大分・熊本ひとり旅、2日目は阿蘇山を観光

47都道府県全部観光する(43/47は熊本県)

大分・熊本ひとり旅の1日目は、由布院を観光。
天気にも恵まれ、由布岳、由布院温泉、観光を満喫しました。
大分県の郷土料理も、だんご汁・琉球・関アジ・関サバ・とり天・かぼす・麦焼酎と全部頂きました。

大分・熊本ひとり旅の2日目は、九州横断特急で阿蘇(熊本県)に移動して、阿蘇山の雄大な自然を満喫していきます。

熊本県は、「47都道府県全部観光する」の企画では43番目の県です。

ホテル(ラ・ガール大分)の朝食でスタート

いつも通り、朝4時頃には目覚めます。
ベットでゴロゴロしていられないタイプの人間なので、困ったものです。
朝食は6:45から。時間はたっぷり。さあ、どうしよう?

朝食までの過ごし方は、スマホでマンガを読む、ネット・ニュースを確認する…と旅行中にすることじゃない。
テレビは、この時間帯、東京と違い通販番組ばかりで面白くありません。

ラ・ガール大分の朝食
ラ・ガール大分の朝食

朝食はバイキング式。ビジネスホテルなので、おかずの色は茶色が多くなりがち。
ライスと焼きそばの組み合わせって最高~。
野菜や果物なんて食べれるか~ って声が聞こえてきそう。

2025/10/1 水曜 阿蘇山を観光

7:40ホテルをチェックアウト。

天気は快晴。阿蘇山に行くには最適な天気です。

大分駅から阿蘇山は、鉄道とバスで移動

大分駅の入口には、ニワトリの像があります。
てっきり、とり天が名物だからニワトリの像があるのかと…
真実は、九州の東端で日の出が早いことに因んだのだそう。

金のタマゴを生んでいるところが良いよね。

大分駅のニワトリ
大分駅のニワトリ

8:07発 熊本行きの九州横断特急2号に乗車。
2両編成の列車は8:01に入線。指定席車両は満席。

私の隣(通路側)は、中国からの観光客。

九州横断特急
九州横断特急

ネットの情報で奇数列のD席が、眺めが良いと聞いて予約したが、大失敗でした。
この時間帯は、陽が差して眩しい。
最後まで進行方向左側(D席側)はカーテンが開けられず、景色を楽しめないまま終了。

自分一人だったらサングラスをしてでも、カーテンをオープンにしたが、列車混み過ぎで無理。

10:01阿蘇駅に到着。
阿蘇駅のひとつ手前の「宮地駅」で下車する外国人観光客も結構いた。
何があるんだろう?

ちなみに、去年の国慶節に、中国でバズったキーワードは、「阿蘇」「熊本城」。

観光客多すぎだろう、やっとのことで阿蘇山 山頂に

阿蘇で列車を降りると、観光客で改札が大渋滞中。
更にバス乗り場にも観光客が長蛇の列を作っています。
観光客の殆どが中国からの観光客。感覚では90%中国、6%その他海外、4%日本人。

阿蘇駅前からの眺め
阿蘇駅前からの眺め

大型バス3台で、乗客を運ぼうとしていたが、乗り切れたのだろうか。
バス会社の係員が列の人数を数えていたが、横入りする外国人観光客続出で意味なし。

通常はバス2台の運行。
3台目を出しても足りないなんて、恐るべし中国の大型連休。

バスの運賃は片道1,000円だが、タッチ決済で20%offのキャンペーンを利用し800円で乗車。

阿蘇山上ターミナル
阿蘇山上ターミナル

バスの乗車時間は30分だったが、窓側、補助席にも人がいて楽しい気持ちには...

阿蘇山上ターミナルから火口まで、小型バスが出ています。

路線バス3台の乗客に加え大型の観光バス数台分の乗客を、火口まで運ぶには、小型バスはキャパが足りな過ぎ。

火口に行くのを諦め、草千里ヶ浜に行くことにする。
ところが、次のバスは50分後。天気も良いし、歩いても良いかな...

右側の白線の内側を歩いていきます
右側の白線の内側を歩いていきます

草千里ヶ浜まで5km弱、一旦下ってから上る感じ。とりあえずゴール地点は見えている。

道はダンプまで通る車道。
白線で分離された歩道のような場所をヒヤヒヤしながら歩くこと50分。

草千里ヶ浜に到着。
道中、ススキが銀色に輝いている姿を眺められて、良かったです。

草千里ヶ浜駐車場から中岳を眺める
草千里ヶ浜駐車場から中岳を眺める

草千里ヶ浜の駐車場は、観光バスやマイカー(レンタカー)で混んでました。
やっぱり、効率的に観光するならクルマだよね。

昼食は、ニュー草千里でカツカレー

熊本の名物料理を食べたいのだが、牛肉がちょっと苦手な私。
3千円ちょっと払って、苦手なものを食べてもと、悩みまくり。

お腹は空いているのに、食べたいものがない...
観光地価格なのは、しょうがないとしても。

ニュー草千里
ニュー草千里

メニューを散々眺めて、注文したのはカツカレー(1,500円)。
意外とご飯の量が多くて、最後は腹パン。

カツカレー
カツカレー

味ですか?
ハウス食品の「プロクオリティ(中辛)」と同じ味なので、問題なし。

ただ、自宅でも食べられるもので、腹を満たしてしまった悔いが少々。

草千里ヶ浜を散策

インスタ映えスポットというのでしょうか。
動画や写真を撮る若者が大勢います。

草千里ヶ浜
草千里ヶ浜

私も頑張って写真撮りまくったのですが、技術や感性が無いので、映える写真1枚もなし。

ジオパーク(阿蘇火山博物館)を観光

阿蘇火山博物館の入場料は1,300円。
私は、シニア料金で1,100円と、ちょっとだけお得に。

阿蘇火山博物館
阿蘇火山博物館

展示物を観たり、映像を観たり。
正直、1,100円分の満足が得られたかは微妙。

火山系の展示だと、雲仙の「がまだすドーム」の方が面白い。

阿蘇山からバスで阿蘇駅

阿蘇火山博物館前のバス停から、阿蘇駅行きのバスに乗車します。
待っているのは30人弱。

阿蘇駅行きバス 阿蘇火山博物館バス停
阿蘇駅行きバス 阿蘇火山博物館バス停

阿蘇山上ターミナルからやってきたバスは超満員。

乗り切れるか心配してましたが、バスの乗客の殆どが阿蘇火山博物館で下車。
全く問題ありません。

13:50 阿蘇駅に到着。
乗りたい列車は、15:11発の肥後大津行き普通列車。
たっぷり時間があります。駅周辺を観光します。

ウソップ像(ONE PIECE)

恥ずかしながら、ONE PIECEのテレビアニメを観たのは、旅行の1週間前。
事前学習はしたものの、像を見ても感動なし。
順番待ちをして、写真撮影したけど...

ウソップ像(ONE PIECE)
ウソップ像(ONE PIECE)

残りの時間は、道の駅 阿蘇で過ごす

今日も30℃を超える気温です。
阿蘇の山の上にいる時は、過ごし易い気温でしたが、下に降りてくると暑い。

道の駅 阿蘇の売店
道の駅 阿蘇の売店

道の駅 阿蘇に併設された軽食を売る売店に寄ります。

ここで売っているソフトクリームは3種類。
竹原牧場のソフトクリーム、阿部牧場のソフトクリーム、ヨーグルトソフト。

阿部牧場のソフトクリームは、「ASO MILK」というブランド牛乳を使用。

阿部牧場ソフトクリーム
阿部牧場ソフトクリーム

ヨーグルトソフトも魅力的だったのですが、阿部牧場のソフトクリームを選択。

お値段は450円。小さな売店ですが、キャッシュレス対応でした。

看板には、牛乳本来の自然な甘さと書かれているのですが、濃厚な甘さでビックリ。

くまモンと「パラレルワールド ラブストーリー」
くまモンと「パラレルワールド ラブストーリー」

残りの時間は、日陰で読書Timeにしました。

読むのは、東野圭吾の「パラレルワールド ラブストーリー」。
滅茶苦茶、面白い。
映画化もされているので、読了したら映画の方も観てみたい。

熊本市内に到着

阿蘇駅~肥後大津駅~新水前寺駅

15:11発の肥後大津行き普通列車に乗車。
外国人観客の利用も多くて、2両編成の列車は席の争奪戦。

列に並ばず横入りする奴にイラつきますが、言葉が通じないので、文句も言えず...

阿蘇駅
阿蘇駅

途中、立野駅でスイッチバックによる進行方向の逆転がある。
心躍る気持ちになるかと思っていたが、全然...
どうやら、私の鉄分はゼロのようだ。

肥後大津駅で乗り換え、高校生と観光客で超満員の列車は、新水前寺駅に16:26着。

有人改札で駅員さんに途中下車すると告げて、切符を提示。

今夜の宿は、朝食の評価が高い水前寺コンフォートホテル

熊本のホテルも相場が高くて、熊本駅を避けた新水前寺駅周辺のホテルを予約。

ホテルの前を、幹線道路が通っているので、夜うるさいかと思ったが、全く問題なし。
朝まで爆睡してました。

水前寺コンフォートホテル
水前寺コンフォートホテル

2日前に、自動チェックイン用の登録を行うようメールが来た。
登録するとQRコードが発行され、フロントにある自動チェックイン機にかざす方式。

カードキーと翌日の朝食券が発行されて、チェックイン完了。

水前寺コンフォートホテル
水前寺コンフォートホテル

部屋は狭いが、綺麗だし使い勝手も悪くない。
まあ、私は快適に寝れればOKなので、部屋に多くは求めてません。

夕食は、ホテルに併設された居酒屋「くうわ」

ホテルに併設された居酒屋は「くうわ」。
ホテル周辺に飲食店が少ないため、選択肢は無い。

営業時間は17時~。店の扉に、
本日は通常より早い時間に営業終了と看板が出ていた。

居酒屋「くうわ」
居酒屋「くうわ」

最初は、生ビール(690円)だよな。
生ビールとともに、お通し(280円:さつま揚げ?)がやって来た。

ここまでで、970円かぁ…

生ビールとお通し
生ビールとお通し

次に出てきたのは、サービスの馬刺し(0円)と酢モツ(640円)
福岡で食べた酢モツに比べると今一つ。無料の馬刺し(4切れ)は大変美味しかったです。

ホテルから外出する時、アメニティコーナーに置いてある居酒屋の割引チラシを持っていくだけで、馬刺しが無料になるなんて…。何て、嬉しい特典だ!

サービスの馬刺し(0円)と酢モツ(640円)
サービスの馬刺し(0円)と酢モツ(640円)

馬刺し(0円)に続いて、「辛子レンコン(熊本の郷土料理)」を注文。860円。
辛子レンコンにマヨネーズ。
醤油がテーブルになくて諦めたが、追加の味付けは醤油の方が良かったなぁ。

馬刺し(熊本の郷土料理)は、本当に美味しかった。
見た目やイメージで、毛嫌いするのは良くないなぁ。

辛子レンコン
辛子レンコン

ここで2杯目の飲み物。
「豊永蔵のこころ」という、熊本の米焼酎を水割りで注文。

豊永蔵のこころ(豊永酒造)は、熊本県限定の品。
ここでしか味わえないという特別感が堪らない。

「豊永蔵のこころ」
「豊永蔵のこころ」

追加した料理は、特製ごまだれカンパチ。
海苔がたっぷり乗っていて、美味しかったです。
値段が780円は、少しばかり高い!

特製ごまだれカンパチ
特製ごまだれカンパチ

最後に焼き物を追加。

うずら(170円)、つくね(180円)までは、納得の味。
柚子胡椒ささみ(200円)で〆。

うずら(170円)、つくね(180円)

値段と料理の量と質がバランスしていない気もするが、今夜の舌代は4,300円。

2025/10/2 木曜 熊本市内を観光後、帰路へ

今日も快晴。
水前寺成趣園、熊本城などを見て回わったり、熊本ラーメン、サラダちくわ、からし蓮根、いきなり団子を食べたり。
熊本らしさを堪能して、帰路につきます。