47都道府県全部観光する(17/47は石川県)
4日目は、石川県を観光していきます。
実は石川県は何度も来ている場所。
行ったことがない「輪島」を観光する予定でした。
残念ながら、2024/1/1に発生した令和6年能登半島地震のため、輪島観光が不可能に。
2024/3/7 木曜日 最終日は金沢港・大野を観光
数日前の雨予報は外れ、薄曇りの天気になりました。
雨なら金沢市内の博物館と思っていましたが、急遽、天候に合わせ行先を変更。
金沢からアクセスできて、行ったことがない場所として選んだのは、金沢港・大野地区。
事前調べ無しで行くのも、ひとり旅の楽しいところ。
ホテルで朝食後、出発
ガーデンホテル金沢の朝食は、バイキング。
朝食をしながら、バスの時間を調べておきます。
料理の種類や味は、ビジネスホテルの標準的なレベルだと思います。
![ガーデンホテル金沢 朝食](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307065339.jpg)
食事会場にやってきていたのは、ビジネスマン(1人)や卒業旅行中の学生さん(数名の団体)。
案内係の方が、おしぼりを置いた場所が予約席になるシステム。面白いが分かり難い。
金沢駅からバスで金沢港クルーズターミナルへ
金沢駅西口のバスターミナルから出発。
金沢港クルーズターミナル行のバスの本数は少ないが、大野地区に行くバスは他にもあります。
事前の調べが足りてないので、本数の少ないが確実に目的地に行けるバスを利用しました。
![金沢駅西口のバス停(6番乗り場)](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307091750.jpg)
北鉄バスは、現金のみ対応。
このルート(金沢駅~金沢港クルーズターミナル)は、運賃300円。
信号待ちの時に車内で両替しておきます。
![北鉄バス](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307094827.jpg)
終点の金沢港クルーズターミナルで下車したのは、私と地元の方らしい男性1名。
平日、金沢港・大野地区に観光に来る方は殆どいません。
穴場スポットをじっくり散策できそうです。
金沢港クルーズターミナル
客船が着岸したときだけ、賑わうのだと思います。
今日は、従業員以外、誰もいなくて静まりかえってました。
![金沢港クルーズターミナル](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307104642.jpg)
展望デッキも使い放題。
誰もいません。
![金沢港クルーズターミナル展望デッキ](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307095245.jpg)
クルーズターミナル前の岸壁には、海上保安庁の巡視船「のと」がいました。
![海上保安庁巡視船のと](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307095328.jpg)
海の食堂BAY ARCEで贅沢なひと時を
お茶をするという習慣がないのですが、何かに導かれるように「海の食堂BAY ARCE」に入店。
お店に入った瞬間、別世界に飛び込んだような景色が広がっていました。
まるで地中海のリゾート地にいるような… (行ったことないけど)
これまでの人生で一番居心地の良い飲食店でした。
![海の食堂BAY ARCE](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307101138.jpg)
加賀紅茶のホット(550円)を注文。
読書をしながら紅茶を堪能しました。
こんな居心地の良いお店に出会えて、今日は運がありそうです。
麹パーク
大野地区を散策中していると、「ヤマト醤油味噌」の工場が見えてきました。
![ヤマト醤油味噌](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307110831.jpg)
ヤマト醤油味噌の敷地内に、「麹パーク」という何やら面白そうなものがあります。
![麹パーク](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307111844.jpg)
体験コーナー、飲食店、物販店で構成されている麹をテーマとした観光スポット。
ここでやっと、観光客と遭遇。
「発酵食美人食堂」では、美味しそうなランチが提供されているのですが、会員制で事前予約が必要。
残念、一見さんお断りでした。
そろそろ、お腹も空いてきたので、飲食店を探しながら散策を続けます。
砲台を見学
からくり記念館に向かう途中で、お台場を発見。
「大野お台場公園」の案内図を見ると、「お台場跡」とあります。
ちょっと寄り道していきます。
![大野お台場公園](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307113015.jpg)
お台場跡には砲台がありました。
![大野お台場公園 砲台](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307113321.jpg)
こんな短い大砲で、役に立ったのでしょうか
飲食店探し
お腹が空いてどうしようもないので、からくり記念館に行く前に昼食にすることにしました。
googleマップで検索をすると、お寿司屋さんと食堂が近隣にあります。
実際に行ってみると、
食堂は閉店したのか見つかりません。
寿司屋の方は、建物が立派で、敷居が高そう。
店の前で、口コミやメニューなど検索。
値段も庶民的だし、口コミ評価も高い人気店のようです。
ここに決めた。
昼食は、割烹 宝生寿し
さんざん悩んで、「宝生寿し」に入店。
人気店だけあって、次から次とお客さんがやってきてました。
元々、観光客が少ない場所なので、来るお客さんは地元の方が多そうです。
![割烹 宝生寿し](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307122752.jpg)
5分ほど待ってカウンター席に案内されました。
コの字型に並んだカウンターに板前さんが3人。
テーブル席のほか、2階には個室もあるようです。
![宝生寿し ランチ先付け](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307120054.jpg)
注文したのは、平日限定Aランチ。2,640円
先付けに「なまこ酢」
上にぎり9貫、味噌汁
デザートは、ほうじ茶アイス。
![宝生寿し ランチにぎり](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307120502.jpg)
味も、見た目も美味しいお寿司でした。
もっと食べたいという気持ちを開放してしまうと、この2倍の量は食べれます。
ということで自制しました。
![宝生寿し デザート](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307122026.jpg)
こちらのお店は水曜が定休日ですが、臨時休業の日もあるそう。
何も調べずに行って食べられたのは、ある意味ラッキー。
からくり記念館へ
食事後は、徒歩で「からくり記念館」へ。
入場料は500円。
現金かPayPayでの支払い。私はPayPay払いを選択。
![からくり記念館](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307124023.jpg)
金沢港大野地区で観光スポットは限られてます。
かなり期待して、「からくり記念館」に行きました。
入場料500円は納得がいかん! というのが私の感想。
![からくり記念館](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307130258.jpg)
帰りのバス待ち中、金沢港クルーズターミナル内で見つけたのが、からくり記念館割引券。
そこに書かれていたのは、1年前なら250円で入館できたという事実。
![からくり記念館割引券 50円引き](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307140212.jpg)
金沢港クルーズターミナルから金沢駅、金沢観光へ
金沢港クルーズターミナルに戻ったのが、13:50。
バスは14:10発。
金沢港クルーズターミナル内で、時間を潰していると、コスプレーヤーが登場。
良いものが観れました。
![金沢港クルーズターミナル バス停](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307094838.jpg)
金沢駅西口までは、約30分の乗車。
大桑本町行のバスなのですが、金沢駅から先は香林坊などを通る路線です。
そのまま乗車するか悩みましたが、情報不足で判断できません。
結局、金沢駅西口バス停で下車。
後で調べると+70円で近江町市場まで行けました。
ひがし茶屋街などを散策
帰りの新幹線は19:21。まだ、たっぷり時間があります。
徒歩で、金沢の中心部を散策することにしました。
![金沢文芸館](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307151643.jpg)
主計町の料亭街はびっくりするほど誰もいません。
![主計町料亭街](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307151850.jpg)
ひがし茶屋街は、さすがに混んでました。
![ひがし茶屋街](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307153545.jpg)
半年前に金沢に来たときは、オーバーツーリズム。
バスにも乗れなかったので、これくらいの混雑具合の方がありがたいです。
![浅野川](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307154722.jpg)
街を散策していると、卒業式帰りの方を多数みかけました。
そういう季節なんですね。
![尾山神社](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307162853.jpg)
尾山神社で参拝。
何度も来ているのに、寄りたくなる魅力はどこにあるのだろう。
少し早い夕食は、いつもの店
金沢を訪れるたびに行くお店があります。
今回は行くまいと思っていたのに、気が付いたらお店の前に並んでました。
17:00の開店と同時に入店。「グリル オーツカ」さん。
![グリル オーツカ](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307172824.jpg)
ハントンライス(普通盛)は、1,150円。
普通盛が350g。小だと280gという説明がありました。
![ハントンライス](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307171320.jpg)
たまにはハンバーグって言いたいのに、気が付くと「ハントンライス」って言ってる自分。
私にとって金沢の味は、海鮮よりハントンライスなんだよね。
お土産は、いつもの「日本酒」と「きんつば」
駅ビルの中のお土産屋さんで、いつもの「日本酒」と「きんつば」。
毎回、これしか買わない定番品。
![加賀の月](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_20200703_083445.jpg)
加賀の月(満月)は、純米吟醸酒。フルーティで飲みやすいところが好き。
中村屋さんのきんつばは、上品な甘さがやみつき。
2つ合わせて3,000円でした。
![中村屋のきんつば](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240308154326.jpg)
東京では、石川県のアンテナショップで買えたはず。
きんつばは、渋谷ヒカリエでも買えるが、渋谷に行かないので…
駅の待合室で時間を潰して、東京へ
新幹線の発車時刻まで待合室で読書。
「英雄の書(宮部みゆき)」は下巻まで来たけど、旅行中に読み切れなそうです。
待合室にいると、テレビで見かける有名人が3人。楽しそうに歓談してました。
こういうのも、ラッキーっていうのか。
![北陸新幹線](https://fjm-explorer.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG20240307190927.jpg)
19:21発の北陸新幹線かがやき516号は、富山から満席。
隣の席には、大柄な男性。3列シート側の席を取れば良かった…
4日間使い倒してきた「北陸フリーきっぷ」で地元駅まで移動。
22:40 帰宅。
この旅行のまとめ
掛かった費用
予算は65,000円でしたが、実際にかかったのは57,564円。
3泊4日の北陸旅行が、この費用で収まるとは思わなかった。
お土産代(3,000円)は、Myルールで計算外にしていますが、それを入れても予算内でした。
何に使った(正規料金) | いくら掛かった |
富山ホテルグランテラス(5,780円) | 80円 |
ホテルエコノ福井駅前(7,100円) | 5,200円 |
ガーデンホテル金沢(3,900円) | 2,100円 |
金沢 宿泊税 現地払い | 200円 |
JR 北陸フリーきっぷ | 22,410円 |
バス代 高岡駅南口屋→佐野新町 | 190円 |
バス代 金沢駅西口~金沢港 往復 | 600円 |
えちぜん鉄道 恐竜交通セット券 | 1,500円 |
氷見市場食堂 海鮮丼 | 1,880円 |
きときと寿司 回転すし | 5,544円 |
まるさん屋 浜焼き鯖御膳 | 2,310円 |
頂き枡 飲食代 | 4,950円 |
恐竜博物館レストラン ボルガライス | 1,500円 |
魚菜屋 海鮮丼とビール | 2,200円 |
海の食堂BAY ARCE 紅茶 | 550円 |
宝生寿し 平日限定Aランチ | 2,640円 |
グリルオオツカ ハントンライス | 1,150円 |
アルコール飲料 | 250円 |
ミネラルウォーター 3本 | 390円 |
敦賀赤レンガ倉庫入場料 | 400円 |
福井県立恐竜博物館入場料 | 1,000円 |
からくり記念館入場料 | 500円 |
お賽銭 | 20円 |
合計 | 57,564円 |
別勘定で、お土産代 | 3,000円 |