47都道府県全部観光する(21/47は岡山県)
徳島〜香川〜岡山を観光して回る旅の最終日。
昨日は、横殴りの雨の中、香川県の観光をしてきました。
今日は最終日、岡山を観光し東京に戻る日です。
岡山といえば、
きびだんご、桃太郎伝説、倉敷と思っていましたが、友人は「後楽園」と即答。
岡山県は仕事でも行ったことがない場所なので、楽しみです。
4日目(2024/3/27) 岡山を観光
天気は晴れ。4日目でやっと気持ち良く観光して回れそうです。
一日の始まり、ホテルで朝食
朝食バイキング会場に行くと、大変な混雑です。
料理も満足に取れないし、席もなし。
宿泊者に対して朝食会場のキャパ不足。
対策として、部屋に持ち帰れるカレーなどが用意されてましたが、焼け石に水。
味は悪くないので、本当に残念。
朝から不機嫌。二度と東横INNは…
チェックアウトは、自動チェックアウト機でササっとできました。
倉敷へ
予定していたより早い時間に、ホテルを出発。
岡山と倉敷の間は、電車の本数が多いので助かります。
乗車したのは「Urara」という愛称がある最新型車両。
電車は通勤通学客で混んでいて座れませんが、乗車時間が17分前後と短いので問題ありません。
この岡山⇔倉敷間は、東京までの切符から外れた区間。
Suicaで別料金として支払います。片道330円。乗車時間の割に運賃高め。
駅の右手に古そうなアパホテル、左手に天満屋。
岡山と言えば天満屋と妙に興奮する。(天満屋さんは岡山のローカル百貨店さん)
倉敷の商店街を散策
まだ9時台からなのか、商店街はシャッターが閉まっていた。
倉敷観光の帰りにも通って分かったことがひとつ。
流行っているのは飲食店くらい。ここも、シャッター商店街化している。
倉敷の街を散策
思っていたより、数倍良かったというのが「倉敷」。
イメージしていたのが、小江戸と呼ばれる関東の観光地「佐原」や「川越」。
その数倍の規模で古い街並みがあったのが、良かった。
路地裏に風情があって良い感じ。
表通りでは、人が溢れ大賑わい。結婚写真の前撮り方、観光船で巡る観光客…
大原美術館
予定には無かったのですが、大原美術館に寄りました。
美術館というタイプの人間ではないのですが、大原美術館の外観に何かを感じて…
入館料は2,000円。d払いなど様々な決済方法が使えました。
大塚国際美術館にあった、エル・グレコ「受胎告知」の本物が見れたが…
なぜか、大塚国際美術館で見た時の方が感動的だった。
昼食は「神くら」で鰆(さわら)をいただく(めちゃ美味い)
「鰆(さわら)」が美味しいと評判のお店の前に出ました。
少々、お昼ご飯には早い時間ですが、朝食時にあった嫌なことから腹はペコペコ。
「神くら」さんに迷うことなく入店。
入店すると先客は1組だけ。
カウンターに案内されたので、間髪を入れず鰆の刺身と塩たたきW定食を注文。
お値段は2,200円。現金のみ。
これが、めちゃくちゃ美味い。
魚へんに春と書いて、鰆(さわら)。
今(春)が旬の魚を、刺身で頂けるのが岡山県。来て良かった。
再び、倉敷の街を散策
商業地域から外れたところにも倉敷らしい街並みがあります。
街角に道標がありました。
この道は旧道。道標の年号を見ると天保4年。江戸時代後期のものでした。
左と書かれた行先の中に、「吉備津」「お可山道」の文字が読めます。
左に曲がれば、「お可山」(岡山の当て字)に行けたのですね。
「吉備津」があるのは、「吉備津神社」に行く人のためかな…
物知りな人によれば、「吉備津」の横にある文字は「い奈里」(稲荷の当て字)
こちらは、日本3大稲荷といわれる最上稲荷(さいじょういなり)のことでしょうか。
アイビースクエアと倉紡記念館
倉敷紡績(現クラボウ)の工場の跡地にできた施設。宿泊施設と商業施設からなる。
倉紡記念館に入ってみる
「ぶらりと、歴史を散策」とあるように、倉紡記念館に入ってみました。
だって、期間限定で入場料300円が無料。
中はパネル展示が中心だが、こんな昔使っていた道具の展示もあった。
恥ずかしながら「クラボウ」が、倉敷発祥の会社とは知らなかった。
岡山駅に戻って、岡山後楽園へ
倉敷から岡山に向かうために乗車したのは、瀬戸行の列車。
瀬戸駅がどこにあるか分かっていないので、乗る前は岡山に行けるか不安でパニック。
岡山駅から後楽園まではバス。
予定時刻を大幅に遅れて、バスが到着。
前の方に並んでいたので座れたが、車内は大混雑。大半のお客は、岡山後楽園前で下車。
運賃は片道140円。Suicaが使える。
交通系ICをお持ちでないお客さんが多くて、下車に時間が掛かる。
先頭の方で降りたが、反対側のバス停で時刻表を撮影後、振り向いても、まだバスが停車していた。
岡山後楽園を散策
岡山と言えばの問いに、友人が「後楽園」と答えた場所に到着。
65歳以上(シニア)の料金設定がありました。
何と入園料が、一般410円からシニア140円に。
こんな風に風情のある建物がある反面、ほとんどが唯々広いお庭。
これだったら、東京の有名な庭園の方が全然良いな…と。
友人は、岡山と言えば「後楽園」「だけど、行かない方が良いよ」とアドバイス。
下の写真では分かり難いが、橋の上で欧米系の男女が抱き合ったまま、動かず。
通行の邪魔! と怒るべきなのか、度量が試されるシーン。
自分は、イライラMAXで寛容性ゼロ。
夕食は、吾妻寿司さんの「岡山バラちらし」
駅ビルの中にある吾妻寿司さんに入店。
時間が早いため、お客は自分だけ。
テイクアウトコーナーでお寿司を買っていく人が多い。
前日に続いて、独歩ビール。
吾妻寿司さんは、660円で提供。
ビールに合う料理として注文したのは、「岡山ばら寿司」2,100円。
久々に「ままかり」が食べたかったので、迷わず選んだが…
寿司屋で握り寿司以外を食べるのは、人生初。
何となくだけど、「ちらし寿司」の注文は、寿司職人さんに失礼な気がしてました。
「ままかり」は、38年ぶりに口にしました。
帰路へ
18:36 岡山始発の「ひかり522号」に乗車。
東京駅到着は22:27。3時間51分の乗車。
「のぞみ」なら3時間13分で済むのに…。
大人の休日倶楽部の割引で乗るために必要な試練。
その試練に耐えるために必要なものは、
好きな作家のミステリー小説。
「カッコウの卵は誰のもの(東野圭吾)」は、東京駅に着く直前に読了。
東海道新幹線って、全席コンセントが付いていると思い込んでいたが、この列車には無し。
スマホのバッテリーが切れそうだったので、ハラハラしたまま東京へ。
岡山観光の振り返り
今日一日を振り返ると、
岡山後楽園よりも、吉備津神社や最上稲荷を観光すべきだったかも。
次回のお楽しみにしておこう。
倉敷は観光して楽しかったし、美味しいものが食べられたので大満足でした。
この旅行(徳島~香川~岡山)のまとめ
掛かった費用
京都から旅をスタートさせたため、意外と安く四国と岡山を旅することができました。
何に使った (ポイント利用前料金) | 最終支払額 |
ホテル ファーストシーズン(7,100円) | 0円 |
ホテル アネシス瀬戸大橋(6,050円) | 5,150円 |
東横INN 岡山駅西口右 | 6,145円 |
高速バス[京都→鳴門公園](4,300円) | 2,586円 |
JR[鳴門→都区内] 乗車券・特急券 | 17,640円 |
大塚国際美術館 前売り入場券 | 3,160円 |
京都バス 赤の宮→京都駅 | 230円 |
徳島バス 鳴門公園→大塚国際美術館 | 110円 |
徳島バス 大塚国際美術館→鳴門駅 | 290円 |
汐見茶屋 焼き魚定食 | 1,500円 |
Cafe Vincent アイスティ | 500円 |
とみます 刺身膳 他 | 3,366円 |
徳島バス 鳴門駅→鳴門公園 | 320円 |
徳島バス 鳴門公園→鳴門観光港 | 110円 |
徳島バス 鳴門観光港→鳴門駅 | 320円 |
潮風 鯛とすだち鰤の漬け丼 | 1,700円 |
塩がま屋 骨付鳥定食 | 1,490円 |
観潮船+渦の道セット券 | 2,030円 |
アルコール飲料 | 408円 |
JR 宇多津⇔丸亀 | 380円 |
うたまちシャトル | 300円 |
丸亀城 天守閣 入場料 | 200円 |
四国水族館 入場料 | 2,400円 |
綿谷 肉ぶっかけうどん他 | 650円 |
キッチンせとうち アイスコーヒー | 380円 |
さち福 煮サバと大根煮定食 他 | 1,930円 |
アルコール飲料 | 216円 |
JR 岡山駅⇔倉敷駅 | 660円 |
岡電バス 岡山駅⇔後楽園前 | 280円 |
飲料 | 260円 |
神くら 鰆の刺身と塩たたきW定食 | 2,200円 |
吾妻寿司 岡山ばらちらし 他 | 2,760円 |
大原美術館 入館料 | 2,000円 |
岡山後楽園 入場料 | 140円 |
合計 | 61,811円 |
目安としていた旅行費用は71,200円でしたが、実際に掛かったのは61,811円。
目安の金額より1万円近く少なくなったのは、ポイント(9,700円分)を活用したため。
全体の旅行費用をリーズナブルにできたのは、交通費。
きっぷの買い方や大人の休日俱楽部の割引で運賃が下がったことに加え、京都をスタート地点にできたことで交通費を削減しました。