取ったら、餃子が出来上がるのをテーブルで待ちます。
ひとり飲みだと、こういう時、困る。
やることがないので、昨夜みたいに料理が出てくる前に飲み干しそう…

餃子にビールは基本
餃子にビールは基本

餃子が出てくるまで5~6分。
グループ客なら、その間に他の店で料理を注文してくることも可能なのですが…

餃子は、焼き餃子というより揚げ餃子。
小さな餃子なので、あっという間に無くなりました。

はっ鳥くん
はっ鳥くん

次は「はっ鳥くん」でお酒とつまみを注文します。

高知の地酒を注文するつもりでお店に行ったのですが、店頭の「ひろめ名物 モヒート」の張り紙が気になって…

普通の「モヒート」は、ラムとミントとライム。
ひろめ市場の「モヒート」は、ラム?とミントと柚子。

ひろめ名物 モヒート
ひろめ名物 モヒート

モヒート(500円)とちくきゅう(450円)を注文して、席で待ちます。
最初にモヒートが到着。
ちくきゅうは?って心配になるくらいの時間差で料理が運ばれてきました。

モヒート、ちくきゅう
モヒート、ちくきゅう

モヒートもちくきゅうも、すごく美味しかったです。
注文して大正解。

もう少し飲んでいたかったのですが、2杯目を飲み終わったところで席を立ちます。

高知龍馬空港へ移動

昨日同様、蓮池町通の停留所から市電に乗車。

蓮池町通の停留所
蓮池町通の停留所

この市電も、かなり古そう。
昨日乗った市電には「私の履歴書」という張り紙があって、製造年などが分かったのですが、この車両には見当たりません。

市電 車内
市電 車内

車体番号は603。
昨日の市電と同じカラーリングですが、この車両も名古屋鉄道で使われていたものなのか…

市電 603
市電 603

高知駅で、空港連絡バスに乗り換え。

予定していた空港連絡バスより1本早い13:50発に乗れた。

乗車時にpaypayで支払い。支払い一部はpaypayポイントを利用。
少しだけ前日の失敗を取り返せた。

前日の失敗。
高知駅前観光のホームページで往復切符だと100円安いことを知り、自販機で往復切符を買わなかったことを後悔することに…

気が付かなかった理由は、
往復切符ではなく回数券(2枚)の表示になっているから。
自分だけが悪いんじゃない、UIも悪いのだ。

空港連絡バス とさでん交通
空港連絡バス とさでん交通

行きは高知駅前観光が運行するバスだったが、帰りはとさでん交通のバスでした。
酔いもあって、バスで寝落ち。

高知龍馬空港で早めの夕食

お昼ご飯が、餃子とちくきゅうだけなので、無茶苦茶腹が減りました。
1本早い空港連絡バスに乗ったこともあり、食事の時間もあります。

土佐料理 司
土佐料理 司

高知龍馬空港内の「土佐料理 司」に入店。
店の外にある料理見本で「焼き鯖寿司」が美味しそうだったので。

地ビール
地ビール

ドリンクメニューに載っていた地ビールが気になって、高いのに注文。
その名は「直七ヘイジーIPA」、お値段330mlで、950円。
土佐の柑橘 直七(文旦)を使ったクラフトビールだそう。

焼き鯖寿司
焼き鯖寿司

焼き鯖寿司、4切れで900円。こちらもビールに負けないくらい良いお値段。
美味しいが、1切れが大きくて食べにくい。

舌代は1,850円。Suicaで支払い。
この頃には、昼からの飲みが効いて気が大きく… 予算があることを失念。

帰宅後、MY遊バスのパンフレットを見て、この店も割引されることに気付くが、後の祭りである。 飲食代が10%offだった

もう、つける薬がないというか、割引券を使わず損をする常習者になってしまった。

MY遊バスの路線上にない店でも割引対象になる。
パンフレットは割引対象店舗を暗記するくらい読み込むべし!

観光客は「地ビール」とか「地酒」という言葉に弱い

変わり種のご当地ビールに当たりなし…

ひろめ市場で腹いっぱいにしないから…

土佐料理 司は、ひろめ市場にも出店。
空港店より安い料金設定になっているはず。

学習能力の問題も…

行きの羽田空港で感じたはずだが、
空港で飲食すると高くつくということを、いい加減に学習すべし!

羽田空港へ

高知龍馬空港は、大混雑してました。

ANA、JetStarの到着遅延で、JAL便と出発時間が重なっていたからか、保安検査を受ける長蛇の列。

JAL496便は、予定通り16:20花田空港に向けて出発。外は雨。
悪天候のため揺れると機内放送がありました。嫌だなぁ。

JAL496便
JAL496便

帰りもボーイング737-800でした。
機内放送通り揺れて、機内サービスは途中で終了。

飛行中の揺れに恐怖心を感じることはなかったが、着陸時に「どんっ」て乱暴にタッチダウンした時に飛び上がるほどビックリ。

やっぱり、飛行機は嫌い。

帰宅へ

17:45羽田空港に到着。

この時間帯のリムジンバスは、1時間に1本。
手荷物の受け取りがないので、5分程でリムジンバスの切符売り場に到着。
残念、バスは50分後の18:40発車。

自販機で切符を購入。運賃1,100円はSuicaで支払い。

また、腹が減ってきましたが、ここは我慢。
羽田空港の飲食店は高いって学習済み。

19:50帰宅。

帰宅後に思った。

羽田空港から自宅までは、
乗り換えなしのリムジンバス1,100円のルートの他に、
乗り換え2回の、京急とJRを使った645円があった。

後者のルートは座れないが、安い上、30分早く帰宅できる。
予算制限があったが、高いルートを選択したのは「座れる快適なルート」だから。

JALパックで行く高知ひとり旅に掛かった費用

予算は48,300円。今回掛かった旅行費用は48,608円!

なんと、308円の予算超過
この企画「47都道府県全部観光する」で初めての予算超過。

痛恨の失敗は、
桂浜水族館で割引券を出し忘れたこと(100円)、
空港でバカ高いおにぎりを買ったこと(200円)、
事前調査不足で、空港連絡バスで回数券を使う手に至らなかったこと(100円)、
MY遊バスの割引対象店舗を確認してなかったこと(180円)。
残金のカウントを途中で止めたこと(455円)。

小さな金額ですが、ミスを重ねました。
僅かな金額ですが、予算超過して落ち込む…

たっすいがは、いかん
たっすいがは、いかん

「たっすいがは、いかん」って誰か言って!

何に (ポイント利用前)いくら掛かった
JALダイナミックパッケージ27,700円
地元駅→羽田空港 リムジンバス 往復2,200円
高知龍馬空港→高知駅連絡バス 往復(1,800円)1,758円
MY遊バス 桂浜券1,300円
MY遊バス 五台山券900円
桂浜水族館 入館料1,600円
高知城 天守閣入城料340円
牧野植物園 入場料630円
羽田空港 JAL PLAZA おにぎり530円
桂浜 うみさち ラーメンとちりめん丼1,300円
桂浜 アイスクリン300円
居酒屋 土佐 飲食代6,150円
安兵衛 お得セット980円
はっ鳥くん ちくきゅうとモヒート950円
土佐料理 司 クラフトビールと焼き鯖寿司1,850円
ドリンク120円
合計48,608円
JALパックで行く高知ひとり旅に掛かった費用

旅行後、5日経過。
誰も「たっすいがは、いかん」と言ってくれませんが、

反省点はあるが、大満足の高知旅行だったと思えるようになった...