47都道府県全部観光する(44/47は鹿児島県)
昨日は桜島観光と維新ふるさと館に行きました。
天気が今ひとつで、桜島の山頂は拝めなかったのは残念だが、溶岩なぎさ遊歩道の散策など楽しみました。
今日の天気は雨。ちょっと残念だが霧島に移動し、霧島神宮の参拝、丸尾滝の観光、帰りに仙厳園に立ち寄ります。旅行の楽しみは食事。鹿児島名物も堪能します。
2025/10/22 水曜日 霧島観光と仙厳園。鶏飯や鰻を堪能
前夜は、外の音が煩くて良く眠れなかった。
朝起きて、カーテンを開けると、窓の鍵が閉まってなかった…
寝ている時、人の声が聞こえたり、雨音が煩かったのはサッシの鍵が原因か…
ホテルの朝食
宿泊してたのは、鹿児島中央駅近くのホテル・ユニオン。
ホテルに併設された「六白亭(ろっぱくてい)」でバイキング朝食を頂きました。

7時からの朝食会場は、開場直後に行くと大混雑。
椅子席が空いてなくて、小上がり席に。
料理は、おかずの種類は少なめ、主食の種類は多めって感じでした。

普通の白いご飯の他、黒豚ロースかつ出汁茶漬けや鶏飯、黒豚カレーにピザまでありました。
食べたいものは色々あったのですが、2杯目は、昨日食べ損なった「黒豚ロースかつ出汁茶漬け」にしました。黒豚カレーや鶏飯、食べたかったなぁ。

デザートはマンゴー。南九州と言えばマンゴーってイメージ。
マンゴーも美味しかった。
鹿児島中央駅から特急きりしまで霧島神宮駅へ
ホテルを出ると昨日に続き、雨。
昨夜は道に迷って、駅から遠いイメージがありましたが、鹿児島中央駅までは3分程で到着。
霧島神宮まで乗車するのは、8:49発 特急「きりしま6号」。
自由席なので、駅には早めの8:28に到着し、ホームでドアが開くのを待ちます。

事前に調べた時は、指定は1両/自由席が3両だったのですが、実際は指定が2両/自由席が2両でした。
特急きりしまは、列車により自由席の号車が違うようです。
自由席の数は減りましたが、席は選び放題って感じの混み方でした。

鹿児島中央駅のコンビニで買った「霧島の天然水」を飲みながら、外の景色を楽しみます。
景色が良いのは、進行方向右側(A列)。
車内はガラガラなのに、後ろの席におばさん4人組。乗車中、ずーと賑やか(煩いとも言う)。

9:38 霧島神宮駅に到着。
使用したきっぷは回収箱に。(Suicaは使えません)
無人駅かと思ったが、業務委託されている方?が、改札に立たれてました。
霧島神宮駅から霧島神宮はバス移動
霧島神宮駅を降りたのは、十数名。
タクシーで移動される方もいましたが、多くは路線バスで霧島神宮に向かいます。

9:51発のバスは、数分遅れで到着。
こちらの路線バスはSuicaやクレカのタッチ決済は使えません。
現金も、新札や新500円が使えないという仕様。
私は、事前購入した一日乗車券(1,500円)を使うので、小銭の心配はいりません。

十数分で、霧島神宮前のバス停に到着。
乗客全員が下車。
日本人6割、外国人4割という割合でした。
外国人観光客には、整理券方式の後払い&使える硬貨が限定されるバスは、ハードル高そう。
霧島神宮で参拝
バスで来た人は、もれなく階段を昇ることになります。
階段を昇れるくらいの体力がある内に、訪問できて良かった。

雨は降ったり止んだりという感じ。
雨が止んでいる内に、参拝を済ませたい…

パワースポットと言われるだけあって、木々に覆われた参道、そこっから覗き見える拝殿が神々しい。
同じように感じる方が多いのか、みなさん、この場所で記念撮影。

参拝する時のお願い事は、いつも同じ。
願いがかなったかは、知ることができないけれど…
霧島神宮前バス停から丸尾温泉にバス移動
霧島神宮前のバス停から、丸尾温泉方面のバスに乗ったのは、自分を含め4人。
霧島神宮駅方面のバス停には大勢の観光客が並んでいましたが、山の方に進むのは少数派。

山の方に行きたがらないのは、バスの本数が少ないから。
バス停の時刻表は、11:09の後は13:09。
これが休日だと、11:09のバスがなく、3時間おきの1日3本。

バスの乗客は、霧島神宮前から乗車した4人だけ。
ひとり目は、こんな山の中で?ってビックリする場所で下車。
2・3人目が神話の里で下車した後は、運転手さんと私だけ。
山の上に上がってくるに従って、濃霧がバスを覆います。
まるで、「世にも奇妙な物語」の始まりのように…

ドキドキすること数分。
気が付くと、霧もハレ、何やら温泉の湯けむりの世界へ。
11:27 バスは丸山温泉バス停に到着。
あっちこっちで、温泉の蒸気が上がっています。
想像以上の温泉街にビックリ。

バスの本数が少ないので、ここからが忙しい。
分刻みのスケジュールが待っています。
霧島温泉市場で昼食
最初に向かったのが、霧島温泉市場。
市場という名の、観光施設。ここでは、足湯や温泉で蒸した料理、鹿児島名物とか楽しみます…
平日だからか、ガラガラ。

まずは足湯。
雨で座るところが濡れていて…
「あれ?」。お湯もないじゃん。どういうこと?

気を取り直して、蒸し物料理でも…
「本日、臨時休業」って、どういうこと?
蒸気工事の為、臨時休業となっていますが、この場所では工事してません。
目の前で工事していれば、諦めも付くのですが…

ここでのイベントが2つなくなってしまいました。
最後の望み、鹿児島名物を食べていきます。
営業中の飲食店は、2店舗。
「鹿児島とろろ亭」と「トントン亭」の2択。

悩みに悩んで、「トントン亭」を選択。
店内にもメニューありますと言ってくれた「鹿児島とろろ亭」。
メニューを店外に置いていた「トントン亭」。
この差が、店選びの差になりました。

食べたいのは、鹿児島名物で、ここまで食べていなかったもの。
入店前に分かったか、分からなかったかの差が選ばれたか、否かに。
「トントン亭」の店内に入ると、客は私だけ。

「お好きな具材を乗せて食べてください」と出てきた鶏飯しランチは1,100円。
お好きな具材というけれど、出されたものは全部食べるので、意味なし。
全部乗せて、出し汁掛けて美味しく頂きました。
注文は席上のタブレット、会計もセルフ(クレカで払った)ですが、
店員さんが「水を出したり」「ちゃんと支払うか見ている」ので、セルフの意味は、ほぼ無し。
丸尾滝
霧島温泉市場から徒歩で、丸尾滝に行きます。
バスの時間まで余りないので、急ぎ足で移動します。
丸尾滝まで、歩きで行くのは少数派。

丸尾滝橋の手前を左折して、坂を降りていきます。
ここからは歩道が無くすれ違うクルマに気を付ける必要がありますが、霧に霞む風景がを眺めながら、気持ちよく歩けました。

規模は小さな滝ですが、想像してたより数倍良い感じ。
滝つぼが乳白色なのは、温泉水だから。
上流の霧島温泉郷から流れてくるのだそう。珍しい滝を見ることができました。

バス停に向かう途中、丸尾滝橋から景色を眺めます。
眼下には、温泉が湧き蒸気が複数上がっていました。
付近の看板には、強酸性の土、温泉の蒸気、火山性ガスに耐えられるよう、丸尾滝橋にはシラスコンクリートが使われているとありました。
タメになるなぁ。ここに来なければ、シラスコンクリートのことを知らずに人生終わるところだった。
バスと列車で仙厳園に移動
丸尾バス停でバス待ち。
乗客は地元民1人、日本語が喋れない欧米系の外国人カップル、と私。
12:33発のバスに乗車。
外国人カップルと、英語が喋れない運転手さんとの不毛な会話があって、いつまでも発車しないバス。
会話しなくて済む支払い方法を、とっとと採用すべきと思いますが…

13:26 国分駅に到着。
一日乗車券を提示して下車。終点の国分駅で降りたのは4人。
全員、観光客なのか、駅の場所が分からず右往左往。

バスも無いが、列車もない…
次の列車は、13:55発 特急きりしま。
駅員さんにも尋ねたが、行きたい場所に行くには、特急の後の普通列車(14:20)に乗るしかない。
54分待ち。

国分駅から山の上を見ると、観覧車が…
ここで時間を潰す?、そもそも、何もない駅に観覧車って?
調べました、国分駅から車で10分。入場無料の城山公園にある観覧車だそうです。
人気ユーチューバーならタクシーで往復して観覧車に乗って、美味しい映像が取れそうですが、そこはソレ。

駅の反対側に行ってみましたが、もっと何もない…
いや…
忘れ物の傘を盗む高校生くらいのバカ者という、見たくないものを見てしまいました。

駅の待合室で読書タイム。読むのは「天空の蜂(東野圭吾)」。
駅で電車待ちをしていると、戦闘機が上空を通過。(多分、F-14自衛隊機)
駅では、職業体験中の中学生が数人、駅員さんの指導を受けてました。
純粋な目をした若者と、濁った若者。どっちも同じ15~16歳。いろいろ考える時間でした。

14:20発の普通列車に乗車。
国分駅が始発でした。
乗車時は、ガラガラで席は選び放題。
途中駅から満席になりました。
私の隣に座ったのは、日本語が上手な外国人(フィリピン?)。

車中で「中央駅は、後いくつ?」って訊かれました。
鹿児島中央駅を中央駅と略したので、地元の方なのでしょうか?。
仙厳園駅
仙厳園駅に到着。狭いホームに大勢の観光客が列車を待っていました。
この駅、海が近くて景色が良いので、撮影スポットになってました。

曇っていますが、昨日より桜島が良く見えます。
山頂付近に、水蒸気のようなものが見れますが、噴火はしていないようです。残念。

仙厳園に入園
入園料は1,600円。
バカ高い料金に嫌な予感がしますが、「折角なので」と、いつもの「やらかしパターン」発動。

園内は商業施設、反射炉跡、御殿に庭園って感じ。
観光客が次から次にやってくる場所ではあるのですが...

観光バスでやってきた団体客について歩きます。
混雑は嫌なのですが、バスガイドさんの説明を盗み聞き。
その時は、「へー」とか思ったのですが、帰宅したら全く憶えてなくて...

丸に十字の家紋。薩摩の島津氏の家紋です。
正門の瓦のところにも家紋が付いていて、バスガイドさんの熱心に説明してました。
内容は覚えてないけど...
それにしても、酷い記憶力だね。

御殿の見学が、仙厳園のメインイベントでしょうか。
団体客は時間の関係か、御殿に入らず庭園を見学して終了。もったいない。

御殿というだけあって、そりゃあ立派。
何だろうねぇ? 金持ちに、凄いモノを見せつけられた感...
住む世界が違いすぎて。

縁側から見る桜島が絶景なんだとか...
多分、他に観光客がいない時間帯(早朝とか)だったら、絶景かも。

庭園って、縁側から見た時が一番美しいように作るんだろうな。

テーブルの上には、フォークやナイフ。
御殿は、いつの時代まで使われてたの?
幕末には迎賓館としても、使われたのね。納得。
鹿児島名物、両棒餅を食べる
仙厳園内にある「ぢゃんぼ屋」で、両棒餅とお茶のセットを頂くことにします。
舌代600円は、Suicaで支払い。

形は変わっているけど、中身は、みたらし団子。
まあ、そんなもんだよ...
団子を食べて、外に出ると雨がポツポツ。
時間調整で、博物館 尚古集成館
バスの時間を確認すると、30分近い待ち時間がありました。
バカ高い入園料を払っているので、博物館 尚古集成館にも行ってみます。

中に入ると、男子大学生十数名と先生らしき方が見学中。
工場で使われていた機器の前で先生が熱心に説明。
残念ながら、中国語なので何を話しているかチンプンカンプン。

尚古集成館を出ると、雨は本降りになっていました。
この近くには、異人館など古い建物が何軒かあります。
雨でなければ、そちらにも足を延ばしたのですが...
土砂降りの雨の中、バスを待つ
天文館に行くためのバス停は2箇所あります。
道路の反対側にある路線バスのバス停は観光客で溢れかえっていますが、カゴシマシティビューのバス停はガラガラ。

雨は本降りから土砂降りに。
昨日も同じパターンだったなぁ...
カゴシマシティビューのバスも路線バスも料金は同じ。
路線バスの方が早く天文館に着くのですが、車窓を楽しみたいのでカゴシマシティビューを選択。

運賃は230円。クレカのタッチ決済で支払いました。
次、鹿児島に来た時は、カゴシマシティビューで市内観光をしよう。
今夜の宿は、かごしまプラザホテル天文館
天文館と言えば、鹿児島の天文館。
ホテルの周辺は、キャバクラだらけで、ちょっと治安が心配...
宿泊するのは、かごしまプラザホテル天文館。
フロントの前に自動チェックイン機がありましたが、楽天トラベルで予約したためか利用できず、対面でチェックイン。

今回の予約は、素泊まりシングルルーム。
クーポンやポイントを利用したので支払額は、3,737円。
昨日泊まったホテルユニオンより部屋は狭いですが、水周りも綺麗で、快適に過ごせそうです。

チェックイン時に、ミネラルウォーターを1本いただきました。
私は利用しなかったが、20時から無料夜食カレーというサービスもあって、かなりお得。

夕食のため外出します。
カードキーなので、フロントに寄る必要がないのが嬉しい。
夕食のためアーケード街へ
鹿児島の有名店「天文館むじゃき」の前を通ったので記念撮影。
気にはなりますが、この時期・この時間に「白熊」は、ちょっと...

店内は若者で賑わっていました。
夕食は、うなぎの末吉
17:17 うなぎの末吉に到着。待ち時間ゼロで、店内に。
入店後しばらくすると、満席。
店外に行列ができますが、少ない待ち時間で順番に案内されていたようです。
平日の夜なら、この程度の待ち時間で良いのか...

注文したのは、瓶ビールと鰻丼。
瓶ビールは久々。
キリン一番搾りかサッポロ黒ラベルが選べました。
鰻に合いそうなビールは、どっちか悩んで、キリン一番搾りを選択。

鰻は、うな重・鰻丼の選択。松・竹・梅の選択が必要です。
ここでも悩みに悩みまくって、鰻丼の竹にしました。

鰻は数年ぶり。大変美味しかったです。
ご馳走様でした。
舌代は、3,030円。(ビール580円、鰻丼2,450円)
クレジットカードの使えないお店ですが、PayPayとauPayが使えます。
私はPayPayで支払い。
ホテルに戻ります
ボンタンアメの看板の前で記念撮影。
鹿児島が本社のセイカ食品。
昭和のオジサンならみんな知っている「ボンタンアメ」。
その野外広告の前で記念撮影。

食べたいけど、どこで売っているの?
客引きがウザい
ホテルの近くで、客引きが目で合図してきました。
金を持ってないジジイが、キャバクラに行くとでも? 人を見る目ないなぁ。
2025/10/23 木曜日 朝食を食べてから、東京に帰る
帰りの飛行機は10:10発。
鹿児島市中央卸売市場 魚類市場の中にある食堂で、朝食(刺身定食)を食べたら東京に帰ります。
魚市場で刺身定食って、絶対美味いに決まってる!



