47都道府県全部観光する(33/47は高知県)
今回の高知ひとり旅は、予算ありきで始まりました。
予算内で、どんだけ楽しめたかが重要。
そのために選んだのは、JALパック。
「47都道府県全部観光する」初の飛行機での移動。
飛行機は苦手ですが、贅沢は言えません。
可能なら着陸まで、飛行機の隣席の方(赤の他人!!!)の手を握りしめていたい…
2024/10/21 月曜日 桂浜と高知城を観光
羽田空港行リムジンバスに乗車
早朝5:35発 羽田空港行のリムジンバスに乗車。
始発駅なので、乗客は10数名、席は選び放題。
料金は乗車時にSuicaをタッチ。1,100円の支払い。
出発した時は月が出ていましたが、途中の一之江駅に着くころに夜が明けました。
一之江駅でも十数名が乗車。窓側の席が全て埋まりました。
更に葛西駅で20名以上の乗車があり、通路側も埋まります。
6:35羽田空港第一ターミナルに到着。時刻表より5分遅れでした。
羽田空港で朝食
朝食用にパンを買ってたのですが、お腹が空いて前夜に食べてしまいました。
羽田空港で飲食をすると高くつくことは分かっていたのですが…
少しでも安い朝食を求めてたどり着いたのが、JAL PLAZA。
おにぎり2つで530円。日高昆布が250円、辛子明太子280円。海苔は直巻きで小ぶり。
街のコンビニなら300円前後なのに…
予算が限られるのに、のっけから余計なお金を使ってしまいました。
食欲に負けた自分が悪いが、駅前のコンビニで何とかしなかった怠慢さが許せない
飛行機は苦手です
高知行きの搭乗ゲートは87番。
想定外の、空港内をバス移動して飛行機に乗るパターンでした。
2台目の送迎バスが遅延したらしく、搭乗口の係員が焦りだします。
飛行機嫌いなので、まだ乗らなくて良いと思うと、何となくホッと…(結局、乗るのに…)
間近で見るボーイング737-800は大迫力。
観るのは嫌いじゃないけど、乗るのは…
席に座ると、両隣は若い女性。別の意味で緊張して、恐怖心を忘れられました。
高知龍馬空港から高知駅
飛行機は定刻より少し早い8:58に到着。
手荷物を預けてないので、9:03には空港連絡バスの車内に。
予定していた空港連絡バスは9:30発でしたが、思いのほか早く空港から出られたので9:10発に乗車できました。バス会社は「高知駅前観光」。
乗車券は、バス停の前にある自販機で購入。
自販機は現金のみ扱い。900円。
帰宅後、バス会社のホームページを見ていて気が付いたが、往復乗車券なら1,700円だった。
また、やらかしてしまった… 往復のチケット、売ってたかなあ?
情弱は最大の敵。往復割引という手があったとは…
バスで桂浜へ
空港連絡バスを、終点の高知駅北口バスターミナルまで乗車。
高知駅北口にある「高知駅バスターミナル」の建物に向かいます。
ここで「MY遊バス」の乗車券を購入。
桂浜券は1,100円。とさでん交通の窓口は現金のみ扱い。
高速バスのチケット売り場はキャッシュレス対応なので、若しかしたら現金以外も使えるかも。
MY遊バスのバス停は、高知駅南口 観光案内所横の駐車場。
北口のバスセンターから徒歩3分くらいだろうか。
大した距離ではないが、トイレも行きたいし、バスの発車時刻は迫り、バタバタとバスに乗車。
高知駅前を10:00に出発。
高知駅前での乗車率は3割ほどだったが、途中の「はりまや橋」で大勢乗車し満席に。
桂浜まで52分の乗車。山道も通るので、座れる高知駅前から乗車するのが正解
MY遊バスは平日本数が少ないので、路線バスと組み合わせて利用する
目的地が桂浜なら、五台山を経由しない路線バスの方が早い
桂浜
時刻表通り10:52 桂浜に到着。
少し「海のテラス」を散策して、昼食場所を選んでおきます。
複数の店舗がありますが、食事ができるのは11:00から。もう、腹ペコです。
飲食店が開店するまでの時間を利用して、有名な銅像を観に行きます。
坂本龍馬像を観に行きますが、意外なことに感動なし。
これが観たくて来たはずなのに、何の感動もなし…
思ったのは、隣にある工事現場みたいな構造物が邪魔!
坂本龍馬像を真横から見るための有料施設(200円)だそうですが、
これが邪魔して坂本龍馬像が台無し。「これを考えたやつ出てこい!」って感じ…
桂浜の荒ぶる海を見ていると、幕末の龍馬の気持ちに近づける気がします。
高波に気を付けるよう放送が流れていますが、それを無視した阿呆たれが、ずぶ濡れになってました。
土佐のイメージは、
血生臭い感じの、例えるなら「かつおのたたき」ぽい… オイ!オイ!
龍王岬で、「男らしいとは何ぞや」と考える自分がいました…
昼食は、「うみさち」でラーメンとちりめん丼
昨日の夜から食欲が止まらない自分。
昼食は、「海のテラス」で口コミが高評価のお店と決めてましたが、最終的には自分の目で判断。
活海老貝ラーメンの店「うみさち」本店に入店。
開店直後だったので、最初のお客さんになりました。
席は選び放題ですが、6人掛けの大きなテーブルに案内されました。
注文したのは「うみさちラーメン」と「ちりめん丼ミニ」。合計で1,300円。
MY遊バスの車内にあったポスター「高知の名物」を見て、ちりめん丼を無性に食べたくなったので追加注文。見事に観光協会の方にやられました…
忖度なしで言いいますが、「この高知旅行で一番美味い!」ごはんでした。
ちりめん丼は、醤油かポン酢を使うのですが、「自家製ポン酢」が絶対のお薦め。
ミニサイズにしたことを悔やむくらい、美味しい。
ラーメンは薄味なので、テーブルに置いてある「柚子胡椒」「白胡椒」「オリーブオイル」を使うようにアドバイスされますが、そのままで十分美味しかったです。
敢えて言うなら、味変でおススメなのは、ゆず胡椒かな?
会計のため席を立つと、片付けのため厨房から2人、レジに1人と出てきて申し訳ないくらい…
今日、何度目のミス? MY遊バスのチケットで、ゆずジュース飲めたのに…
面白いじゃないか桂浜水族館
さて次は、本日のメインイベント、「桂浜水族館」。
全国水族館人気ランキング1位に輝く水族館です。
入口で料金を支払い。「大人一枚!」
何だろう?
入場券売り場の若い女性との距離感が近くて、妙に緊張…
支払額1,600円。クレジットカード払い…
また、やってしまいました。
「MY遊バス」のチケットを見せれば1,500円になるのを失念。
水族館を出る直前に思い出すなんて… 殺生だろ
その100円でエサやりしたわ。
「ペンギン団地」では、新人の飼育員さんに先輩が指導中。
面白いので、ペンギンより飼育員さんを観察してました。
気持ち悪いくらい大量のウツボ。
今夜、ウツボのから揚げを食べる予定なので、じっくり観察しておきます。
他の水族館で良くある「大水槽で色々な種類の魚が泳ぐ」は、この水族館でも小規模ですがあります。
この水族館が人気なのは、えさやりが出来ること。
100円でイワシ1/4サイズ一切れとかですが、全然OK。
えさやりは、ウミガメのほか、金魚、ペンギン、アシカ、カピパラもありました。
特にウミガメのえさやりが、大迫力。
子供にも大人にも人気のコーナーでした。
「えさ、ちょうだい」の戦略は凄いなあ。
エサ代でプラス収入を生む上、お客さんにも喜んでもらえる。
考えた人、天才。
えさやりはできますが、「お触りは禁止」。必ずトングを使うのがルール。
「アキラの部屋」というカオスな展示室もありました。
そこにいたのは、蛇やトカゲ、カエルに蜘蛛、亀。
水族館の枠を超えた世界でした。
まあ、カピパラがいた時点で水族館の枠から外れてましたが…
桂浜水族館の滞在時間は、約1時間。十分に楽しめました。
人気No.1だけのことはあります。
割引を受け忘れるなんて… ここまでに痛恨のミスが3回。気を引き締めて行こう
桂浜名物のアイスクリンを食べながら海を眺める
水族館に行くまでは、上着を羽織るくらいの寒さだったのに、今は汗ばむ気温に。
もう10月の中旬なのに、汗が出る気温って大丈夫か?
アイスクリンの看板に誘われて、本浜休憩所「五色のテラス」へ。
岩松冷菓の売店で「アイスクリン(カップ入り)」を購入。
現金のみの扱いで300円。少し前までは200円だったらしい…
アイスクリームよりシャーベットに近い食感。
さっぱりした味で美味しかったです。
アイスクリンも高知の名物料理のひとつだとか…
アイスクリンを食べつつ、土佐の海を眺めて、日本の将来について考えていました。
ぼーっとしてました。
桂浜から路線バスで戻る
桂浜からは、路線バス(桂浜線)で高知市内に戻ります。
MY遊バスのチケットで、一回だけですが、路線バスを使えるのは便利。
13:00桂浜発の路線バスに乗車、北はりまや橋で下車したのは13:32。
MY遊バスだったら、13:30発で北はりまや橋着が14:21。
路線バスを使ったことで、50分の余裕ができました。
高知県と言えば「アンパンマン」
はりまや橋交差点に「アンパンマン」の銅像がありました。
高知駅の階段にも「アンパンマン」。
自分の子供が「アンパンマン」に夢中にならなかった為か、「アンパンマンの銅像」に感動は無しでした…
あの有名な「がっかり観光スポット」は?
がっかり観光スポットの1位2位を争う「はりまや橋」。
話しのタネに行ってみたら、フェンスで囲われて工事中。
何で工事中やねん。
ガッカリするのを楽しみに行ったのに、本物のガッカリになってしまいました。
高知城
はりまや橋から高知城へは徒歩で移動。
移動中に雨がポツポツ降りだしました。覚悟はしてましたが、ここで雨かあ…
幸い、通り雨だったようで5分程で上がりました。ツイているのか?
天守閣に向かって歩いていると、団体観光客がゾロゾロ…
団体客といっしょだと落ち着いて見られないので、歩みを遅くして時間調整するも…
結局、団体行動が苦手な4人組と同じペースになって… ツイてない。
天守閣の入場料は、しっかり割引券「MY遊バスの乗車券」を提示して団体料金にしました。
支払いはSuicaで340円。
天守閣が現存する12城の1つである高知城は国の重要文化財。
最上階の5階から眺める高知の街並みはビルばかりですが、十分楽しめました。
団体行動が苦手な4人組が帰ったところで、やっとひと息。
それにしても、凄いもの(4人組のことです)を見たなあ。
高知城は外から見ると小さなお城なんだけど、中に入ると意外にも5階建て。
戦うためのお城という感じがしないのはナゼ?
ちょっとだけ、ひろめ市場に寄ってみる
高知城から、はりまや橋に戻る途中で、「ひろめ市場」の裏口を見つけました。
明日の昼、ここで昼飲みする予定ですが、少し様子を見て行きます。
まだ15時だというのに、満席。大繁盛してました。
ひとり客だと「席取りが大変そう」「相席をお願いしないと…」と、ビビりました。
最初に席を確保し、荷物を置いてから、店舗で飲食物を注文と… 手順を確認。
事前に見ておいて良かった。
市電で高知駅へ
駅までは徒歩でも行ける距離ですが、折角MY遊バスのチケットがあるので市電に乗っていきます。
「蓮池町通」停留所から乗車。
乗車すると、高知城で自撮りしていた「ひとり旅」の方が乗車されてました。
年齢や性別は違いますが、何やら仲間に会えたような嬉しさを感じました。
乗車した車両は、昭和32年4月製造。名古屋鉄道で平成17年3月まで使用されていたもの。
カラーリングは名鉄時代のスカーレット一色塗り、と車内に書かれていました。
市電高知駅に「電中八策」というユニークな看板がでてました。
1.「イケメン運転士が前に乗っていても後部扉から乗車すべし!」
3.「降車時、好みのはちきん運転士だったとしても速やかに運転席横扉から降りるべし!」
って感じ。
はちきんは、土佐弁で「男勝りの女性」のこと。
高知駅前で3志士像と記念撮影
こちらも有名な撮影スポット「3志士像」。
坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太の3人の像。
この像は特殊な発泡スチロール製。2011年の観光イベント用に作られたが、好評で展示が続いている。
台風の時は、壊れないように取り外して、保管しているそうだ。
ここで撮影していると、市電でも一緒だった「ひとり旅の方」も写真を撮り始めた。
若くて綺麗な女性に声を掛けるのは、38年ぶり。
緊張して、声が擦れてしまったが、
「シャッター押しましょうか」と声を掛けた…
コンフォートホテル高知にチェックイン
今夜の宿は、「コンフォートホテル高知」。
予定より、かなり早く初日の観光が終了したが、ホテルでのんびりすることにした。
フロントには2名の係員がいるが、自動チェックイン機を使うよう促される。
この自動チェックイン機が使いにくい。
名前と電話番号はプレ入力されているが、住所が入れ直しの仕様。
こんな仕様のシステムを作ったやつ出てこい って心の中で思ったことは内緒。
部屋は綺麗だし、広くて快適。
特にバスルームの広さは、ビジネスホテルではなくシティーホテル並み。
夕方17時、居酒屋に行くためにホテルの1Fに下りると、フロントは長蛇の列。
あの自動チェックイン機じゃ、そうなるよな…
夕食は、ひとり居酒屋
今夜のお楽しみは、ホテルから2~3分の「居酒屋 土佐」。
googleの口コミ評価が高かったので、開店時間に合わせて訪問。
一番乗りでしたが、みんな考えることは一緒。
入店直後に2組のお客さんが来店し、お店の奥さんがてんてこ舞いに。
注文した料理が出てくる前に、ビールを飲み干したので、日本酒を追加。
1杯目は、酔鯨 吟麗(500円)。料理は、ウツボのから揚げ(1,350円)が到着。
ウツボのから揚げは、皮が少し硬いですが、身はふわふわで美味しい。
酔鯨 吟麗は美味しいですが、自分の好みと少し違います。2杯目は別の銘柄を試してみます。
うつぼのから揚げを食べ終わったころ、刺身の盛り合わせが到着。
1,800円という価格に少し躊躇しましたが、美味しそうな刺身で良かったです。
刺身の盛り合わせになっていたのは、本日のおすすめに書かれていた
カツオ、キハダマグロ、カンパチ、地だこ、鯛の他、イカの6種12切れ。
テーブルには、醤油とたまり醤油の2種。
2切れずつ刺身があるので、両方使って味わってみます。
本日2杯目の日本酒を追加。
今度は、亀泉 吟麓(ぎんろく) 700円。
リンゴや洋ナシの香りがする日本酒とメニューに書かれてました。
お酒の追加と同時に、料理も追加。
本日のおすすめの中から「脱皮直後のエビから揚げ」950円をセレクト。
複数人で来ていたら、今日のおすすめの
剣先イカ煮付け、カツオハランボ塩焼き、トンゴロイワシ唐揚げまで全部注文したのに…
こういうところは、ひとり居酒屋のデメリット…
と考えていたら、「脱皮直後のエビから揚げ」が出てきました。
お店の方から、柔らかいので頭から食べられると説明がありました。
柔らかくなくても、エビは頭からいくタイプの人なのですが…
思っていた通り、エビのから揚げ、美味しかったです。
ただ、フルーティーな日本酒には合わないみたいで、日本酒のセレクトをミスりました。
お店は、予約の電話があると、店内のカレンダーに書き込むシステムでした。
カレンダーを観察すると、毎週土曜日は予約でびっしり。
ひとり客でも予約必須という感じに思えました。
お店の方によれば、
ひとり客の方が多いので、2人客はカウンター席ではなく、小上がりのテーブル席に案内するそう。
酔いが回ってきたので、お会計。
舌代は6,150円。現金でお支払い。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
お会計を済ませると、段ボール箱からバナナで出てきて、1本頂きました。
お店のお姉さんに「明日の朝どうぞ」と言われて、ちょっと嬉しくなった。
本日のプチ反省
今日は朝から、やらかし放しだったので400円も余計な出費をしてしまった。
明日は、気をつけよう。
と思っていた筈だが、
日本酒を2杯飲んだせいで、すっかり「やらかした」ことを忘れて翌朝を迎えるのだった…
2024/10/22 火曜日 牧野植物園を観光、ひろめ市場を堪能して帰宅
天気予報では、午後から雨らしい。
午前中に牧野植物園や竹林寺の観光、午後は「ひろめ市場」で飲んだくれる予定なので、雨でも問題なし。