益田ミリさんの「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」を読み終えた後、行ったことがない都道府県が結構あることに気が付きました。
自分が行ったことがない都道府県を数える
「一度も行ったことがない県」が、15県。
「観光をしたことがない」という範囲まで広げると、21府県。
日本の45%の都道府県に観光したことがない結果になりました。
人並みに家族旅行には出掛けていたのですが...
皆さんは如何でしょうか?
筆者の周囲で、47都道府県制覇をしているのは、ゼロ人でした。
日本に生まれ育ったのに、約半数の都道府県は、実際に行ったことがありません。
『それで良いのか?』
日本の5割弱を「知らないまま死ねるか」
「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」の作者は、47ヶ月と220万円掛けて、47都道府県を旅行しています。
筆者は、定年退職者、『時間はタップリ』あります。
しかも、単身者。『いつでも、身軽に行動』できます。
無いのは「お金」
定年退職した年(2019年)に立てたライフプランは、物価高騰と甘い見通しの結果、風前の灯火。
娯楽費を削らなければ、将来生活破綻する可能性もあります。
1週間、悩みに悩んで出した答えは、
「47都道府県 全部旅行する」
「64歳の今から始め、68歳になる前日までに終わらせる」
旅行の予算を立てる
ざっくりですが、
日本一周の旅に出るなら、100万円、期間2ヶ月で実現可能です。
毎月1回のペースで、47都道府県をじっくり観て回るなら、240万円以上必要です。
宿泊と交通費がセットになったダイナミックパッケージの価格から算出した必要金額は186万円。
私が用意できた旅行資金は、160万円。
これが、ギリギリ出せる金額でした。
第一条.予算を守るためのルール
限られたお金で旅行を楽しむにはルールが必要です。
- 日帰り旅行は、一回6千円以内。10都道府県以上、日帰りで旅行する。
- ポイントやクーポンを利用した場合は、ポイント利用分を値引きと見なす。
- 徹底的に安い切符と宿泊先、割引クーポンを探す。
- 公共交通機関を利用し、自家用車やレンタカーは使用しない。
- 宿泊を伴う旅行時の現地交通費+食費+体験費用は、7,500円/日で予算化。
第2条.面白い旅をするためのルール
旅の重要な要素である、『非日常』。
- 旅行では、必ず『初めての〇〇』をすること。
- その土地ならではの食べ物や飲み物を頂く。
- 行った土地らしいものを観たり、体験する。
これがひとつでも無かったら『47都道府県の旅』としては認定しないことにしました。
第3条.その他のルール
- ひとり旅をする。
- 旅行中に読む本を一冊持っていく。
- 予算内に収まらないと分かった時点で、清く全県制覇を諦める。
- 最後の旅行先は、沖縄県とする。
- お土産代は別腹として費用にカウントしない。
- ジパング倶楽部の年会費は旅費に含めない。