「歩く」ルールで日常を冒険にする

「歩く」ことで、日常を冒険に変えるためのルールを考えます。

日常、近所に徒歩で出かけるのは、近所のスーパーへの買い物を始めとした半径1km以内の生活圏でしょう。そこを超えると自転車や車・バスといった交通手段を使い始めます。今回は生活圏の範囲を超える移動ルールを作ります。

地図上に、自宅から半径5kmの円を描きます

子供のころを思い出してみましょう。
普段遊んでいるエリアから外にでるのに地図を見ましたか。
「この道を行ったら、どこに行くんだろう」っていう好奇心で活動の範囲を広げていったり、狭い路地を抜けるのが好きだったり、通ったことがない道を見つけてはワクワクして歩き回っていた記憶があります。

子供のころワクワクした気持ちを、もう一度感じるための約束事は3つ。

この範囲内では、日常の用事であっても、原則「歩き」で移動するルールにします。

この範囲の移動では、スマホ上の地図は使わず、太陽の方向や地名を見ながら歩き進めます。

行きと帰りで、同じ道を通らないというルールも加えます。
全く違うルートで帰るのも良いし、一本裏道に入るのもあり、帰りは道路の反対側を歩くだけでも風景が変わります。

さて、もう一度地図を眺めて、日常の用事以外で、レジャーとして楽しめる行先を探しましょう。

神社・お寺、地元の観光スポット、美味しい料理店、大型商業施設、映画館、古い地名のついた街道や交差点など色々見つかるはずです。
あなたが、興味のあるテーマで半径5kmの範囲を歩いてみましょう。

公共の乗り物と歩きを組み合わせる

例えば、新宿に用事があるとします。
普段であれば、電車で新宿駅まで行き、所要が終われば新宿駅から帰る。

このような遠出をするときのMyルールを作っておきます。

帰りは最寄駅から電車に乗車せず線路沿いを歩く。歩く時間は、気分次第で良い。
天気が悪いときや荷物が重いときは歩かなくて良い。

こうすることで、用事をすることにプラスして「街歩き」の要素を加えます。

線路沿いを歩くというルールなので、事前に調べたり、歩行中にスマホで地図を調べたりはしません。初めての場所ならば、行きの電車で窓の外を眺めてイメージトレーニングしておきます。

線路沿いを歩くというルールは、テレ東の番組(土スペ)でもありましたね。

もし、同じ場所に毎月のように行くというのであれば、
線路の右(左)のエリアしか歩かない、幹線道路に出て道路標識だけを頼りに歩くなどバリエーションを考えると良いでしょう。